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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「つめたいメロン つめたいくちびる 官能的なきもちになりました」
― 152ページ -
かなしめば それはあなたを責めることになるのでしょうか
― 83ページ -
びっくりしちゃうな/もしかしてあなた/私をうしないかけているの?
― 59ページ
みんなの感想・レビュー・書評
角砂糖のようにさらりとした甘さに包まれた詩集だと思います。
しかし、詩は難しいです。多くの言葉を語らないそれらは、私の頭のなかを困惑させます。
勿体なくて、すこしずつ読んだ(味わった)。
なんかもう、本当に、角砂糖みたい。
繊細で、透明で、細やかで、きれいで、ちくちくしていて。
読みながら何度もため息をついて、表紙を見つめた。本をさすりながら装丁を眺めた。この本、ちょっと力を入れたら崩れて溶けてなくなっちゃうんじゃないかって、思った。角砂糖みたいに。
「うしなう」「父に」に、胸をわし掴みにされた。
甘い甘い砂糖菓子みたいな詩集。
だけど時々どきっとさせられる鋭いことばたち。
愛情も孤独もいっぱい胸に抱えながら、だれのものにもならない芯の強さがとても好きです。
江國ワールドだなと。幸せな風景な筈なのに、すこし、哀しさを含んでいるような気がします。とっても綺麗な詩集でした。
題名からして素敵です。中身も題名みたいに甘くて素敵な世界でした。
この一冊は、最初の詩から一気に少女の世界へと惹き込まれます。
少女から子供へ、子供から大人へ、不思議な世界を漂っている感じでした。江國さんは少女の視点と大人の文才を持っている人だと思います。どれも本当によかったけど、中でも「結婚生活」と「父に」がお気に入りです。
江國さんにがつんやられた一時期を懐かしく思いつつ図書館で借りてきたのは先日。ひらがなの使い方がとてもよいです。
おすべりだい
うしなう
犬と猫
父に
選ぶならば、この4つを。
興奮や冷静、幸福や後悔、愛情や不満。こういう日常の感情に、あえて溺れたり酔ったりしている自分を、三年後に見てしまったような。そんな詩集です。江國さんの小説特有の感情を押しつぶしたするどさがあって、思いがけない一行にはっとしたり疑惑したり目を背けたくなったりしてしまう。
江國さんのエッセイの理解が深まる不思議な詩集だと思います。
自分を含めた全てを疑ってる人なのかなぁ、と。それでもわざと騙されたり、疑いを晴らしたりできる人。そういう生き方は、逆に信頼できるものを確かにしているのかもしれない。縋るわけじゃなくて信じられることを、きちんと持っている人のまっすぐがある。

誰かあのひとに
誰かあのひとに
うばうならすべてうばえと教えてやって
手も足も髪もくちびるも
じん臓も肝臓もすい臓もひ臓も
声も首も血管のいっぽんいっぽんも
はだかでふるえているこども...





