ワイルド・ソウル 下 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
4.25
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本棚登録 : 1986
感想 : 175
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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101329741

感想・レビュー・書評

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  • 一気読みした。

    山本さん、そんな話を秘めてたとは…

    上巻は読みながら悲痛な気持ちになったけど、最後は爽快感のある締め方で面白かった!

  • 後半の盛り上がりは良かった。やっぱり警察が出てくると楽しいね。最後もまぁ良い結末って感じ。

    ブラジル移民の話は何となく知ってたけど、これは全て事実なんだろうか?としたら、日本政府は相当悪いな。こんなことをしたらダメ。お国の為とかどの口が言ったんだろうねぇ。。

  • どうなる?どうなる?で下巻に突入! 危機迫ってる時でも、ケイの軽さが上巻よりも際立ってきて、貴子との、やり取りも何だか笑いが出る程に。後半に進むにつれ・・・アレ?まさかの爽やかな感じで終わり?って、もっと違う感じかな~って思ってたので、最後の終わり方は予想外でした。 上巻のスピード感、スリル感が 最後のケイと貴子の流れにほっこり系に(笑) これはこれで良いのかしら。。。 歴史上の「事実」を元に書かれているのですが、アマゾンの僻地に夢を持ち、移住した方達の過酷な真実を知らなかったので読み応えはありました!

  • 途中、理詰めの推理小説というか、スパイ小説的にも見えてきて、飽きさせない。最後には予想外?のどんでん返しも待っている。読んで損はない一作。

  • これぞ小説の王道というべき大傑作。重厚なテーマ、喜怒哀楽、出だしからアクセル全開の疾走感たっぷりの書きっぷり、読後の爽快感ともう終わってしまうのかという喪失感。今更ですが著者の素晴らしさを実感しました。別作品も読みたいと思います。

  • 政府のせいでアマゾン牢人となった人々の復讐劇。

    清々しく終わったのが良かった。

  • おもしろかった。結局振り返ってみると、思い通りに行かないことばかりだったのに、なぜか人生はハッピーだと思わせてくれる。そして気持ちのいいエンディング。戦後のブラジル移民の話は知らなかったので勉強になった。

  • 長かった!

    前後半合わせて1000ページ!!

    前半何らかの仕掛けを画策していたケイと松尾、そして山本・・・
    彼等の仕掛けの正体が本書で語られる!!

    ブラジルの土塊となった日本からの移民達の無念を彼等は果たす事が出来るのか?

    そしてケイとの関係により、これから何かが起こる事を唯一知っている貴子はどう動くのか!?


    上下巻とても長いですが2日で読破してしまうぐらいの面白さ!!!

  • 面白い

  • やっぱり上巻の方が楽しい。

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著者プロフィール

1966年長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『ワイルド・ソウル』で、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の史上初となる3冠受賞。その後も05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16年『室町無頼』で「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞。その他の著書に『ヒート アイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『クレイジーヘヴン』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『光秀の定理』などがある。

「2020年 『信長の原理 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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