流しのしたの骨 (新潮文庫)

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著者 : 江國香織
  • 新潮社 (1999年9月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101339153

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流しのしたの骨 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 合わない。
    136ページで断念。
    放置していたが、気が乗らず手が伸びない為やめた。

  • 江國さんの小説に登場する人たちは皆あたりまえの日常を丁寧に暮らしていて、そしてそういうささいなことの描写を江國さんはとびきり素敵に描く。だから好き。

  • 読んでいると頭がふわふわしてくる。お話しに急展開はなくて小波みたいな本。

  • 恋愛小説ではない。いわゆる家族の物語ではある。ちょっと変な家族である。しかし、私からみると、変な姉妹(弟)のほうがインパクトがあった。あぁ、そういうところあってもいいかも、と思うこともあったけれど、どちらかというと私の嫌いなタイプが多いかも(^^;私はあんまりベタベタした家族関係は嫌いなのだ。確かに、外からは見えない関係ってあるものだし、普通だとは思うが、この家族には違和感を覚えてします。極端に言えば嫌悪感かもしれない。文章は簡潔で読みやすいとは思うけれど。あと、タイトルの意味がよくわからない。確かに本文中にこの言葉がでてくるが、それがこの本の中身に大きな意味をなしているとは思えない。んー、別の作品を読んでから最終判断すべきか…

  • 「ボーイフレンドって素敵よね。いるあいだはたのしいし、いなくなると気持ちいい」

  • ほのぼのとした兄弟愛の物語

  • 何年かぶりに再読。
    私の家にはこれほど行事もエピソードもないけれど、忘れていた幼い頃の家族との思い出を思い出しました。
    自分でもよくわからない好みやクセはこの家で育まれたのかな。

  • P108「ボーイフレンドって素敵よね。いるあいだはたのしいし、いなくなると気持ちいい」
    P110「もう一度食べたら?」
    P171ちゃんとあたたかい格好をして、やあひさしぶりって言う言い方が自然で、ポケットから硬くて甘い袋菓子をだしてくれる男のひと。
    P285話ながら、私はもう淋しくなくなっていた。片手を深町直人の胯間にのせ、ほんの少しおわん形に指をまげて包むようにすると、「すーん」は不思議なほどすっとおさまる。大発見だった。

    よそのうちの独自的で閉鎖的なルールたち。それを盗み見るような小説。

  • 何度も読み返している好きな本。のんびりした空気、ちょっとした問題が起きるんだけど、はんなりと解決していくゆるさ。登場人物がみんな、優しくていい。安心して読める。これから先も何度も読み返す。

  • 江國さんの描く家族は完全では無いけれどある種の理想。それぞれを繋いでいる絆が決して揺らぐことが無いから。好きではなくても自分から切り離したりしないから。そういう繋がりがとても素敵で、私の中で憧れとしていつも読み終わった後の心に残ります。
    それから江國さん自身に子どもがいないからかもしれませんが、親目線の子どもに対する文章でも、どこか妹や弟と会話しているような感じがします。これもかなり憧れる、なぜなら私には無かったものだから。

  • 不思議な姉弟、家族の話。暖かくて懐かしい

  • きょうだいが多いってマイナス面しか考えたことがなかったけど、意外と楽しそうで驚いた。平和な家庭だからか。
    江國香織の作品は日常のペースを取り戻すのにぴったりだと思う。あまりにゆっくり過ぎて到底現代では不可能だと思うけど、感覚を掴むには丁度よい。

  • 読んでいる時は「この家族変!」とずっと思いながらイライラしてたが、読後しばらくして思い返すと、どこの家族も他人様には知りえない不可解で変な日常があるのかもしれなと考えるようになった。というか、こういう変な人々を許容できる人こそ幸福なのかもしれない。自分を省みていろんな事を考えた。ほっこりする、とかの類いではなかったけど不思議ちゃんにはお勧め、かな?

