不倫純愛 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
2.23
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本棚登録 : 226
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101323534

作品紹介・あらすじ

結婚生活が十五年を超え、夫婦の夜の営みを重荷に感じていた編集者・京介。そんな彼をなぜか人気作家・岡セイジの美人秘書・澪香が誘う。背徳とは知りつつ、過激な情愛に溺れていく美女と野獣。一方、その関係に気づいた岡は、京介の妻・真知子にそっと魔の手を伸ばして-。愛欲に身を任せる四人の男女。その官能の果てに待ち受ける現実は?「黒新堂」が描いた究極のエロス。

感想・レビュー・書評

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  • レベルの低いエロ小説。
    ひねりも落ちもない。
    やっつけ仕事の感が半端ない。

  • オトコがかんがえる「すごいセックス」がこんなのだったら、だいたいのオンナはオトコとえっちしたいとおもわなくなってるはず。

  • しょーもな。
    中身がなさすぎて黒くもない。

  • 2015年11月6日読了。
    2015年193冊目。

  • 20150620

  • 2011/7/23

  • 黒新堂というほど黒さもなくエロいだけ。

    不倫にもいろいろあるだろうが
    これは純愛ではないだろう。

    ケータイ小説だったそうで納得。

  • 新堂さんの作品でこれほどつまらなかったのは初めて。夫婦がただスワッピングしてるだけの話で深みもひねりもない。ガッカリ。

  • 編集者が作家の愛人と、作家が編集者の妻とW不倫するお話。

    要はスワッ…ですね。
    エロ9割で胸やけするほどです。
    陳腐な官能小説みたいで、どこに純愛要素があったのか解説してほしい所。
    しいていえば妻が「私も不倫してたの、お互いのキレイな記憶を汚したくないから別れましょう」…っていうくだりかなぁ。
    ラストで編集者も妻も恋人も岡セイジの掌で上手く転がされていた事が分かるんですが、何とも不毛な結末でした。

  • この人の作品大っ嫌いだったの忘れてた。

  • 普通。読みやすくて、すぐに読めちゃったけど。それだけ。

  • 敏腕編集者と作家の秘書の官能的な恋愛
    そんなシチュエーションが凄く魅力的な一冊でした

    でもそれだけでは終わらず、最後にはとんでもないどんでん返しが。。。

  • はて。「純愛」というものはいったいどういうことをさすのだろうか。
    不倫には「純愛」という言葉を続けることができるのだろうか。
    そう不思議に思って本書を手にして実際に読んでみた。
    体の関係がなくなり、倦怠期ともいえる夫婦が出会ってしまう「刺激のある異性」との恋愛について書かれている。
    もちろん、夫婦が配偶者以外の異性と肉体的に出会うことは不倫とされるのだが。
    著者による性描写はまるでその場で情事がおこなわれているかのごとくに錯覚してしまうほど生々しい。
    読み進めていくうちに明らかになる「性癖」もまた、読んでいる側からすれば興奮してしまうのは否めない。
    描写のすばらしさ、そして情事が進むにつれて・・・つまり感情が近づくにつれて明らかになる本性の描写のバランスには圧巻とさせられる。
    だが、「純愛」の部分はどこにいってしまったのだろうか。最後まで読み進めたら純愛の意味はわかるのだが、それまではただの描写力のある不倫の物語としか言いようが無いのが残念なところである。
    もっと内容が濃いものであったら、読み物として十分であるように思える。

  • 2011/4/26読了。
    薄っぺらい話だった。

  • フランス書院みたい。セックスの描写より心情の変化や主人公の過去など、他に伝えたいことがあるはずだが?

  • どんな映画?!

  • 2011.1.22

  • 出張の時に立ち寄った本屋で新潮文庫の官能小説がまとめられていたので,この本と併せて2冊購入。官能シーンも普通だし,話の流れも特におもしろみがなく,きわめて普通。素人が書いた小説みたいでした。官能シーンについてですが,エロ小説家でない人が書いたエロ小説って,すぐに男が軽めのサド的な行動(言葉責め,スパンキングなど)をとってしまうことが多いような気がするのですが,どうしてでしょうか。

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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