ぼくの小鳥ちゃん

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著者 : 江國香織
  • 新潮社 (2001年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101339184

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ぼくの小鳥ちゃんの感想・レビュー・書評

  • 「ぼく」の小鳥ちゃんへの感情って、何に近いのだろう。恋愛、父性......いや、やっぱり「小鳥ちゃんへの愛」としか言いようがない。ファンタジーだからこその、ずっと本物らしい感触をもって愛おしさが胸に広がる。優しい気持ちを思い出したくなったら、また読もう。

  • 【初の江國香織】
    小川糸さん、益田ミリさん、小川糸さんに戻ってからの江國香織さんとの出会い。
    (ブクログで「小川糸」検索。この本が出てきました。)

    ・再読してみたい 老人と海
    ・小川糸 - 江國香織 -西加奈子
    ・次作へのハードルの高さ 村上龍の五分後の世界

  • スラスラ読み進められた。
    彼女との関係、小鳥ちゃんのと関係、2つの世界を過ごすぼく。
    なんだか小鳥ちゃんの切なさを感じた。

  • かわいい本。
    江國さんの言い回しが好き。
    みんなとてもすっきりしていて、読んでいて清々しい。
    絶妙なバランスだなぁと思う。

  • 寒い冬の日、あったかい部屋でホットミルクを飲みながらこの本を読みたい。たしか本の帯にもそんな宣伝文句が書いてあった気がする。

    ちょっと生意気な小鳥ちゃんと、しっかり者のガールフレンドと、僕の3人の物語。時折はさまれる荒井良二さんのイラストが、その世界観をよりステンドグラスのようなイノセントなものへと誘ってくれる。

    「僕」とガールフレンドが楽しくスケートしている様子を見た小鳥ちゃんがやきもちを妬いて、だから「僕」が小鳥ちゃんのために小さな小さなスケート靴を作って、小鳥ちゃんが洗面器にはった氷の上でくるくるスケートするくだりがたまらなく好きだ。かわいくて、美しくて、幸福に泣きたくなるのだ。

    じんわりと温かい気持ちになる本。ありきたりな文句だけど、ぜひ寒い冬にはこの本をお供に休日を過ごしてほしい。あたたかいものを飲みながら。おいしいクッキーを食べながら。

  • 冬にクッキーとcoffeeを味わいながら読みたい本。

  • いったいどう読んだら正解なのだろう、この本は。
    ぼくと小鳥ちゃんと彼女の三角関係?その割に彼女の感情があまり露わになっていないけれど。

    そう。
    彼女が何のためにいるのかがちょっと読み取れない。
    何でもできて、何でも知っていて、運転が荒い彼女。
    小鳥ちゃんより彼女の方がよほど気になってしょうがなかった。

    ぼくと小鳥ちゃんの関係は、私の中では「幸福の王子」のネガだった。
    自分の持っているものを与えて、与えることで人を幸せにする王子。
    何も持たず、受けいれることで人(小鳥も)を幸せにするぼく。

    王子の願いをかなえるために献身的に飛び回る黒いツバメ。
    はっきりと自己主張をしぼくに認めさせる白い小鳥ちゃん。

    全てを与えてしまった王子とツバメは、冬が来た時に命が尽きた。
    全てを受けいれるぼくと小鳥ちゃんが出会ったのは、冬のはじめの頃だった。

    だから何となく彼らの住んでいる街は、石畳の道路と、石造りの建物でできているヨーロッパの街並みのように思えた。

    だとしたら彼女の役割はなんだ?
    ぼくと小鳥ちゃんで完結しそうな世界に平然とたたずむ彼女。
    いや、割り込んできたのは小鳥ちゃんの方なのだけど。

  • ほのぼの。すぐ読める。久しぶりの仮名遣い。ぼくの小鳥ちゃん

  • 1時間弱でよめた。彼女に勧めたいけど勧めたら自分の求めてる彼女像をおしつけてしまうことになるかな?

