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- Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101330419
感想・レビュー・書評
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松田優作の正確な性格の部分をしれて良かった
破天荒すぎるのと暴力性みたいなのが刺さった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
優作の前妻にあたる著者が描いた優作はすごく身近に感じる。
喧嘩が強く逮捕歴もあり、在日韓国人であることの葛藤、癌との壮絶な死は有名だ。
だが晩年は新興宗教に傾倒するなど人間としての弱さも描かれていたが、膀胱癌が転移し末期状態になっていた彼には仕方がなかった事なのかもしれない。
松田美由紀との出会いの場面や離婚に至る過程などが生々しく吐露されていて著者の松田優作への愛に満ち溢れた作品だった。
優作が存命していたらデ・ニーロと共演し、日本人として間違いなくハリウッドスターの第一人者になっていただろう。
それを見られなかったのがただただ悔やまれてならない。 -
2010年98冊目