謎手本忠臣蔵〈上〉 (新潮文庫)

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著者 : 加藤廣
  • 新潮社 (2011年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101330532

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謎手本忠臣蔵〈上〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 全3巻。
    歴史ミステリー作家、
    今度は忠臣蔵。
    まあ、年末だし読んでみる。

    忠臣蔵とは何だったのかを、
    著者らしい切り口で探る
    新しい忠臣蔵。
    浅野内匠頭がなんで吉良にキレたのか、
    そう言われるとなんでだろうと思った。

    が、
    あいかわらずというかなんというか、
    謎解きがいまいち盛り上がらない。
    結局「ん?」って感じが少し残った。

    で、
    じゃあ謎解き以外の、小説としてはってなると、
    こっちも「ん?」な感じ。
    物語の鍵になりそうな大きなフィクションを設定するも、
    上手く使うこと無く尻すぼみに消費する。
    あいかわらずツメが甘い印象を受ける。



    黒幕にされることの多い柳沢保明が、
    なんか悪いヤツじゃなかったり、
    内蔵助像も少し新鮮だったり、
    キャラ造形は結構好きだった。

    毎度思うんだけど、
    もっと面白くなりそうな設定なんだけどなあ。

  •  ご存じ忠臣蔵を著者なりの味付けで。柳沢吉保対大石内蔵助の構図か。綱豊配下の忍、吉保配下の忍が出てくるのが、著者らしいところかも。上巻は松の廊下刃傷事件前史から赤穂城開城まで。

  • 有名な、松の廊下での刃傷“事件”の謎を、ミステリ仕立てで追う展開。
    並行して進む、柳沢保明(吉保)の「桂一作戦」と、どう絡んでくるのか・・・と次巻に期待。

  • 大石内蔵助と柳沢吉保の双方の立場から、浅野内匠頭の刃傷事件の謎解きのミステリー仕立て。
    討ち入りの情況については、後日ドンドン脚色されていったようですが、この本では出来るだけ資料に当たり、忠実に再現されているようです。

  • 若き日の柳沢吉保の視点でかかれた松の廊下の事件など新鮮!!

  • まったく新しい忠臣蔵!内匠頭の刃傷時の不可解な一言、その真相に迫るミステリー仕立て。さらに赤穂事件の背景に柳沢・黒鍬組対間部・雑賀組の間の抗争があったとは。

  • (感想は下巻にまとめて書きます)

  • 忠臣蔵大好きなので思わず手に取った作品。
    それまでの「忠臣蔵」を覆すような、斬新なミステリー小説のような内容に、ぐいぐい引き込まれていった。文体に慣れるまで少し時間が掛かったが、とても面白い。大石像が新しくて実にいい!

  • 時代ものと思いきや、ミステリーだった。こういう予想外は楽しい。

  • 内匠頭が松の廊下で刃傷沙汰を起こし、内蔵助が山科へゆくまでの歴史が、上巻で表現されている。他の忠臣蔵とは表現が違うので、歴史を知りたい方、興味がある人にはすごくいい小説だと思う。一番興味深かったのは、柳沢保明の心理描写。知っていたと思っていたが、国雨に連続には驚かされる。

  • 日本人のほとんどが知っている忠臣蔵を「信長の棺」「秀吉の枷」の作者が描く。上中下の全三巻。上巻は江戸城松の廊下の刃傷事件から赤穂城の明け渡しまで。浅野内匠頭が吉良上野介を切りつけた理由は、内匠頭の持病の痞(つか)え(心身症のようなものか?)とか吉良上野介のいじめとか諸説があるが、この作品では他にもっと深い理由がありそう。謎解きは次巻に期待。ドラマに登場する大石内蔵助は作られた英雄っぽく描かれていて好きくないが、この作品の内蔵助は人間くさくて、ちょっとダーティーな感じが良い。

  • 信長の棺の作者が放つ、忠臣蔵を中心とした歴史ミステリー。なぜ浅野匠頭は吉良上野介にいきなり切りかかったのか?なぜ即日切腹させられたのか?といった赤穂浪士忠臣蔵の背景と謎を、幕府が探し求める神君家康の誓文と絡めながら物語は進展する。そして徐々に明らかになる真相。上巻では、浅野匠頭刃傷から大石内蔵助による赤穂城受け渡しまでが描かれる。ただのお涙ちょうだいの忠臣物語ではなく、サスペンステイストになっているのが面白い。

  • この方のファンです。
    あっという間に読んでしまいました。

  • 2011/11/30 Amazonより届く。

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謎手本忠臣蔵〈上〉 (新潮文庫)の作品紹介

元禄十四年三月十四日、勅使登営の当日。赤穂藩藩主浅野内匠頭が突然江戸城内松の廊下で高家筆頭吉良上野介に斬りかかった。内匠頭は即日切腹。残されたのは『覚えたるか!』という不可解な一言と事件の謎。なぜ、浅野は吉良に襲いかかったのかなぜ、勅使の登城は予定よりも早められたのか。元禄赤穂事件を全く新しい解釈で再現し、その真相に迫る壮大な歴史ミステリ。

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