巴里の空はあかね雲 (新潮文庫)

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著者 : 岸恵子
  • 新潮社 (1987年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101339023

巴里の空はあかね雲 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 夫との離婚から夫の死までのエッセイ。それにしても、夫は岸さんのような素敵な女性と離婚するなんて、本当に勿体無い。そのせいで早死にしたんではないかと思うくらいだ。

  • 岸恵子さん初のエッセイ。東京巴里井戸端会議があんまりよかったんで買ってみた。感想は…うーん、こんなもんか、と。小気味いいリズムのある文章はいいんだけど、ひとつの章ごとに伝えたいことがいまいちわからない。
    往復書簡集ではあんなに生き生きしてたのに、この作品では古い言い回しと落語や小噺みたいな古いオチつきの話ばかりで、みずみずしいとは言い難い。でもパリでの生活がより詳しく書かれているところは面白かった。泥棒に入られたところとかね。
    見どころは、娘デルフィーヌとのやり取りかな。ボケツッコミが出来上がってていいコンビ。好奇心旺盛なデルフィーヌの乞食旅にびっくり。
    印象的なのは、ロミ・シュナイダーの死について書かれた話。彼女の死に真っ向から向き合っている。にもかかわらず、自分の夫の死には向き合えない。女としてのもろさと鋼の強さが交互にやってくる。多面的な女性なのだろう。女優をやっている人には当たり前のことかもしれないけど。

  • 十数年前から複数回読んでいる。個人的にパリが懐かしくなった時にふと読みたくなるエッセイ。

  • こないだ読んだ「ベラルーシの林檎」が良かったので、こちらも読んでみました。
    離婚して、その後の娘さんと二人の生活、本当に人生いろんなことがあって、それでもたくましくうつくしく生きておられる姿がすばらしいなぁ、と。
    ひとりの女性として、母として、とっても率直に心情が書かれていて、大女優さんなんだけど親しみを感じてしまいました。

  • 今なおエレガントな女優,岸恵子さんの
    自伝的エッセイ。
    パリの暮らしが長かった岸さんならではの
    小粋で凛とした生き方が素敵。
    こんな風に年を重ねたいな。日本文芸大賞エッセイ賞作。

  • 岸恵子節炸裂!腹をかかえて笑ったり、そっと涙をぬぐったり、いいときもわるいときも彼女は生きているッ!

  • 私って個性的でしょ。個性的でしょ。って、ずっといわれているような気がする文章。確かにリズム感はあって、言い回しがおもしろいんだけれど、いかんせん口語が古い。もう少し立つとそれも味として楽しめるのかもしれない。筆者のガッツと決断力のあるところが、ステキだなあと思った。ちょうど、同時に読んでいた石井好子さんの本に離婚前の家での作者の写真があったので、ここでいろいろな出来事が起こったんだと、思えて、小さな臨場感ももてた。

  • これも小気味の良いエッセイ。

  • なにげに古本屋さんで購入。ご本人の凛とした風情にぴったりの歯切れの良い粋なエッセイ。これを読んでいると背筋がピンとしてきます。

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