越境者 松田優作 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101330419

感想・レビュー・書評

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  • 松田優作の正確な性格の部分をしれて良かった
    破天荒すぎるのと暴力性みたいなのが刺さった

  • 本書を読んで初めて知った事実もたくさんあるのだが、それを意外とは思わない。リアルタイムで映画やドラマの表現活動の中で見てきた松田優作の裏側は、そんなことがあっても当然だと腑に落ちることばかり。惜しまれる早過ぎる死であったが、それも松田優作に相応しいと思えてならない。

  • 優作の前妻にあたる著者が描いた優作はすごく身近に感じる。
    喧嘩が強く逮捕歴もあり、在日韓国人であることの葛藤、癌との壮絶な死は有名だ。

    だが晩年は新興宗教に傾倒するなど人間としての弱さも描かれていたが、膀胱癌が転移し末期状態になっていた彼には仕方がなかった事なのかもしれない。

    松田美由紀との出会いの場面や離婚に至る過程などが生々しく吐露されていて著者の松田優作への愛に満ち溢れた作品だった。

    優作が存命していたらデ・ニーロと共演し、日本人として間違いなくハリウッドスターの第一人者になっていただろう。
    それを見られなかったのがただただ悔やまれてならない。

  • 2010年98冊目

著者プロフィール

料理研究家、日本雑穀協会理事、テーブルコーディネーター、女子美術大学講師。一九五五年東京生まれ、鎌倉育ち。ホルトハウス房子に師事し、各国の家庭料理、日本料理、中国料理など幅広く学ぶ。一九九三年より「松田美智子料理教室」を主宰。季節感を大切にした、美しく作りやすい料理作りを心がける。二〇〇八年、使い手の立場から本当に必要なものを考えて開発した調理道具、食器のプライベートブランド「自在道具」を立ち上げる。『季節の仕事(天然生活の本)』(扶桑社)、『丁寧なのに簡単な季節のごはん 松田美智子料理教室「絶対の定番」』(小学館)など、著書も多数。

「2021年 『おすし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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