22歳、季節がひとつ過ぎてゆく (新潮文庫)

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著者 : 唯川恵
  • 新潮社 (2009年3月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101334325

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22歳、季節がひとつ過ぎてゆく (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 高校からの仲良しの二人に、大学から一人加わった。
    性格はそれぞればらばらで、だからこそ相性もいい。

    絵里子の婚約を機に、三人の関係が少しずつ変わっていく。
    知ってしまったこと、知らないふりをすること。
    三人の考え、気持ちが少しずつ交差する。

    誰もが持っている、性格の暗い部分が、丁寧に描写されている。
    季節が動くとともに、三人と恋人の関係も少しずつ変化する。

    みずみずしい気持ちになれる本。

  • 22歳学生らしくない3人。

    もっと汚く終わってもよかったかな。

  • タイトルに惹かれて買った。
    女友達の設定、描写がリアルでよかった。ありがちな小説みたいに何もかも共有して仲良し子よしなんて有り得ない。意外と仲がよくても彼の名前を知らなかったり、隠し事があったり、なんとなく女の嫉妬やぎすぎすした感じはあることだと思う。きれいすぎる友情を描いた小説に嫌気がさしていた私にとって落ち着ける一冊だった。
    そして解説での「恋人との行き先も心配だったし、何より自分がどんなふうに生きていくのかを決めなければならないことが恐怖で、色々な決め事を先延ばしにしていた。」という一文に救われたような気持ちになった。
    大学生でも恋愛に真面目になるのはいいんだ、人生を考える上で考慮してもいいんだ、という気持ちにもなった。本はタイミングだなぁと改めて思う。

  • 何て言うんだろう。男と女の間に生まれるネオン掛かった小さなくすぶり。魅惑的な空気。生まれてはいけないもの。だからこそ、触れてしまうもの。唯川恵さんの小説はいつもそのネオンが男女を包む。大学に通う22歳の女性三人。見つめ直す本かなあ。

  • 唯川恵作品の短編じゃないの
    初めて読みました^^

    21歳なう、22歳うぃる!
    の私としては、ドキドキしながら読んだんですが・・・

    んー!
    凄い共感するところがあったり
    なんか自分を重ね合わせたり
    展開にハラハラしたり

    恋愛小説もいいですね☆

  • 110514*読了

    15年も前に書き上げられた作品なのに、時代がこんなに変わっても根本の部分、愛だったり切なさだったり悩みだったりというものはこんなにも変わらないのか、とじんわりとした気持ちになりました。
    本城さんのことば、愛は積み重ねるもの、というのが印象的。
    唯川さんの作品は軽やかさがあって読みやすいです。通勤の際にすらすら読めました。
    私は現在、征子、早穂、絵里子と同じ22歳なので、婚約こそはしませんが、同じようなことで悩んでいる彼女たちに共感しました。

  • 22歳。社会人と学生の狭間で揺れる3人の女の子。いろんな形の恋愛があっていいしそれぞれに過去があっていいし秘密があっていい。ただ他人のそれを受け入れるのは難しい。

  • 自分も22歳ということで読んでみた。
    私の友達には許嫁を持ってる子はいないけども(笑)
    ひとりひとりの登場人物は魅力的ですぐに入り込める。
    征子の持つ、彼氏や自分の将来に関して悩む部分は共感。
    「愛は積み重ねるものだと思っている」
    「君は彼氏との積み重ねをそんな簡単に捨ててしまっていいのかな」
    うろ覚えですが、この言葉は名言。

  • なんかサーッと読んでしまった。
    22歳ってそういう時。
    いろいろ迷いがあったり、夢があったり。
    おもしろかった。

  • 唯川さんの本は純粋だなぁと思う。

    人物一人ひとりがとても純粋。


    愛情がものすごく伝わってきてなんだかほんわかしました。

  • 予想外に良かった!

