とける、とろける (新潮文庫)

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著者 : 唯川恵
  • 新潮社 (2010年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101334332

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とける、とろける (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 女の幸せって何でしょうね…。20代ぐらいで読んだらまた違った感想になるのかもしれないけど、結婚して子供も大きくなり、アラフォーになった今読むと気持ちがざらついて仕方がない。結局、女の不幸せは女がもたらすのか…。
    この年になると母親、妻、嫁、娘…いろんな顔を持っている。そんなことより先に女であることを忘れがちになってしまうけど、いくつになってもそこは忘れたくないのよ、女はみんなきっと。

  • サクサク読めました。
    いろんな人生があると感じる。

  • 淫らな短編。何回も繰り返して読みたい本。唯川恵さんは本作で二度目。100万回の言い訳を見た後だったので、短編にするとここまで凝縮されるのかとびっくり。一気に読んでまた繰り返し読む面白さ。ただ似たような言い回しが何作かに出てきてちょっと?になったので★3つ。

  • 男と女の淫らで恐ろしい短編集。唯川恵さんの本は久しぶりに読んだ。相変わらず都会的でおしゃれなのに、背筋が寒くなる恐ろしさ。恋愛小説なのに、ある意味でホラーでもある。10代の頃に読んだ時より、10年以上経った今読む方がより心に突き刺さる気がする。登場人物と年齢が近く、理解できるポイントが増えたからだろうか。「みんな半分ずつ」の愛人の言葉が怖すぎて忘れられない。

  • セックスを通して描かれた物語。

    唯川さんの作品の中でも、かなり思い切っていらっしゃる感じがします。

  • セックスを中心とした短編集。
    短編なので全く共感できないものもあれば、
    唸ってしまうものもあった。
    少しホラーチックな結末のも数篇あったが、そうでない結末の話の方がぞっとした。

    印象に残ったのは自分が夫と別れたいがために"別れさせ屋"を使って離婚を画策するが、夫は自分の知らない別の顔を持っていた、という話。
    自分だったらどういう決断を下すか思わず考えた。

  • 善くも悪くも this is 唯川恵クオリティ。

    ちょっと怖めに書いてみました的な。

  • 唯川先生の作品でも結構際どいジャンルなので、読んでてちょっと恥ずかしいですけど、面白かったです。

  • 自分もこんな30代を迎えたらどうしようと不安になった…
    30代になってから読んだらきっと捉え方も変わるやろうけど↓

  • ★★★☆☆ 五色の彩雲が雨上がりの空を鮮やかに染め、この恋の行方は吉兆だと暗示する。桃色の果実である私を頬張り、あなたの唇を果汁が濡らす。液体は顎を滴り落ち、甘さに痺れる舌の上で私は恍惚と蕩ける。ゴクリと喉を通り過ぎて上下に動く姿が官能的なあの夜の逢瀬。9つの短編集。すべてを分かち合い一緒に暮らす男女が、半分ずつって言葉は愛してると同義語と表現する場面が印象的。性的な描写はそれほど驚きもなく、個人的には刺激は少なめ。だが物語はなかなか粘着質なものもあり、最後に背筋が凍るようなゾクっとするスリルも…。

  • 不倫セックスとか妄想セックスで自分の頭の中がとても忙しい本だった。自分の恋愛を重ね合わせてみたり、自分勝手な女に苛立ったり寂しさを感じたり。いろんな話を読んで、結婚して幸せになりたいなーって考えていたことが、なんだか変な不安に駆られるぐらい登場人物の感情移入ができる話ばかりだった。

  • 性的な感覚を、よくもまあ長々と苦笑していまいそうになるくらい表現できるものだ…。

  • 狂気というか、ホラーというか・・・ま、エロさはそういうものと紙一重ですからね。悪くはなかったですよー。
    ただ、ちょびちょび読んでたもので、最初の方の内容忘れてますが・・・ww

  • 短編集。30-40代の女のじくじくとした官能が詰まっていて、もうそれ自体がホラー。私のチョイスが悪いのか、もう一冊もそんな感じだったから唯川恵はしばらくいいや。歳を経たら受け取り方もまた変わるのか。

  • ある意味ホラーな別れ方が集まった短編集。女性が追い詰められての結果だけに、日常が狂気に変わる瞬間を感じられ、ぞくっとしました。

  • 官能をテーマにした短編集。
    テーマに、というかほぼ官能小説でした。
    ただそのそれぞれの官能の世界のラストにホラー要素があって、全く予想していなかっただけに面食らいました。
    話としてはどれもあまり面白くなかった。
    物語においても官能描写においても。
    村上由佳とかは官能描写が上手なんですけど、唯川恵は芝居がかっているというか、むしろいっそギャグっぽく感じてしまいます…。

    ただその中でも「浅間情話」だけが少し異色で良かった。
    ダメな男にひっかかって適当に生きているような依子が、軽井沢を舞台に広瀬と出会って少しずつ変わっていく姿は素敵でした。
    元同級生との当時を”恋というより、大人になるためのひとつの手順”と表現したり、様式美のようにまたセックスを重ねたりするのがなんだか斬新で、だけどすとんと心におちてきました。

  • 物語がどうというより、表現が直接的すぎて、電車の中で読めません。。

  • 随分時間をかけて読むことになった。最初の二篇を読んで女性の知らないほうがいい部分を表現していたと思い棚上げしていたのを、ふとしたタイミングで一挙に読みました。
    ある程度支持されている本だからこそ、書いてある女性の心理は、大げさな部分もあるかとしれないが本当のことなんでしょうね。
    読み物としては読みやすくて面白かったけど、この手のものはしばらくは読みたくないとも思いました。

  • うーん。さらっと読めたけどあんまり面白いと思えなかった。。
    表紙とタイトルから、もっとうっとりするような恋愛話なのかと思いきや
    ホラー?ミステリー?要素ありで、読んだ後にぞわっ…とくるような感じ。
    読了後にモヤモヤ感が残った。

  • 性愛をテーマにした短編集。
    闇を抱えた女性が出てくる物語が多い。

    夫に監視されているも同然な美里が平静に暮らしてられる理由、来訪者。
    女性の心情が性を通して書かれている。

  • 全然面白くなかった

  • 日常誰もが当たり前に出くわす世界から非日常の世界に誘うストーリー。結末を描かないことによる余韻がまた人間の業の深さを感じさせる。読後には太陽の光を浴びて、現実の世界にしっかりと戻っておきたい。

  • 大人の女の性がテーマの短編集。とても読みやすい。性の法悦の後のような読後感であった。

  • 恋愛とか官能がテーマの短編集のつもりで読んだら、ホラー?とか、サスペンスですか?と思うような話があった。
    共感できるような話はないけど、変わった形の恋愛という意味で面白かった。
    自分のパートナーとは対等と思っている女性が主人公の「みんな半分ずつ」、「契り」「浅間情話」あたりが好きかな。

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