- Amazon.co.jp ・本 (487ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101336220
感想・レビュー・書評
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#876「要約 世界文学全集Ⅱ」
調子に乗つて「Ⅱ」も読みました。時代の新しい物から古い物へと並んでゐます。原典を読了済はざつと三分の一くらゐでせうか。情けない。
大長篇から小品まで様々なサイズの名作を、決められた分量で梗概を纏めるのは至難の業。シャミッソー「影をなくした男」は原典を猛烈に読みたい衝動に駆られました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
で、これも隙間時間読書として、かなりじかんをかけて読了。全体的に、1よりも知名度が若干下がる作品が収められている気も。自分の知識不足だけかもしれない。感想はほぼ同じで、更には内容も似たり寄ったりに思えてきた。一部を除いて、大半が男女の好きだ嫌いだの話だった気がする(苦笑)。ただ、その中でも自分的に心奪われたのが、モンテーニュのエセー。ここで触れられている概要だけでも、結構納得させられる部分が多かったし、唯一、全編を読んでみたいと思わされた作品だった。
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全編を読みたい
①
モンテーニュ『エセー』
ゲーテ『ファウスト』
フランクリン『自伝』
ソロー『森の生活』
②
トマス・モア『ユートピア』
コンスタン『アドルフ』
ホーソーン『緋文字』
バルザック『谷間の百合』
フローベール『ボヴァリー夫人』
③
アベ・プレヴォー『マノン・レスコー』
ブロンテ『嵐が丘』
ツルゲーネフ『父と子』
レールモントフ『現代の英雄』 -
一つの話だけではなく、幾つかの名作を知りたい人には最適です。
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世界文学のあらすじ本。文庫なので値段は安め。