七つの危険な真実 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2004年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101327396

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七つの危険な真実 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 大御所の作品で編まれただけあり、安定感はあり。しかし驚きや新鮮味には欠けているのが残念なところ。お気に入りは連城氏の作品。

  • お気に入りが増えるかと思ったけど。

  • 危険な真実がテーマのアンソロジー。

    赤川さんの話は、そうだろうな、という始め。
    とはいえ、まさかそんなきっかけがあろうとは…。
    まさかの現実に、こんな現実嫌だ、な気持ちが。
    しかし人の心の中や思考回路なんか
    矛盾だらけ、です。

    連城さんのは、自分がこうなる立場なら
    気が付いてしまう立場なら、と考えてしまいます。
    人としての選択はこれですが、仕事としてなら
    問題ありですが、人としてなら…と
    ループに入りそうな状態。

    最後の北村さんは、前に読んだ事がある本の収録話。
    しかしすっかり忘れてしまっていました。
    危険な真実、ですが、上澄みだけ読んでしまえば
    不思議なおとぎ話、のような内容です。

  • 短編なので、気分転換にどれも良かった!個人的には「過去からの声」が気に入った。

  • 透き通った一日/赤川次郎
    マッチ箱の人生/阿刀田高
    返事はいらない/宮部みゆき
    福の神/乃南アサ
    過去からの声/連城三紀彦
    襲われて/夏樹静子
    眠れる森/北村薫

    阿刀田高にわくわくさせられて、
    宮部みゆきのラストにぐっと惹きつけられて、
    乃南アサは出来すぎてたけど満足。

  • さすがの短編集です。
    いい本でした。

  • ・透き通った一日
    なんか安っぽい。ふふんって感じ。
    ・マッチ箱の人生
    偶然が偶然を生んで真相が見えちゃうこの雰囲気は好きです。
    ・返事はいらない
    いちばんよかった。久しぶりに使ったサイトの暗証番号が別れた恋人関連のものだとなんとも言えない気持ちになるよなあ。
    ・福の神
    上手く行きすぎではないだろうか。微妙。
    ・過去からの声
    ミステリ!って感じの作品。流れが綺麗。
    ・襲われて
    わかりやすいし安いドラマっぽいけど終わり方は嫌いじゃない。
    ・眠れる森
    だから何って感じの変な作品。何故これがトリなんだ?

  • 平成27年2月13日読了

  • 「眠れる森」が一番好き。

  • 有名な作家が参加されてる割にどれもイマイチだなあと思ったら最後の「本書は人権団体アムネスティへの賛同がこめられている」とか書いてて何か納得した。方向性決められちゃうと面白い話は作りにくいんじゃないかと。

  • 昔買ったままだったアンソロジー

     「透き通った一日(赤川次郎) 」はどうも背景というか登場人物たちが気に入らない。あちこちに男女関係がありドロドロし過ぎ。テーマはある意味ハッピーエンドなんだけどなぁ。

     なんか意味がわからん「マッチ箱の人生(阿刀田高) 」は私の読解力不足か? 筋に関係ないけど、販促品のマッチって最近は見かけないなぁ。

     スッキリ再読の「返事はいらない(宮部みゆき) 」は後味が良い作品だ。

     そしてアンソロジー中もっともハートウォーミングな「福の神(乃南アサ) 」。このエンディングはすばらしい。あいさつはだいじだなぁ。いいお話だ。

     そして、けっこう好きな「過去からの声(連城三紀彦) 」。一人語りのトーンがいい。二重誘拐なんて発想もいい。

     「襲われて(夏樹静子) 」は女心が理解できずにおもしろくはなかったな。筋が読めたからどんでん返しを期待したけど、なにもなかった。

     ラストはさっぱり意味不明の「眠れる森(北村薫)」。この作品は嫌いだ。

  • 読みたいと思いつつ中々手の出せない作家さんが多かったので、興味を惹かれ拝読。

    読みやすい、といった印象で、飽きることなく一気に読み終えてしまった。
    危険な真実も、場合によっては危険でないかもしれない。

  • 短編アンソロジー。阿刀田『マッチ箱の人生』、宮部『返事はいらない』が星3つ。

  • 12/11/03 赤川次郎、初めて読んだ。

  •  敬遠していた赤川次郎作品だったけれど、久々に読んでみるとなかなかに面白かった。アンソロジーはなんとなく読めていなかったり、苦手だった作家の作品をふと読んでみるきっかけになる。

