| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
-
でも僕は男が好きなわけじゃないよ。睦月が好きなんだ。
― 139ページ -
「歴史があるのね。睦月と紺くんには」
-
まるで水の檻だ。やさしいのに動けない。
― 117ページ
みんなの感想・レビュー・書評
誰もわるくないよねというのが作者の目線なのか。話の人たちはお互いを思っている。言動が表面的に変わってても根がきれいなのだ。
それはそれとして、三角とやらは修羅場しなくても切ないからできるだけ避けたほうがいいやこりゃ、と思えるのが作者の優しさか鋭さなのかも。
あとがきには「素直にいえば、恋をしたり信じ合ったりするのは無謀なこと」「どう考えたって蛮勇」「それでもそれをやってしまう人に」とある。
愛のかたちはこんなふうにいろいろ。
でも、こんなふうに相手のことを思いやれる関係はなかなか難しいもの。
きれいな文章と小説ならではの設定を通して、
「相手を思うこと」
についてのヒントを与えてくれるいい作品だなと思いました。
美しい小説だった。
笑子が「ずっとこのままがいい」と願ったように、わたしもずっとこの物語を読んでいたかった。二人の生活をずっと覗いていたかった。
笑子はとても純粋で、可愛くて。笑子がとってしまう行動は自分と重なるところもあって、やけに納得してしまった。そして、笑子を宥めるときの睦月は、恋人に似ている。
笑子と睦月の性格が本当にすきで、この二人の名前が性格のイメージにあまりにもぴったりで感動してしまったほど。
紺もよかった。すごく。
何度も読み返したいとおもう。
笑子の気持ちが痛いほど分かる。いつまで続くか分からないけど、今にも消えそうな優しい世界を愛しいと思うのは当たり前じゃないかなあ。
私は、睦月くんと笑子ちゃんがものすごく好き
江國香織が最後のあとがきで、人はいつも孤独。でも恋をせずにはいられない生き物とか言ってて、その矛盾の観点がものすごく好き
小説の中でたまに、笑子ちゃんと睦月くんの相性が本当はものすごくいいことが語られることがあるんだけど、そういう関係、けっこう理想
なんかいでも読みたくなる本
とても悲しい物語に思える。 好きな気持ちがあふれて、それをそのままにしておけないとき、人はどうすればいいのだろう。未来へつながるかとかそういう問題じゃなくて、現在のこの気持ちさえ、あふれてたまらないとき、どうすればいいのだろう。 つつけばたゆたう金魚のポケットは、ひっそり泣けなかったぶんをため込んだ涙袋。 ごく自然に笑子のように生きてきたような錯覚に陥って、にっちもさっちもいかない気分になっ... 続きを読む »
なにをこんなに評価されてるのか、中身のない糞のような小説でした。独特な雰囲気とか、空気感が良いとかレビューされているが、このどっちつかずの雰囲気が一番最悪で、どこにでも転べる設定。
ストーリーは
ホモの夫と、精神不安定な妻と、ホモの夫の彼氏と、同僚のホモとが、パーティーなどをして子どもはどうすんの?とかの日常がただただ流れて行くという話。
物語の山も谷もなく、刺激も悲観もなく、面白く無い。もう本当に時間を無駄にしました。
10数年前にこの作品を読んで江國香織を好きになった。
久々に読み返して、確かに(作者の言う通り)シンプルな作品だと思う。
やはりこの頃から文章が美しい。
可愛そうなぐらい健気で純粋な笑子と、
残酷なぐらい優しい睦月と、
どことなく抽象的な雰囲気の紺くんをはじめとする、銀のライオンたち。
大切なことは万人に理解されることではなく、
自分にとって一番自然な状態を愛することなのかなーと思いました。
内容には関係ありませんが、新潮社のこの白い装丁がきらきらひかっていて好きです。
ホモの夫とアル中の妻。
めちゃくちゃだけどいとおしい。
笑子のやるせなさや行き場のない思いも、
睦月の誠実なやさしさもかみ合わないだけで
とってもあたたかいものなんだよなー。
じんわり。
普段からじゅうぶん気をつけてはいるのですが、
それでもふいに、人を好きになってしまうことがあります。
このあとがき一言目にやられた。
上等だよ。全く上等だ。
素直にいえば、恋をしたり信じあったりするのは無謀なことだと思います。どう考えたって蛮勇です。
睦月が素敵。
この3人、微妙なバランスのなかで、とてもいい関係だなって思いました。
あと、台詞がとっても綺麗で、音読したり、人に伝えたくなるようなものばかり。
はじめての江國さん作品でしたが、これからも読んでみようと思いました
ある新婚夫婦の物語。
恋人のいる夫とその妻。
夫はゲイで、妻はアル中。
こんな家庭はあり得ないだろ!?
っていう、至極当然の考えで居たはずなのに、気が付くとまるでこの物語の中での夫婦が自然で平凡な家庭のように感じてくる。
江國香織さんのお話を読んだのは二回目だが、彼女の表現は、自分も登場人物の肌に触れ、温もりを感じたかのようにすんなりと入ってくる。
ちょっとハマりそうだ。
…だが、彼らはこの結末で良かったのだろうか?
登場人物たちのしょうがなさに、なんとかならないのか、この人たちは、とイライラさせられるのに読んでしまう。へんな設定なのに共感できる。しかも読後感がさわやか。やっぱり江國香織ってすごいと思った。
何度も読み返しています。
主役の二人がすごく好きです。
いろんな夫婦がいて、いろんな考え方があって。
これからも読みます。
初めての江國香織。友達にすすめられたもののひとつ。
情緒不安定の笑子と同性愛者の睦月と、その恋人•紺が紡ぎ出す不思議な三角関係。

江國さんで一番好きだと思う。短いお話。
病んでる大学生の頃にはまってたなぁ。
アル中の主人公と同性愛者の旦那。
同性愛っていうよりも愛したひとがたまたま男だったっていう方が正しい気がする。
性...





