源氏物語九つの変奏 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101339627

感想・レビュー・書評

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  • 変奏、であるから・・・。
    ある程度は予想をしていたのだけれど、どうしても最後まで読めなかったものもあった。
    源氏物語がある程度好きだとか、全てではなくても、どこかの部分に思い入れがあったりすると、読むのが大変だと感じられるかもしれません。

    好みのものもありましたが・・・。

    どうやら、こういったものは苦手なようです。私は。

  • 期待はずれの作品。全く読むのが進まなかった。
    唯一よかったのが柏木の話で、自我のない女三宮の新しい面を描けているような気がしたけど、後のはなんだか斬新さだけを目指していて、拍子抜け。特に葵はひどかったし、若紫もなんか拍子抜け。省いていけない部分を省いてる。時代をかえたらいいってもんじゃない。

    あさきゆめみし以外の源氏を読もうとしてこれに手をつけたのが間違いだったかな。駄作。

著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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