つめたいよるに (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101339139

感想・レビュー・書評

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  • 短いのに不思議と物語が広がっていく

  • 多分、これかきらきらひかるをはじめによんだ。
    中学の教科書に収録作の「デューク」があって、あんまりにも好きで、初めて自分から本を選びに行った気がする。それまでは親の本棚とか姉の本棚から借りるか、漫画か、読んでも星の王子さまくらいだった。
    私が読書好きになったきっかけ。

  • 通学中に電車の中で読んでいたらいつの間にか毎日の楽しみになっていた。短編集だからキリよく読めるし隙間時間に丁度いい。どの物語も心が温まるような素晴らしいものばかりだった。個人的にはデュークが1番好きです、好きすぎてもう10回は読み直しました笑

  • はじめて読んだのは高校生の時。
    デュークは何度読んでも泣いてしまう。
    私にとってはボンボンショコラのような一冊。

  • さらっと読めておもしろい!後味も良い。
    「夜の子どもたち」「ラプンツェルたち」「子供たちの晩餐」が特に好きでした。

  • 国語の教科書に載っていた「デューク」をきっかけに、江國さんの紡ぐ言葉が好きになりました。
    「デューク」が授業で取り上げられることはありませんでしたが、授業そっちのけで何度も何度も読みました。
    湿度や温度、食事の場面では舌触りや喉越しが文から伝わってくるのがなんとも心地よいです。

  • 江國さんの死生観が垣間見えるような作品で面白かった
    解説にもあったけど、はっきり書かない、あっさり終わる、から読者の想像力に委ねられる部分が多い文章も好き!

  • 中学生の頃に出会った、私にとっての江國香織さんの初めての本。
    それまでは子供向けのファンタジーや児童書を読んでいたけれど、この本に出会って大人が読む本を知った気がする。
    ボロボロになっても何度も何度も読んでしまう。
    どの話もその物語の世界にぐっと引き込まれて、すっと終わる。ちょっと不思議な感覚を思い出す1冊。
    当時の衝撃が大きくて、思い出の本なので過大評価しているかも??

  • 当時短編といえば星新一と筒井康隆しか知らなかった自分にとっては衝撃的だった。中学、高校時代の読書遍歴の一つの基盤になった一冊。

  • いちばんデュークが好き。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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