ロンドンはやめられない (新潮文庫)

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著者 : 高月園子
  • 新潮社 (2010年8月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101334615

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ロンドンはやめられない (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 本一冊分の噂話。へー、と思うこともあればこんなこと書いていい訳?と思うくらい、尊大とも取れる章があったり。でも、海外というアウェーで長く戦ってきた先輩として、これくらい言わせてもらうのは役得として許容範囲内かも…?著者の知り合いが読んだら激怒でしょうが(笑)

  • あるあるーが結構あっておもしろかった。

  • 【本の内容】
    クリスマスが嫌いで、ゴシップ大好き。

    親は子供の成功を恐れ、物欲がなさそうでダイヤには目がくらむ。

    在英25年の駐在員夫人が明かす紳士淑女の実態は、品がいいのか悪いのか。

    イギリス式子育て、人生を狂わされる駐在員たち、海外生活ならではの失敗談など、おかしくも愛おしい珠玉のエッセイにちりばめられた幸せの秘訣。

    新エッセイも満載。

    [ 目次 ]
    西日の当たる快適なリビング
    私様の教養コレクション
    子供の成功を恐れる親たち
    ロンドンで成金ウォッチング
    イギリス式不完全主義
    イギリス人はクリスマスがお嫌い
    大学入試はユーモアで制覇?
    GUPの法則
    コーヒー・モーニング発、ランチ経由、ディナー・パーティ行き
    男と女のケミストリー〔ほか〕

    [ POP ]
    子供の成功を願わない親はいない。

    これは世界の常識と思っていたら違った。

    在英25年の駐在員夫人が紳士淑女の国の実態を語る本書によると、英国の労働者階級の親には「反成功の姿勢」があるという。

    子供が有名校に合格したら、インテリの親と付き合わなくてはならなくなるし、自分たちとは違うアクセントで子供が話し出すかもしれない。

    〈あー、気持ち悪い〉と親たちは考えるのだそうだ。

    そう。

    英国は階級社会なのだ。

    サッカーのベッカム様は「貴公子」待遇かと思っていたら、これも違った。

    悪の枢軸とされた共産圏や中東が東側に位置し、シベリアから吹く東風は冷たい。

    だから「東」に偏見があり、東ロンドン出身のベッカムは「下町のあんちゃん」というイメージなんだそうだ。

    驚きの連続で、軽やかな文章によって常識を心地よく覆させられる。

    中国や北朝鮮は「近くて遠い国」とされるが、なに、英国だって遠い国。

    相手国との違いを見極め、その情を読み取る情報戦が外交では大切では……などと、時節柄思いながら読んだ。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ロンドンでの子育てや駐妻たちの過ごし方、そして日本との文化や慣習の違いを軽妙なタッチで綴った一冊。最初は顔に似合わず(!)ずいぶんな物言いをする人だなー、こりゃ最後まで読めないかも。と思ったんだけど、途中からその潔さが心地よくなっちゃって、かなり楽しめた。文章の勢いからは30代後半くらいの女性を想像するんだけど、著者は駐在歴25年。成人した息子と娘を持つって言うんだから驚き!

  • 同じことを発見して喜べるひろさ

  • 家事ができず気の利かない夫に愛想をつかし、息子には夢を託してせっせと家事を仕込む。
    結婚、出産に負けないキャリアを手に入れて欲しいから、娘には手伝いをさせる暇があったら勉強をさせる。
    その発想だけでもとても面白い。

    「女性はいつも顔、胸、足の細さを値踏みされているのだから、女性も「三高」の条件を、せめて努力ではどうにもならない「高身長」の条件だけは掲げ続けるべきだ」という持論も愉快。

