- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101336916
作品紹介・あらすじ
酔っ払い、それは奇跡を起こす生き物。乗り過ごしや、モノの紛失は序の口。酔って海へ、気づけば鼻の辺りまで海水が。上司のハゲ頭に柏手を打って拝む。交番のお巡りさんにプロポーズ。タクシーで5万円払い「釣りはいらねえよ」。居酒屋のトイレで三点倒立の練習。ホームレスと日本の未来について語り合う…全国の酔っ払いの皆さまがやらかした爆笑失敗談&武勇伝が173連発。
感想・レビュー・書評
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笑い死んだ。
物干し竿にぶら下がってセミの真似をする者。
三点倒立の練習をする者。
救急車から逃げてカード類を手裏剣投げする者。
色んな局面で、大事なものを失った者もいれば、
ほんわかするものに出会った者も。
日本の愛すべき酔っ払いたちの伝説が記されている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゲラゲラ笑えるので公共の場でよんではいけない。
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「Mixiに入ってまもなく発見したこのコミュ」の書き込みが本になることを知って、「もしかしたら私の書いたものも…」と不安になり購入したのが3年前。「本人の許可を得て出版」と知って安心してから、ずっと後回しになって、やっと今日読みました。あの当時はあのコミュで「同志を得た」気分で、飲みながら頻繁に通っていました。楽しい日々でした。
しかし、さすがに選ばれた作品は面白いです。私のベスト3は「タクシーに乗り込む際に靴を脱ぐ」「海外とのテレビ電話会議に勝手に参加」「目が覚めたら2台連なった自動販売機の上」
私は、Mixiの足あとが残っていたとき、ひたすら足あとを追っていたので、このコミュで出会った人が一番たくさんです。
でも今は全員疎遠です。
たった一人、今でもマイミクなんですが、昨年の秋からアクセスできなくなりました。
「酔ってなんかやらかしたんじゃないかな?」と思っています。彼のマイミクさんの人数は殆ど減っていません。復活の日を待っています。 -
酔っぱらいの失敗談集。
人のことは笑えます。
たまに笑えない話があります(似たような経験のある場合)。
難度か目にする「それでもお酒はやめられない」というセリフにうなずきます。
酔っぱらい万歳(笑)
2016.2.19 -
酔っ払っての失敗談。自分も20代にあります。ケガならまだしも死なないでね。2014.10.19
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あぁ駄目! 笑ってしまいます。うっかり郵便局で待ち時間に読んでしまったら、顏のにやけた怪しい人になってしまいました(笑)
それにしても、なんとすごい! お酒の失敗談には事欠かない私ですが、負けました。そして励まされました、私、まだまだ大丈夫じゃないの、と(笑)。皆さん、けっこうやらかしているのですね。第2弾もあるようなので、是非読みたいと思います。 -
酒の失敗談を集めた本。身に覚えがあるような失敗が載ってる。二十代の頃は酒をいくら飲んでも酔わなかったが、三十代でたまに記憶を失くす事があった。今は、二日酔いになる事も、記憶を失くす事も無い程度に酒を嗜んでいる。感情の起伏が激しい時に飲む酒が危険だ。原理さえ解れば、酒での失敗は回避出来る…
……それにしても、それが解るまで何十年掛かったんだろう(#^.^#) -
ミクシィの同名コミュニティに寄せられた、酒の上の失敗談を集めた本。全173エピソードが、「乗り過ごし編」「恋愛編」「身に覚えのない行動編」などタイプ別に収録されている。当然ながら、シリアスな失敗談は注意深く避けられ、笑えるエピソードばかりが選ばれているので、楽しく読める。
書名のとおり、その失敗を本人がまったく記憶していない(周囲に教えられて知る)ケースばかりを集めているのが特徴だ。
私も人並み程度には酒の上の失敗を重ねてきたが、幸か不幸か(この言い方がまさにピッタリ)、酔って記憶をなくしたことがない。酔いが醒めると、泥酔時にやらかしたことをすべて鮮明に覚えていて、「うわ~っ! やっちまった」と頭を抱えてしまうタイプなのである。
そんな私から見ると、本書に登場する「酔って記憶をなくす」タイプの人々は、うらやまし……くはないな、べつに。
本書は文庫オリジナル。「単行本で出すほどの本でもないな」との編集サイドの判断であろう。そんなに売れるとも思えないし、一度サラッと読めば十分だし。でもまあ、けっこう笑えるし、値段分は楽しめる一冊である。
私が気に入ったエピソードを、見出しでピックアップしてみる。
・「吐いたら負けかなと思ってる」と連呼
・上司のハゲ頭に向かって柏手を打って拝む
・「エビス」を「エロス」と読み間違えて大はしゃぎ
・親友に電話して「かに雑炊のおいしさ」を1時間以上語る
・扇風機に延々と話しかけているところを、おかんが目撃
・風呂に週刊誌を持ち込んで「耳なし芳一」に
・駐車場の車を掛け布団と間違えて、その下で寝る
・家族旅行で酩酊、娘に「お母さん、酒癖わるい」
・朝、起きたら口の中に食べかけのおにぎり
うーん、他人事ではない。それぞれ、似たような思い出は私にもある(最近は泥酔するほど飲まないが)。
