美少年 (新潮文庫)

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著者 : 団鬼六
  • 新潮社 (1999年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101331317

美少年 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2015年22冊目は、今年に入って2冊目の団鬼六作品。

    妻を弟子に寝取られ、嫉妬にかられる「不貞の季節」

    独自の倒錯的官能美感を吐露しているような「美少年」

    男の器というものを感じさせられた「鹿の園」

    以上の短編が3篇。

    そして、日活ロマンポルノ、初代SMの女王谷ナオミの半生を回顧録的に綴った「妖花」

    新潮文庫の団鬼六作品は『檸檬夫人』に続いて2冊目。この2冊に共通するのは、どちらも私小説的な短編集だということ。そして、SMの巨匠、倒錯文学家という肩書きからは少々想像付きにくい、女々しいまでに嫉妬深い一面。また、独特なユーモア感覚を持つ、人間臭い部分がとても目立つ。

    300p程度だが、トータル7時間位かかったんじゃないかな?相変わらず濃密。

  • 初めての団鬼六。
    前に映画版「花と蛇」を見て、それからずっと気になってた人。

    官能表現が上手で、想像が容易に出来るし、何より文章が綺麗。
    そして、残酷。

    簡単に中の短編をまとめると
    不貞の季節:NTR、緊縛
    美少年:女形、ホモ、NTR、緊縛、強姦
    妖花:ポルノ女優伝

  • 大嫌いだった。特に『美少年』。
    もう読まない!
    関西弁が嫌いになりそう。

  • 表題作もいいが、「不貞の季節」が個人的には好み。
    エロも鬼六先生にかかれば、ここまで崇高なものに高められるのか。たまらん。

  • これぞ現代ポルノの頂点。

    これで感じなければ不能者。

    体だけでなく心も震えるほど浪漫主義。

    この美に蕩けろ。

    鬼六巨匠と呼ばせていただきます。

  • 単なるエロ小説として読めばいいのか、文学として読めばいいのか、よくわかりませんが、まぁどう読むかは人それぞれってことで。

    これ読むと、SとかMとか軽く言えなくなる笑

    表題の作品が、読んでて可哀そう過ぎて辛かった。

  • 期待がでかすぎた。もっとエロいかと思った。これ自伝?小説としての完成度が低い気がする。

  • 腐女子のたしなみとして表題作のみ読みました。

    男同士ですが、やおい定義に当てはめるにはちょいと。
    というわけでカテゴリは軽判定ですが、内容は軽くないですよ。鬼先生だけに。

  • 笑った。愚かな男の姿まんさい。
    ユーモアもあって読みやすかったです。

  • この本を読んだという事実を抹消しようかと悩みましたが、それは団鬼六先生に失礼極まりないので、やめました。ていうか、官能・エロ小説だろうがSMだろうが、恥ずかしがることないじゃない。だって、そういう「性」の部分って、人が上手に生きていくために必要なことなんだから。と自分を励ましてみました。私は、この本の中だったら「鹿の園」ってお話が一番好き。

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