    昔はステイタスであっただろう「駐妻(駐在員の妻)」の裏側をこき下ろす、男性は読まないほうがいい一冊。

  • 【本日の一冊(^-^)】
    ロンドンはやめられない 高月園子
    新幹線の中での一冊。

    駐在員夫人のロンドン生活エッセイ。
    大変です。面白エピソードたくさんです。そして大変です。

    ただ、それらの経験をも客観的に捉えて楽しまれている著者に共感。
    大変だからこそ。ですね。

  • イギリス駐在生活エッセイ。
    著者の主観による人間観察が大部分だった。
    裏付けの無いことが多く、あまり共感もできず・・・。

  • 著者自身のロンドン生活を俯瞰的に皮肉ったよう語りがとてもおもしろい。駐在員マダムの日常を垣間見れて、やはり女性は怖いと思ったし、実態は知らないから偏見で華やかに感じてたものが、なかなか一筋縄ではいかない現実というか、苦労やら、笑い話なんかを読んでいると、それほどどこの国の人も悩みは変わらないんだなぁと感じる。「日本は疲れる」というのは激しく同意で、ぼくの感覚では他では1日は24時間だけど、日本の1日は18時間ぐらいに感じる。働き過ぎというのは本当にそうかもしれない。まぁ、それ故の経済大国なのかもしれないが。日本人と同じように、働き者で努力家のユダヤ人は世界で嫌われて、日本人は嫌われないのかという、私見はとても興味深いものを感じた。結局はない物ねだりというか、ただ単に妬んでるだけなんだろうなと思い至る。故に、「日本人はもっと自己主張せよ」というのも大事だが、謙虚さは絶対に忘れてはならない気がした、今日この頃。いろんな価値観に巡り合えて満足。いろんな価値観がわかる人になりたいものです。

  • いつ図書館に予約したのか記憶に無いシリーズ。

    ロンドン素晴らしい!イギリス最高!!イングリッシュガーデンバンザイ!!!
    ひるがえって、日本はこんなところがだめ、あんなところがだめ‥‥
    という本では全くありません。
    良かった。
    ほっとした。

    表紙はおしゃれなイラストで、小洒落たアフタヌーンティーに興ずる華奢なレディですが
    これは釣り。
    中核をになうのは現地ロンドンに駐在する日本人の奥様に対する辛辣なエッセイ。
    そこまで書いちゃっていいんですか、かなり毒入ってますけど‥と心配になったりします。

    イギリスに関する風俗、文化などは
    ほぼ予想通り、私が感じていた通り、でこちらもほっとしました。
    やや斜めからねじれて物事をつつく、という勝手なイギリスおよびイギリス人に対する印象はまぁそのとおり、でした。
    欧米、と十把ひとからげにすることはやっぱ間違いなんだよなーと個人的に肝に命じたり。

    サッカー、元銀河系最強軍団のデイビット・ベッカムが日本の女性の間で貴公子と呼ばれているのは知りませんでした。
    ”貴公子”wwwベッカムが貴公子wwww、イギリス人じゃなくてもこれは草生やしてしまうわ。

    日本の高級()ファッション誌購入層の女性の世界を垣間見ました。
    バブル世代より上、団塊世代以下の女性ってこういう感じなのかな‥
    イギリス人とも、私が知っている世代の日本人女性ともまた違うんですよね。
    ってあれ?おもろかったのはイギリスについての部分じゃないのかって?
    うーん‥うーん‥
    イギリスに関するこれといった興味深い話は無かった気が‥‥

    あ、
    著者の息子がグラスト行った話がありました。
    日本の各フェスの様に音楽が好きで参加するのとは
    社会的ポジションが全く違う様子なのが興味深かったです。
    文化的側面の趣が大きい様子。
    個人的にグラストのライブ映像を見てもフジほど心引かれていなかったのはこのあたりが原因なのかなーと思ったり。
    ‥すいません今まで「行きたい(棒)」って言ってたのはお付き合いで
    その、あの
    人と人との潤滑油的な‥すまん、すまん



    病院の待ち時間などにオススメな1冊です。

  • 高月さんの教養あり、かつ、大人の女性の視点が魅力。ロンドンでの生活の実態もわかりおもしろい。

  • 表紙からして私好み♥
    ロンドンに行きたい思いから思わず書店で手にとった1冊。
    読んでみたらイメージとは違ったロンドンの様々な面が見えました。
    やっぱり旅行と留学、駐在はちがうのね?(そりゃそうか。)
    それにしてもロンドン駐在中の教育ママの熱血ぶり?(と言うか脱線ぶりw)には仰天!
    "Shit happens! "
    うん、教訓!笑

