優しさとしての教育 (新潮文庫)

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著者 : 灰谷健次郎
  • 新潮社 (1991年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101331126

優しさとしての教育 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 教育者としてのエッセイだけかと思ったら
    他にも色々。

    最初の方はまったく分かりませんでしたが
    最後の方の、意見を求めておいて部外者呼ばわり。
    これは分かります。
    もう同じ土俵に立っていない上に、答えに間違うと
    大変問題がある事には、そういう返答。
    これはあれです。
    大人が「子供が生意気言うんじゃない」と
    同じレベルの返答です。
    これを言った事により、面倒だから、と言っているも
    同じなのに、何故気がつかないのでしょう?

  • 昔、灰谷さんの本はよくよんだ

  • 実践記録の章
    「黒板を背にして、おれは何をしてきたんや、と中山さんは呆然とする。ーそうして呆然とする能力が教師に必要なのではないか」

    「わたしが中山さんの教育の中に見るものは、そのところの自己吟味の厳しさである」

    確かに教師は色んなことに自覚的じゃなきゃいけないと感じます。

    子どもたちとのやり取りでの場面も、心温まる部分がありました。

    けれど、著者の語る教育観はファンタジーに聞こえるほどキレイな言葉が並べられてる気がしてなりません。
    「個に添う」ことほど「自己吟味」できていないものはないと思うし、「教える」ものでも「導く」ものでもなければどうして「子ども」が「大人」になれるんでしょうか。

    いよいよ分からなくなりました。

  • 第一部の教職を志す一人の女子大生からの手紙には、現代の画一的な教育の中での疑問が続かれている。第二部では島の暮らしから現代生活で特に都会人が忘れているものへの危惧を伝えている。

  • 1章の「優しさとしての教育」は☆4つ、2章の「島で暮らす」が☆3つです。

    1章の女子大生の手紙から始まる教育論に関してはとても興味深く読めました。
    この本を読んでいると「その考え方素敵だなあ」と頷いてばかりではあるけれど、いざ実際の教育現場へ出れば灰谷さんの仰ってる通り実践することはかなりの困難がつきまとうに違いないと思います。
    それでも、「理想を掲げ続け努力すること」、これを教師が忘れ、諦めてしまっては駄目だと思わせてくれるほどの希望と切なさがこの本にはあるのではないでしょうか。

    私はまだ幼児教育の勉強中の身であり、仕事として現場へ行ったことはありません。
    何も知らないので生意気は言いたくないですが、何も知らないうちから希望を忘れたくはないなあとは思います。

    2章に関しては、素敵な暮らしぶりを感じましたがひとつひとつの区切りが短いコマ切れの上に話題もあっちへいったりこっちへいったりして読み物としてはなかなか集中して読んでいられませんでした。

    2013.07.30

  • まだ女子大生の手紙しか読んでないのに、あまりにも心に突き刺さってレビューに書き込んでしまった。

    号泣。

  • 久しぶりに灰谷さんの文章に触れた。
    そして、今回もまた、こころが洗われた。

    66頁の写真屋さんのエピソードは胸を突くものがある。

    大人と子ども、大きな者と小さな者のあり方を切々と綴ってくれている。

  • なぜか、どっかの島に一人旅をしてのんびりしたくなった。灰谷健次郎はそういうのは好きなのに島で暮らすのは無理な人を少し批判してるのに。優しさ、の意味。

  • (メモ:高等部2年のときに読了。)

  • 優しさのもとで踏みにじられる心。その優しさに答えられない心は未熟とされて教育の名の下に矯正されていくしかないのだろうか。今ある教育制度とは相容れない内容。先生と生徒、人間と人間。ただの人間である教師を生徒が受け止めてくれないかもしれない事実を教師は怖がっているのかもしれない。でもいつも人間として見られていることを忘れずに自分を保っていたいと思った。

  • 私の読んだ、灰谷作品2冊目。教職志望の女子大生からの手紙や、現役教師の話をもととして書かれた作品。灰谷さんの生活を書いたエッセイもある。
    もう一度、読み直したい。そして、もっと灰谷さんの本を読みたいと思った。8.18

  • 『先生の立場、生徒の立場』現代社会では今一線引かれてるとこあるけど、本当はお互い近づきたいんじゃないかな?って思いました。じゃないと冷え切った世の中になっちゃうんじゃないかなっても思いました。

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