- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101327396
作品紹介・あらすじ
あの時まで気づきもしなかった、友達や先生や家族に、別の顔があることを…。中学生の少女が真実に目覚める瞬間を切り取った、赤川次郎による珠玉の書き下ろし小説「透き通った一日」をはじめ、当代ミステリ界の名手七人が、愛と憎しみ、罪と赦しの間でたゆたう人間の心の転機を、鮮やかな筆致で描き出す。人権団体アムネスティへの賛同もこめた、文庫オリジナル・アンソロジー。
感想・レビュー・書評
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赤川二郎、阿刀田高、北村薫、夏樹静子、乃南アサ、宮部みゆき、連城三紀彦、ショートストーリー。
一話が短いので移動中や待ち時間に読めるので気楽に楽しめる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
透き通った一日
赤川次郎
幽体離脱した少女が周囲の真実を知る
マッチ箱の人生
阿刀田高
マッチ箱から気付いた真相
返事はいらない
宮部みゆき
老夫婦の計画に加わった女性
福の神
乃南アサ
小料理屋の迷惑な客
過去からの声
連城三紀彦
誘拐事件の真相
襲われて
夏樹静子
境内で襲われた女性を救った男の真実
眠れる森
北村薫
ある国の不思議な森 -
心が温かくなるのは、福の神
ナイスタイトル!と思ったのは、マッチ箱の人生
ミステリーとして楽しめたのは、過去からの声 -
七人の作者による七つの短編集。それぞれ話の雰囲気が違くて面白いし、自分の好きな作風はやっぱりこれ!って改めて感じられた。
(「福の神」が1番気に入った。次いで、「過去からの声」「襲われて」が良かったかな。) -
珠玉の小説7篇を読むことができて大満足。読みごたえありです。
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久しぶりの赤川次郎、そして宮部みゆきはやはりおもしろい。
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何年か振りに赤川次郎に作品を読んだなぁ。しかし、話の途中でだいたい分かってしまったのが残念だったし、不倫カップル多くない?と思った。
宮部みゆきの「返事はいらない」も良かったなぁ。やっぱり好きだな、宮部みゆきのミステリーって。
あと乃南アサの「福の神」も何気に好き。ああいう上司いるよなぁと思ったし、最後が良かったな。
いろんなミステリーがあって面白かった。
2019.6.23 読了 -
7人の大人気作家による「真実」をテーマにした
アンソロジー
どの作品も心に寄り添ってくれ
安心感のある1冊
宮部みゆきのは、やっぱりいいなぁ~