  •  生意気で我儘だけど寂しがり屋の小鳥ちゃんが愛しくて大好きになった。そんな小鳥ちゃんと、小鳥ちゃんの小さなからだや強いけれど繊細な心を大切に扱うぼくとの二人の生活は尊くて温かい。だからあの生活が永遠に続いてほしいと思うけれど、羽を持っているがゆえに自由の身である小鳥ちゃんはもしかしたらいつかは飛び立っていってしまうかもしれない、という気配がどことなく漂っていて、幸せながらも切ない気持ちになった。また、雨降る中お家で話をする二人が「雨にとじこめられる」と表現されていたのがとても印象的だった。

  • 20111217
    初読み!
    小鳥ちゃんかわいいなあ


    再読。
    動物と人間の・・・ってのは、「デューク」とか思い出しますね。
    初期江國節。すきです。
    小鳥ちゃんの性格がモロに江國系女子だよな~~これからのぼくと小鳥ちゃんと彼女の展開めっちゃ気になるけど、そこで終わるのがまた江國節・・・。

  • ある日突然ぼくの窓辺にやってきた小鳥ちゃん。
    ときどきやってくるガールフレンドと、小鳥ちゃんとの穏やかでキラキラした日々。
    小鳥ちゃんの見せるちょっとした嫉妬や、わがままや、好奇心にどきどきしっぱなしで、私もこの小鳥ちゃんが、大好きになってしまいました。

  • あり日突然空からやってきた小鳥ちゃんと、ぼくと彼女の日常。
    ちょっといじわるで拗ねやすい小鳥ちゃんが、女性としての魅力たっぷりで可愛らしい。
    私もこんな女性だったらモテるかな⁉︎なんて思いながら読んでいました。

  • 再再々読、なんだろうこれは。なんで小鳥なんだろう。いきなり喋るし、それが当たり前みたいだし。不思議だ。と真面目に考えてしまって、小鳥ちゃんに甘い主人公にモヤッとしてしまって、よくわからないけど、たまに読み返している。

  • 雪の朝、小鳥ちゃんが
    ぼくの部屋にやってきた。

    ぼくと小鳥ちゃんとガールフレンド。
    二人と一羽の生活。
    (三角関係っぽい)

    一緒に、散歩したり、
    スケートしたり、
    外食したり…

    江國さんの奏でる
    ゆっくり流れる雰囲気が好き。

  • 小鳥ちゃんが好きだ

  • 愛らしい小説。
    小鳥ちゃんがある日突然やってきて
    一緒に暮らすのだがそれがもうなんともいえない儚さとかわいさで。
    小鳥ちゃんはとてもしっかりしているし小鳥であることに誇りを持っている。この小鳥ちゃんの魅力にどんどんハマっていくのだ。
    また挿絵もかわいくイメージがより際立つ。

  • ぼくと小鳥ちゃんとガールフレンドの物語 小鳥ちゃんは言ってしまえば、鳥だけど いっぱしのレディーぶるのがかわいい 男が優柔不断すぎて、若干いらっとする 絵本のような優しい話かな

  • 冬の日に暖かい部屋で読みたい本。

    彼氏の前に現れた、かわいくて、ワガママで、子どもっぽい女の子。それが小鳥ちゃん。
    ワガママなんだけど、孤独や哀しさの裏返しであるように見えた。

    ぼくと体長10センチの小鳥と彼女の関係。
    人間で描けば粘着質なお話になりそう。
    童話風だからこそ、切なく、美しい。

  • カフェで短時間に流し読みした。
    たまに小鳥がやってきて、彼の生活の中に入り込む。 そして、彼女に嫉妬しているよう。
    そして彼もまた嫉妬してしまう。
    なんだか不思議な物語。
    江國ワールドだな。

    2014.10.18

  • こんちくしょう、こんちくしょう、と言いたくなる。
    ラム酒のかかったアイスを食べたくなる。

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ぼくの小鳥ちゃんの作品紹介

雪の朝、ぼくの部屋に、小さな小鳥ちゃんが舞いこんだ。体長10センチ、まっしろで、くちばしときゃしゃな脚が濃いピンク色。「あたしはそのへんのひよわな小鳥とはちがうんだから」ときっぱりいい、一番いいたべものは、ラム酒のかかったアイスクリーム、とゆずらないしっかり者。でもぼくの彼女をちょっと意識しているみたい。小鳥ちゃんとぼくと彼女と。少し切なくて幸福な、冬の日々の物語。

ぼくの小鳥ちゃんの単行本

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