  • 『ロンドンはやめられない』/高月園子/新潮文庫/★★★★☆/ロンドンに滞在する日本人女性やイギリス人の国民性などを著者の偏見(?)も交えながら解説。日本人女性向けに書かれているのかなって思うんだけど、男性が読んでもなかなかおもしろい。女性の本性が垣間見える感じがしますね。あと、日本人とイギリス人の違いもなんとなくわかって楽しい。

  • いやはや面白かった!
    私のロンドンイメージをガラガラと崩されましたが、より生の声に近いイメージが付いたような?日本にいるとイギリス人の格差ってあまり印象にないですが、そういう文化(歴史?)をひしひしと感じました。アンチ・アチーブメント・アチチュード(反成功の姿勢)なんて考えもしませんでした。また、いろいろな物事(日本とイギリスの違いとか男性と女性の考え方の違いとか)に対して高月さんの考察が挙げられているのですが、「分かるわかる!」と思ったり「それはどうだろう…」と思ったりとすべてに共感できるわけではなかったのですが、それはそれで新たな視点を与えられて面白かったです。
    ただ、割と率直に書かれているので語り口が苦手な方もいるかもしれません。

  • ロンドン駐在妻のエッセイ。
    「自慢話ではない」と前置きがあるが、どうにも自慢話に読める。
    うなずける部分もあるけれど、そうかな~?と首をかしげる部分もある。
    自分の中で賛否両論。

  • ・イギリスでの子育てでの幸運は不完全主義

  • 日本と外国の文化の違い。
    外国での日本人同士のコミュニティ。
    そんな諸々をおもしろおかしく軽くって感じかなぁ。
    作者の女性のシニカルな部分が垣間見えて、キレイゴトじゃない感じがおもしろい。

  • ロンドン留学へのモチベーションを上げるために読みました。
    ロンドン生活25年の駐在員の妻が自分の身の回りの話をつづった本。
    噂話とか他人の不幸話とか好きなミーハーな人(わたし)は好きだと思います。

    面白いけど、ところどころ話盛ってる感じがするので星3つ。

  • こんな嫁は嫌だ。

  • 時折「これは自慢かね?」と思う箇所もあったけど、人柄が良さそうなので気にならなかった。

  • 私は駐妻にはなれない。

  • ロンドン行きたい!

  •  読んでて「あー、分かる分かる」って思う。
     そうなのよ転勤族の家族ってこういう思いをすることになるの!!って共感を抱く。
     この本の狙ってる大部分の読者層は「へえ、そうなの!」と思ってくれる人なんだろうけど。
     純粋に楽しめない悲しい性です(笑)
     うちの家族はロシア(当時ソ連)だったから、変に夢や希望を持たなかった代わりに戦々恐々としておりました。外国人って当時隔離されてたからね。
     普通の商社マンなのに、うちの父親にも公安張り付いてたし。よくもまあ無邪気にきゃっきゃと生きていたものです。
     読み物としてはお手軽に楽しめる感じでオススメ。

  • なんとなくイギリスにあこがれている、私、にとっては現実そのものの英国生活のお話でした。どんなに憧れていても、日本人は日本人。イギリス人になれるわけではない。そんなことはわかっています。なんで憧れているのか、そんな理由もちょっとわかる。洋の東西を問わず、人生の参考になる分析も数々。同じような時代に子育てしたから、感じるものも数々、ありました。

  • 海外駐在員の奥さまのロンドン滞在記。
    なるほど、なロンドン(というかイギリス人??)、
    やっぱりそうなんだー、なロンドン、
    えっ、そうなんだ!なロンドン
    が面白おかしく描かれている。
    それにしても海外に行ってまで日本人同士のご近所付き合いに
    悩まされるなんて、ただでさえ慣れない生活で大変だろうに…。
    奥様同士が大変なのはどこでも同じなんだなー。

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ロンドンはやめられない (新潮文庫)の作品紹介

クリスマスが嫌いで、ゴシップ大好き。親は子供の成功を恐れ、物欲がなさそうでダイヤには目がくらむ。在英25年の駐在員夫人が明かす紳士淑女の実態は、品がいいのか悪いのか。イギリス式子育て、人生を狂わされる駐在員たち、海外生活ならではの失敗談など、おかしくも愛おしい珠玉のエッセイにちりばめられた幸せの秘訣。新エッセイも満載。

ロンドンはやめられない (新潮文庫)はこんな本です

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