底なし沼 (新潮文庫)

著者 :
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (657ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101323527

感想・レビュー・書評

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  • 書店の平積みに手を出して大失敗。なんだかグロテスクな内容だけが、頭にこびりつきました。ストーリーが後半から首尾一貫せず、なんだかその場その場で盛り上がりを作っている気がして仕方がない。あと付けでの登場人物や、いつの間にかいなくなった脇役、突然トーンダウンする準主役。闇金融の怖さも、怖いぞ怖いぞの連呼で、怖さ半減。「真の闇金をえぐる極悪金融小説」じゃないぞ、これは。誇大広告しないでよ!久しぶりの”底なし沼”的感想です。

著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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