    22歳・・・もう過ぎてしまったけど、
    なんとなく分かるその感じ。

    愛は感じるものじゃなくて積み重ねるものかぁ・・
    深いですな。

    最後のエッセイストの言葉、3人とも“考える”ことで
    解決したとか何とか。
    私的には考えるだけじゃなくて“考えて決断した”ことで
    解決につなげたように思うけど。
    でもそれってとても大事なことだと思う。
    結局考えるだけ考え続けても答えを出そうと思わない限り
    何にも進まないんだよね。。

    自分の発言に責任を取りなさい、という台詞はどきっとした。

  • 大学生3人の女友達のお話。内容は印象に残るほどではないれど、唯川さんの作品は所々に心に留まるフレーズがある。

    同じように「早穂だったらこう」「早穂にはこう」と、彼女を定義づけて来たのは彼女自身ではなくいつも周りの者だった。

    という最後辺りの一文に共感しました。
    ~らしいっていう感覚は、自分にも他人にも時々どこかカセのようになってしまう。初めての目で見ることって大切だなぁと改めて。現実に目を逸らさず見逃さず受け止めることができるようにありたい。
    3人の関わりがあってこそ、響きました♪

  • 素直におもしろかった。

    なんか彼氏ほしくなったけど。。。

  • 3人の女子大生をめぐる物語。女子っぽいなぁ。なんだかんだで楽しい時代。学生と社会人の間みたいな。女子って、本音では嫉妬とか黒い部分をもっていても、それをみせないようにしたり、見えても気づかないふりをしたり、そういうことに敏感なんだよなーと改めて感じた。

  • 22歳、というタイトルに惹かれて。今の大学生より随分と大人びて見える三人だった。特別何かがあるわけではないけど、それぞれの素朴な個性が出ていて、共感しやすい。

  • 切なくてこの本大好きです。

  • 22歳なんて若かったわ、って思うけど、まあ、女性は歳重ねるほど想うことがたくさんあるよね。

  • 各章の見出しが物語りの展開を語っている。

    ダイヤのピアス
    かすかな予感
    戸惑いの夏
    揺れる心
    そして、季節は変わる

    あとがき

    1988年、角川文庫書き下ろしで、単行本にするときに加筆訂正とのこと。

    始めと終わりだけ読むと、何もなかったかのよう。
    研究室に残る学生と、地元へは帰らず東京で就職する学生。

    かたやニューヨークへ行く2人。青春小説なのだろう。

    単純ではなく複雑だ。そこに人間がいる。

  • 女特有の場の空気を読む力、
    微網な空気感、
    感情が錯誤するかんじ
    がリアルだった。

    ストーリーは普通。

  • この作者の作品は初めてですが、気楽に読めました。ちょっと自分と気持ちが重なるところもあり、共感した部分も・・・。

  • もうすぐ22歳も終わるから読んでみた。
    レビュー見ると同じような理由で読んだ人が多いみたいで面白い。

    飽きずにすらすら読めるけど、内容は薄い感じだった。2時間ドラマみたい。
    いまどきっぽくないのは書いた時代からして仕方ないと思うけど、なんか裏切りとか秘密とか過去とか、ネタがありきたりな感じがした。
    『恋人たちの誤算』しか読んだことなかったけど、だいたい作風がわかった気がする。

  • 人物の置き方、好き。
    でもやっぱ奇跡的すぎるのがリアリティーに欠ける。
    出会いだったり、過去の関係だったり、発見だったり。。。
    奇跡的でもいいから、納得出来る背景を少しは描くべき。
    全てが許される方向へもっていって終わらせるってのも作者の力なんだろう。
    けど、あるべき結果に落ち着いて欲しかった。

  • わたしもそんな年齢‥

  • 唯川さんの中では中くらいの評価!!というのも今の私が22歳でこの小説を読んだからです!今の22歳ってこんな繊細じゃない、少なくとも私も私の周囲も!調べると、この小説14,5年くらい前の話を再刊したそうな。道理で話し口調がやたら丁寧だと思った!何か最初らへんはどうなるんだろう、ハラハラドキドキまだあったのに、結局早穂は誰とも色恋沙汰になってなかったし、それに圭一郎さん?だっけ?も、わざわざ征子に婚約者いてるのにお茶なんか誘って、自分の本音なんて打ち明けないって、普通。あと絵里子とひろきの過去にもっとドロドロしたふかーい出来事があったんなら展開面白かったのに、結局2人が付き合ってたって事実だけだったし、何かちょっと唯川さんにしては物足りなかったかなー、最後のハッピーエンドも、何だか読めすぎちゃったし

  • 展開が予測できて、
    ああやっぱりそうなったか、と思ってしまう小説でした。

    主人公の女の子達の描写はほんとうに、頷いてしまうことばかりだけど
    肩越しの恋人を思い起こさせる部分も多々ある。

    セリフがやっぱり演劇的なのだ。説明的。
    そんなこと言わんだろ、と思ってしまう。

    少女小説から脱皮した作品、らしい。

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