     真実が主題というよりも、真実の裏の真実、というものがテーマであるように感じた。薄くて読みやすい。

  • 色んな作家の話が読めるアンソロジーは、たまに読むにはとてもいい!
    このアンソロジーは、人の心の裏側を描いたものが多く、感慨深い。

  • ミステリ短編集。錚々たる名前が著者に並んでいるので、短編好きの人は読んでみてもいいだろう。

  • 透き通った1日。赤川次郎。

    死んだと思われた、少女。
    実は誰かに屋上で後から押されて転落したとのこと。

    学校の先生、両親、同級生の本音と嘘が露見する。
    一人、中のよかった同級生が,「自分が殺した」と告白する。

    そこで息を吹き返す。
    短編ならではの,ひねりの利いた一編。

    後味はあまりよくはないが,
    人が亡くなるより,生き返ってもらった方が嬉しい。

    この後の複雑な人間関係がどう収まるかが心配になる。

  • ◆透き通った一日――赤川次郎(書き下ろし)
    ・・・気が付いたら保健室のベッドで寝ていた私。そして先生も友達も誰も私に気付いてくれない。もしかして私、死んでしまったの?
    ◆マッチ箱の人生――阿刀田高(「マッチ箱の人生」より)
    ・・・偶然隣に座った女性が、なぜか自分が経営する店の新しいマッチを持っていた。このマッチは店の常連の3人の男性にしか渡していない。ということは、その3人の内の誰かと関係があるということで・・・。
    ◆返事はいらない――宮部みゆき(「返事はいらない」より)
    ・・・自殺を止めてくれた夫婦に誘われ、ある犯罪行為に手を貸した千賀子。自分をフッた男への復讐のつもりだったが、ひょんなことから足がついてしまった。
    ◆福の神――乃南アサ(「不発弾」より)
    ・・・常連ではあるが、酒癖が悪いので騒ぐことも多く、実は迷惑に思われている池内。会社でもとても戦力になっているとは思えないのだが、どうやらそんな池内をマークしている同業者がいるようだ。
    ◆過去からの声――連城三紀彦(「夜よ鼠たちのために」より)
    ・・・僕が刑事を辞めた本当の理由・・・それを、ずっとコンビを組んでいた岩さん、あなたには知っていてもらいたい。
    ◆襲われて――夏樹静子(「見知らぬわが子」より)
    ・・・家への近道の境内で誰かに襲われた村越とも子。寸でのところで男に助けられたが、代わりにその男が刺されてしまった。なんとか襲ってきた男の特徴を思い出そうとするが・・・。
    ◆眠れる森――北村薫(「小説新潮」'03.7月掲載『語り女たち』を改題)
    ・・・”不眠症の画家の展覧会”で会った友人は、その画家の生地に行ったことがあり、そこで「眠れる森」にも行ったのだという。

    以上7編のアンソロジー。どの話も一応最後に隠された真実というのがあるが、どれも軽め。

    正直どれもイマイチで、記憶に残るものがない。【透き通った一日】は対象年齢低め?安っぽい青春ドラマにしか思えなかったし、【眠れる森】にいたっては内容を理解できず。やっぱり合わないのかなぁ、この作家さん。

    ◆返事はいらない・・・ある刑事(実は退職している)に真相をつきとめられてしまうのだが、その理由がなる程なぁと。気が付きそうで意外に見落としてしまう落とし穴なのかも。ああいうのって、実は本当に何の関連もない数字を設定している人ってごく少数なのではないだろうか。しかしこの犯罪で使われた銀行システムの穴、現実には無いよね?(不安)

  •  赤川次郎、阿刀田高、北村薫、夏樹静子、乃南アサ、宮部みゆき、連城三紀彦。ミステリ短編七本を集めたアンソロジー。

     完全に宮部さん目当てで買ってから、宮部さんの「返事はいらない」は既読であるという事実に気がつきました。なんてことだ……!
     で、でも、久しぶりに読めたからいいんです。そ、損なんかしてないし!(意地)

     冗談はさておき、たぶん十年以上前に読んだきりだったので、この機会に再読できてよかったです。これ、こんないい話だったんだ、とびっくりしたので、昔読んだときと、やっぱり考え方や感じ方が変わってきてるんだなあと、ふとしみじみしたり。

     ほかの短編もそれぞれ面白かったです。連城三紀彦さんの『過去からの声』が好きでした。刑事ものです。トリックや推理にはあまり興味がなく、人間の心を描いたミステリが好物の私には、かなりツボでした。
     不覚にも連城さんの作品、これまで未読でした。そのうち何冊か買ってみようと、ひそかにもくろんでいます。

  • 赤川二郎、阿刀田高、北村薫、夏樹静子、乃南アサ、宮部みゆき、連城三紀彦、ショートストーリー。

    一話が短いので移動中や待ち時間に読めるので気楽に楽しめる。

  • 「眠れる森」北村薫 (『語り女たち』に収録)

  • (収録作品)透き通った一日(赤川次郎)/マッチ箱の人生(阿刀田高)/事はいらない(宮部みゆき)/福の神(乃南アサ)/過去からの声(連城三紀彦)/襲われて(夏樹静子)/眠れる森(北村薫)

  • 赤川次郎、阿刀田高、北村薫、夏木静子、乃南アサ、宮部みゆき、連城三紀彦。7名の作家の、真実をキーワードにした短篇集。

    文庫出版当時手にした時には、「人気ミステリー作家たちの作品が手軽に読めるお徳本」というミーハーな気持ちで、さらりと読んだ気がする。

    時を経て読み返してみると、7名それぞれの持ち前というのか、匂い、空気感…個人的にそれぞれの作家から一番強く感じる個性が、短篇ながらみごとに味わえる作品がそろっていることに、驚いてしまった。

    赤川次郎が描く人の寂しさや残酷さ、特に若い世代の心に見える光と闇は、いくつになって読んでも深く胸に残る。あの軽妙なタッチとのギャップが、不思議な存在。

    乃南アサといえば、描かれる女の怖さ、醜さがすぐに思い浮かぶ。若い時は自分とは少し距離のある存在だった作中の‘女’が、読み返した今、生々しく、そしてどこか同情すべき存在として感じられ、そんな自分に驚いたりして。

    どの作品にも、どこかしら‘若さ’‘勢い’があって、ぎゅっとつまった氷の結晶のような透明な感じがある。その後に書かれた作品をたくさん読んできて、それぞれの作家の多面性も味わってきたところで、各人の核の部分を改めてかじってみた…そんな新鮮な体験ができた再読でした。

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七つの危険な真実 (新潮文庫)の作品紹介

あの時まで気づきもしなかった、友達や先生や家族に、別の顔があることを…。中学生の少女が真実に目覚める瞬間を切り取った、赤川次郎による珠玉の書き下ろし小説「透き通った一日」をはじめ、当代ミステリ界の名手七人が、愛と憎しみ、罪と赦しの間でたゆたう人間の心の転機を、鮮やかな筆致で描き出す。人権団体アムネスティへの賛同もこめた、文庫オリジナル・アンソロジー。

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