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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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かつて輝かしい恋をした。
でもそれは、それだけのことだ。
― 178ページ -
でも、一人の男をちゃんと好きでいようとするのは、途方もない大仕事だ。
― 192ページ -
私の心臓はあのとき一部分ははっきり死んだと思う。さびしさのあまりねじ切れて。
― 197ページ
みんなの感想・レビュー・書評
直木賞受賞作。 すべて20ページ程度の短編で、登場人物たちは主婦だったりバツイチだったり今まさに離婚しようとしていたり不倫していたりといろいろだが、どこか空虚さを抱えている。 江國作品の主人公はどんな立場であれ自分自身と環境を肯定的に受け止めている人が多いと思っていたからその点でこの作品に登場する人々はこれまでと少し違う。 なんだか物悲しさがあり、人間っぽい。 その点で普通になりす... 続きを読む »
短編集。30歳台くらいの女性の恋愛(観)を描いた作品。
女性心理は理解出来ない部分はあるが、要所要所感じ入る部分はあった。
江國香織「号泣する準備はできていた」を読了。今月13冊目。 なんとなく女性作家の幅を広げていきたいなと、なんとなく名前だけは存じ上げている方の中から、直木賞受賞作ということでチョイス。薄くて読みやすそうというのもある。 12編の短編集。テーマはなんとなく似たような感じ。なんというか、男の感覚では思いつきもしなさそうなセンスが感じられて、こう脳がとっても刺激を受けた。世界に対する認識が拡... 続きを読む »
号泣する準備は出来ている
ものなんだろうか。
まだ私にはそれがわからないです。
大人の女性の小説でした。
タイトルはすばらしくいい。
でもお話はあんまりすきじゃなかった…。
短編ならどれかはすきなのがありそうなのに。
よくありそうな日常的な出来事なのかもしれないけれど、男の僕からすれば、女性視点の非日常的な世界が広がっている。心の不安定な部分や永遠に同じ気持ちでいることは出来ないという事が読み取れる文章の流れがいい。江國さんの少ない情報でたくさんの事をイメージさせてくれる表現と文章の運び方が好きだなと思った。
短編集!
一話 15頁くらいの内容で のどかな感じ。
号泣する準備は出来ていた。はそんなに泣ける話じゃなかった。
共感したところもあり、自分の気持ちの整理整頓ができたような、スッキリした読後感も味わいました。
強くて脆い女性たちの話かな、と。好きな単語や一文はありますが、がっつりはまった、という感じは無いかな。12/02/12
12編の短編集。直木賞受賞作品。
12編全部が失恋とは違った悲しい男女の複雑な話。。
江國さんの小説は読む度に違う感想を持つけど、いまは「そこなう」がとてもこわく感じられた…こんな目にあったら人間不信になりそう。
さらっと読める短編集。
舌触りもあっさり、みたいなかんじ。
別にものすごい好きなわけじゃないけど鞄の中に入ってたらちょっとかわいいかもーみたいなキャンディ感覚。
「熱帯夜」がお気に入り。
印象に残るタイトルだし、ちらちらマイミクさんのレビューにも登場するので、気になって買ってみました。内容は恋愛小説の短篇集。本の名前に”号泣”という単語がありますが、別に泣かせ狙いの話ではなく、短篇の中の1つに”号泣する準備は出来ていた”というものがある、というだけです。 多少の例外はありますが、ほぼ全て、30代後半の女性、結婚、浮気、離婚で塗り固められています。テーマの統一が成されてるとい... 続きを読む »
この作品にでてくる女性は皆、『満たされない女』ばかり。もしくはかつて満ち足りていても現在はそうではない人たちなのだ。
現実的で生々しい話に少し疲れた。現実的…と書く辺り、共感というか実際、おおいにありそうな話だとは思った。短編の最後をかざる『そこなう』の主人公、みちるなんかはもう、自分から幸せが怖くなって手放そうとしている女にしか見えない。不安に駆られ、わざと相手を動揺させる事を言って関係を揺るがす。そして、相手の告白に傷つき、悲しみに襲われる。んー…人間関係って難しいけど私はもっと単純に生きたいなと思った。
一つ一つ短いけど、行間から綿密な感情が溢れ出し、読み終わるとちょっと息詰まっちゃう感じがする。
大学でよくこういうタイプの物を読んだなと思い出しだ。
今は娯楽性の物ばかりだけど……
[2012.03.17]
本について話しているときに江國香織の話題になったので久しぶりに本棚から出してみたらまえに読んだときよりもずっと理解できたし、言うほどわるくないんじゃないかとおもった。いままさに思ってることを言い当てられてるかんじがしてどきっとした。
ただ、主要人物がたいてい30を越えているのでいい大人が泣いたりかわいこぶったりしてるのを想像したらなんか気持ち悪いとおもってしまいました。
あと、後ろ盾があるのとないのとではやっぱりちがうとおもうから浮気は肯定できないし、心の弱い人がしてしまうものだという考えは変わらない。
[2007.08.20] ★★★☆☆
軽く読める本かとおもったらそうでもなかった。
なんかしっくりこない終わりばっかり。
こういうのはまだ私には早いのかも。

男と女の、たまに女と女の話を成熟した女性視点から綴る短編集。
淡々とした文章なので、主人公が女なのか男なのか分からず惑うものが幾つかあった。
救いようのないような結論で、離婚や不倫や、不毛な関係な...





