ロンドンはやめられない (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 207
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101334615

感想・レビュー・書評

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  • 高月さんの教養あり、かつ、大人の女性の視点が魅力。ロンドンでの生活の実態もわかりおもしろい。

  • 『ロンドンはやめられない』/高月園子/新潮文庫/★★★★☆/ロンドンに滞在する日本人女性やイギリス人の国民性などを著者の偏見(?)も交えながら解説。日本人女性向けに書かれているのかなって思うんだけど、男性が読んでもなかなかおもしろい。女性の本性が垣間見える感じがしますね。あと、日本人とイギリス人の違いもなんとなくわかって楽しい。

  • いやはや面白かった!
    私のロンドンイメージをガラガラと崩されましたが、より生の声に近いイメージが付いたような?日本にいるとイギリス人の格差ってあまり印象にないですが、そういう文化(歴史?)をひしひしと感じました。アンチ・アチーブメント・アチチュード(反成功の姿勢)なんて考えもしませんでした。また、いろいろな物事(日本とイギリスの違いとか男性と女性の考え方の違いとか)に対して高月さんの考察が挙げられているのですが、「分かるわかる!」と思ったり「それはどうだろう…」と思ったりとすべてに共感できるわけではなかったのですが、それはそれで新たな視点を与えられて面白かったです。
    ただ、割と率直に書かれているので語り口が苦手な方もいるかもしれません。

  • ロンドン駐在妻のエッセイ。
    「自慢話ではない」と前置きがあるが、どうにも自慢話に読める。
    うなずける部分もあるけれど、そうかな~?と首をかしげる部分もある。
    自分の中で賛否両論。

  • ・イギリスでの子育てでの幸運は不完全主義

  • 日本と外国の文化の違い。
    外国での日本人同士のコミュニティ。
    そんな諸々をおもしろおかしく軽くって感じかなぁ。
    作者の女性のシニカルな部分が垣間見えて、キレイゴトじゃない感じがおもしろい。

  • ロンドン留学へのモチベーションを上げるために読みました。
    ロンドン生活25年の駐在員の妻が自分の身の回りの話をつづった本。
    噂話とか他人の不幸話とか好きなミーハーな人(わたし)は好きだと思います。

    面白いけど、ところどころ話盛ってる感じがするので星3つ。

  • こんな嫁は嫌だ。

  • 時折「これは自慢かね?」と思う箇所もあったけど、人柄が良さそうなので気にならなかった。

  • ロンドン行きたい!

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著者プロフィール

翻訳者・エッセイスト。東京女子大学文理学部卒業。英国在住歴25年。
翻訳書はソルニット『災害ユートピア』、ラトレル『アフガン、たった一人の生還』 (亜紀書房)、スチュワート『戦禍のアフガニスタンを犬と歩く』(白水社)、P・ジンバルドー『男子劣化社会』ゴート『5歳からの哲学』(晶文社)ほか多数。エッセイには『ロンドンはやめられない』(新潮文庫)などがある。

「2023年 『「争い」入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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