29歳のクリスマス (新潮文庫)

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著者 : 鎌田敏夫
  • 新潮社 (1998年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (601ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101336145

29歳のクリスマス (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ドラマは見たことがないのですが、面白かったです。
    毎回典子と彩と賢が、美味しいものを食べながら飲みながら、あーでもないこーでもないと愚痴ったり喧嘩したりするのですが、それが目の前に見えているようなんです。

    一生懸命やっている者が馬鹿にされて、深く考えずに要領よく人を踏みつけにできる人ばかりがいい目を見る。
    では、自分も踏めばいいではないかと思っても、やっぱり踏まれちゃうんだ。

    踏んで自分を嫌いになるよりは、踏まれる側でもプライドを持って生きたい。
    そんな3人にエールを送りながら、さくっと読みました。(550ページをほぼ1日で)

    最終的に、どう見てもハッピーエンドになったのはひとりだけなんですが、自分で選んだ生き方を、胸を張って生きて欲しいと残りのふたりに対して思いました。

    バブルがはじけた後のドラマなんですかね。
    主題歌をマライア・キャリーが歌っているがために、権利関係の問題があってビデオ化できなかったらしいです。

    退職した父親とふたりで過ごしながらちっとも幸せに見えない母親が、「女の幸せは結婚よ」と、働く娘にせっせと結婚話を持ってくる。
    できる女性部下を、徹底的に苛め抜く男性上司。
    若さを売りにして、先輩女性の働きを鼻で笑う女性社員。

    多分今でも、どこにでもある光景。
    男女平等なんて、学生時代までの話だから。

    でも今は、若い男性も、働きにくい時代なのかも。
    胸張って生きるために、言うべきことはちゃんと言おう。
    典子は元上司を殴ったぜ。←それがいいかどうかはさておいて

  • 大分前に放映していたトレンディドラマを小説化したもの。作者は脚本家でもある。調べたらドラマは今から18年前。でも何となく再放送とか見ていて、気になるドラマの一つだった。マライヤキャリーの主題歌も印象的。
    主人公は29歳の誕生日に10円ハゲが出来てしまい、彼氏にも振られ、仕事も左遷されてしまう、という何ともついてない女性・典子。そしてその親友の彩と、男友達の賢。簡単にまとめると、彼ら3人がひょんなことから共同生活を始め、そしてそれぞれの恋愛や仕事に四苦八苦し、人生に右往左往する話。
    今回のハワイ旅のお供で、機内でずっと読んでいた。いかにもドラマに出てきそうな男を弄ぶ悪女的な若い女性や、過去の栄光にしがみつく堕落していく男、地位、金もありルックル良しで自信家の男・・・など、劇中の人物たちはとてもわかりやすい。(そしてやはり古い感じ。)でもサクサク進む展開の早さや、会話のテンポ等は読んでいて飽きなかったし結構気持ち良かった。
    恋愛だけじゃなく、友情や、仕事にかける思いや、女性のプライド、両親への愛情等も結構丁寧に描かれているとこも良い。
    そして何よりも、今年私も「29歳のクリスマス」を迎える。信じがたい。
    それまでに、ドラマの方も見てみようと思う。

  • 読んだ。

    懐かしのトレンディドラマのノベライズ
    30歳になる前に一度読んでおきたかった一冊。

    ストーリーはTHEトレンディドラマ。
    以外なくらいドロッとした展開。
    主演が山口智子、松下由樹、柳葉敏郎なだけにけっこうガツっと
    したあたりが魅力の話の展開

  • 配架場所: 2F文庫書架
    資料ID:C0020797

  • 昔見たドラマを懐かしく思い出すストーリーでした。
    不器用だけど、自分の気持ちに正直に生きる3人。
    最後に、それぞれの幸せの形が見えて、共感できる部分もあり、
    10年以上前ならではの流れだったり。
    とにかく、サラッと読めて懐かしい。

  • 女性の強さを感じる作品です。女だからって甘えてるだけじゃ駄目なんだってゆうキモチになります。

  • 本当おすすめの一冊!落ち込んだときに読むと、気分がスカッとします。いろんな人がいて、感情移入できて、一緒に喜怒哀楽を楽しめるような本です。典子や彩の意志の強さに、いろんなことが何てことないように思えます!

  • 2008.12.7
    自分の道を歩む小説
    困難やトラブルに巻き込まれながら、生き抜く生命力を感じた

  • ドラマでやっていたときから大好きで、
    本も何度か読んだけど、最近また読みたくなったのは、やっぱり29歳だからなのかな…

    29歳、いろいろあるさ。

  • 【ストーリー】左遷で仕事が取り上げられ、十円禿げ、最愛の人に振られると最悪の29歳の誕生日。30歳ま でにはぜったい幸せになってやる!恋を仕事を人生を、あきらめない、投げ出さない。強がりながらいつも前向きな主人公20代最後のクリスマスストーリー。
    【感想】いつの時代でも、仕事や恋は変わらない。自分の足で一歩一歩さまざまな壁にぶつかりながら進んでいく。自分の足で進んでいくことは簡単なようで難しい。たまには、雨風をしのげる傘が必要になる。でも、自分の好きな自分でいること。自分の好きな人生を歩むことをいろいろと考えさせられる。

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