ついでに、言い回しが面白くてツボにはまった例を、二、三引く。
《「トライアングル」という焼酎を指で三角形を作って注文することに楽しみを見出し、注文したいがために全員で飲みまくり、吐きまくり》
《翌朝、テーブルの上は宴の後状態でした。(中略)またまたやってしまった自宅での1人2次会》
《友人によると、飲み狂う私を心配してうすーい梅酒を作って持ってきた店員さんに「こんな志の低い酒が飲めるか!!」と枝豆を投げつけたらしいです》
「リバース」という言い方を初めて知った。「最後の店でお会計をするとき、みんなの前でリバース。その後、駆け込んだトイレの中でもリバース」というふうに使う(笑)。
ともあれ、カバーの惹句に言うように、「酔っ払い、それは奇跡を起こす生き物」なのである。
有名作家のエッセイなどから泥酔ネタばかり集めたアンソロジーとか、作れそうな気がする。
ちなみに、私が好きな酔っぱらいネタの本といえば、二ノ宮知子のコミック・エッセイ『平成よっぱらい研究所』である。『のだめカンタービレ』でメジャー・ブレイクする前の二ノ宮の、ワイルドな笑い満載の傑作だ。 -
酔っぱらって記憶をなくした特集。
気持ちが大きくなってやってしまう人や
意味不明の行動や衝動。
風呂場で飲み食いも謎ですが、冷蔵庫へ
うっかりしまうものも謎。
読んでいる分には面白いですが、やってしまう人としては
教訓な本になるやも、です。
それでも飲む、という素晴らしい人もいましたがw
コンタクトレンズ、の人は眼球大丈夫だったのでしょうか? -
これは!
電車の中で読んでいてヤバくなり、何度も読むのをやめてカバンにしまい、ほとぼりが冷めてまた読むという事を繰り返しました。
思わず、吹き出しそうなおもしろエピソードが短くたくさんのっています。色んな人の投稿をまとめたものです。
小説じゃないです。
たまには笑わないとね!
電車で笑いをこらえていて逆にストレすだったかな?
wwww -
石原たきび 著「酔って記憶をなくします」、2010.10発行、SNSのサイトでの酒の失敗談をまとめたものだそうです。私は記憶をなくしたことがあったのかないのか・・・w、若い頃はよく飲みました。乗り過ごしや紛失などの失敗は沢山あります。仕事を辞めてからはありませんね(^-^) ちょっと寂しい気もします(^-^) この本では、乗り過ごし、恋愛、紛失、身に覚えのない行動、会社絡みの失敗、痛い失敗やけが、買い物や持ち帰り、眠り込んだら、旅先、その他の区分で編集されています。巻末は恩田陸、大竹聡のほろ酔い対談です。
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20170506 この本を読む人はきっと何かしらやらかしている人なのだと思う。上には上があるという安心を得るか、仲間の多さに安心する。酒って本当に怖いし楽しい。
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mixiの「酔って記憶をなくします」コミュニティに投稿されたお酒の失敗談を集めた作品。酒飲みはこれを読むと「あ、まだ自分は大丈夫だな」と思えるはず。
一番意味が分からなかったのは「駐車してある車を掛け布団と間違えて車の下で寝ていた」というやつ。
でも子供に迷惑かけてる系はアル中直前じゃないかな・・・。
あと近所中のつつじの蜜をすいまくって問題になってるやつも面白かった。 -
お酒って怖い!笑 自分もよく酔っ払うけど、人に迷惑をかけたり怪我したりというのは本当に気をつけようと思った。ある程度なら笑えるんだけどね。
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失敗したのは自分だけではないと救われる(笑)
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酔っ払い武勇伝に関する投稿をまとめたもの。いやあ、酒ってのは恐ろしくて面白い。依存症でない程度の酔っぱらいっていうのはほんとに愛おしいね。
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先に読んだ「ますます~」に大笑いしたが、これもつくづく可笑しい。まったく酔っぱらいってバカだなー。最初の方を読んでる時点では、次に酔いつぶれてる人を見たら親切にしてあげようとか思ってたけど、読み終えた時にはやっぱり放っとこうという気になった。だって反省してないものなあ。これだけやらかしても。酒飲みの精神力に降参。
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2014.09.23
新しい職場になってからというもの、お酒の席が増え、それに伴い数々の失敗談も…
そんな私の目に飛び込んできたこの本。ついつい買ってしまいました。移動中に軽く読むのには最適な本です。
爆笑!とまではいかないけれど、クスリとする話が満載。たまにイラっとする話も。そして、お酒を飲んでやらかしてしまった人でも優しく接してあげようと思いました…。
以下個人的にクスっときた話。
・上司のハゲ頭に柏手を打って拝む
・国会取材で○泉首相に「酒くさっ!」と言われる -
岸さん。
みんないろんな粗相をしているんだなってクスッと笑ってしまった。
あとで笑い話にできるからいいよね。
そのときは必死なんだろうと想像するとこれまた面白い。