  • 一癖ある一人一人が、暖かい一つの家族を形作っています。
    語り手(?)であること子は、愛すべき両親、姉達、弟、そして自らを赤裸々に描き出します。
    個人の偏向もまた良し、と思わせてくれる一冊です!

  • 江國さんの、家族の話がすきだ。
    そしてこの本は私が子供だった頃に母が読んでいた、きっとまだ実家のどこかにあるんだろう。

    主人公的な存在の女の子と、弟が一際仲が良いのは江國さんの書く物語の特徴なのか
    仲が良いのか途中までわからなかった家族は読みすすめるうちにお互いを理解しあっている家族だとわかった

    毎月の贈り物、姉の作るお菓子、母の季節を取り入れた食卓、夜の散歩、泣き腫らした姉、ハムスターのウィリアム、健康な恋愛、照明の多いダイニング、あたたかな家庭

  • 読み手の性差があるのかなあ。誰に感情移入できるかというと誰に感情移入しながら読んだのかがはっきりと書けない。
    「帰る場所」を主題にしているわけでもないのだろうけど、これといった主題を見つけることは難しかった。
    文庫の末にある作者の他人の家庭の覗き見的な視点という言葉に「そうなの?そういうことだけ?」とも思った。

    離婚に至る流れが不明瞭なのは、当人しかわからないという視点にこだわったものだと思いたい。

  • 愛している本。音読したりタイプしたり普通に読んだりいろんな方法で楽しんでいます。

  • 普通でちょっと変わった家族の物語。
    言葉のひと言ひと言が丁寧で、綺麗だなって思いました。同じ両親同じ環境で育つのに、どこの兄妹姉妹も皆違った個性なのはどうしてだろう?
    なんて思っていた私に、ひとつ気づかせてもらったことがありました。

  • 両親と三女と一男、ちょっと変わっている人たちだけど仲良く幸せな宮坂家の日常。何か大きな事件が起こるわけでもなく、ちょっとした出来事は静かな日常のスパイス。家庭というある種の閉じた空間、日常であって閉鎖的、それは流しの下のよう。そして、どこの家庭も他から見ればおかしなことがある。それは流しの下にそっと置かれている何かの骨のようである。

  • 三姉妹と弟と両親の家族のお話。
    平凡なほのぼのとしたストーリーが続く。
    平坦な感じ

  • 小学生の時からずっと好きな本。こんな不思議ででもあったかい家族を作りたいな

  • 三姉妹に小さい弟がいる、家族の日常。

    家族のちょっとした生活の習慣や家族関係って、他人の人に話さないと気がつかない独特なものがあると思う。そういうふんわりしたお話。

    そんな中でも、しま子ちゃんが1番好き。そして宮坂家は、きっと近くに住んでいると思う。

  • 他の家の家庭を書いた物語。
    どこかにモデルとした家族があるのでしょうか??
    家族愛っていえばそうなのかもしれないけど
    特に心には響かないお話でした。

  • 再読。
    江國さん作品の中でもダントツに好きです…変な家族最高!!

    再々読。
    やっぱり『流しのしたの骨』すきだな~~~。
    宮坂家の人々がほんと江國先生も「変」だと思って書いてるのが信じられないけど・・・。
    せ、先生が書く家族ってだいたいこんな雰囲気ですよね・・・??(愛)

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流しのしたの骨 (新潮文庫)の作品紹介

いまはなにもしていず、夜の散歩が習慣の19歳の私こと子、おっとりとして頑固な長姉そよちゃん、妙ちきりんで優しい次姉しま子ちゃん、笑顔が健やかで一番平らかな`小さな弟'律の四人姉弟と、詩人で生活に様々なこだわりを持つ母、規律を重んじる家族想いの父、の六人家族。ちょっと変だけれど幸福な宮坂家の、晩秋から春までの出来事を静かに描いた、不思議で心地よくいとおしい物語。

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