- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101340319
感想・レビュー・書評
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怪しくって夏っぽい。4つの短編で構成されているがどれも奇妙で妖しい。昔から人が山になんとなく畏怖の念を抱く感覚をうまく捉えて文章にしているかんじ。
11/06/30 20:26
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うわーとなってしまう話ばかり。暑い夏にはちょうどいいかも。
きれいな文章で大きく深い山が目の前に広がる。きれいすぎて怖いくらい。 -
職場の不祥事の責任を負わされて辞職し、妻にも子供にも愛想をつかされてしまった男。
故郷からの一本の電話を機に、幼い頃の約束を果たすためにふるさとに向かった主婦。
自殺した友人の葬儀のために田舎に戻った青年。
死者が見えるという不思議な能力を持ち、彼らに「山に還りなさい」と諭して、いわば成仏させることを使命としている若い女性。
(解説より)
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最初、苦手な感じかも……と思いつつ読んでたら、面白かった。
この四つの話を最後にまとめる話も面白かったし……
とくに、三と四の話が好きだな。 -
友達が山に帰りたい…という言葉と共に貸してくれた本(笑)山って畏れ多い場所だよね。
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なんだかオチが物足りない。
雰囲気は恐くてよかった。 -
トレッキングとか流行っているけど、『山』、ってそういうもんじゃないって、しみじみ感じる。子供の頃よく感じていた闇への恐怖に近いかんじかな。山も同様に恐怖の対象。おもしろかった!
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ありがちな話が多く、先が読め、浅い。
あさのさんの他の作品を読んだ事があるだけに、首をかしげたくなる感じ。