心に龍をちりばめて (新潮文庫)

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著者 : 白石一文
  • 新潮社 (2010年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101340715

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心に龍をちりばめて (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 男性視点から書けばいいかもしれない…

  • 白石一文さん、3冊目。

    「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」

    久しぶりに、小説の中の男性に恋をしました。
    私が言われた訳でもないのに、まだドキドキしています。
    私は、仲間優司さんが大好きです♪

    相変わらず、女性陣はみんな強いですね〜。
    今回の主人公、美帆は特に強い!
    しかし、それ以上に強い男が仲間優司!!
    それと、優司の博多弁は痺れるほど色気があるのは何故!?
    生きるべき義、死すべき義を語る優司の言葉は、すぅっと胸に入ってきて、かなり納得。

    結末も私好みで、久々の大ヒット小説になりました(^O^)

  • 久しぶりの白石作品。
    「僕のなかの壊れていない部分」以来、ずっと敬遠していたのだけれど、これはそこまで嫌悪感を持つことなく読了。
    読後感は、「私という運命について」に似ている。

    ただ、この人の描く登場人物には基本的に共感しにくい。
    白石作品はキャラクタ造形も含めて究極のエンターテインメントなのだと解説されていたものの、ところどころで現実世界とリンクする部分があることも入り込めない一因かもしれない。
    私にとって、読書は現実逃避の手段である場合が多いから。

  • 落ち着いた文章でじっくり書いてある作品なのに、何故か入り込めなかった。
    登場人物の殆どが実の両親とは離別しているという設定までは受け入れたとしても、背景が実親が朝鮮総連の活動家、元覚醒剤中毒で売春させられていた女性、孤児院出身の元やくざでおまけにマグロの遠洋漁船に乗せられていた、自殺した愛人の子を本妻が養子にしたなど、昭和のやくざ映画さながらの極端な事例のオンパレードで、笑えるぐらい「やり過ぎ」ていることが理由でしょう。
    エンターテイメント性と受け止めれば良いかも知れませんが、自分には合いませんでした。

  • こってり塩味。
    たんたんと読み進んでしまった。面白いんじゃなくて、染みるな。

  • エリートで不自由がない女の葛藤と不自由さを書いたもの。
    読みやすい。

  • 運命と生について

  • 白石作品はまだ二作目だけど、純度の高い激しさが痛いくらいに響いてくる。
    もとより傷だらけで、けれどそこから再生するために尚も無傷ではいられなくて。
    共感と、憧れ。

  • 今まで読んだ白石作品の中で、初めてOLとか会社が出てこなかった。話としてはまあまあかな。

  • 304
    感情移入できず。登場人物の設定、背景にも共感できず。

  • 結婚まじかの美人で才能もお金にも恵まれた女性が幼馴染の元やくざに再会し惹かれ結婚をする物語
    彼の作品はこういう女性が多くでてくる。とにかく美人。才能があり、お金がある。
    作者自身、彼は男性だがかっこいいのでモテた、かつお金もあったから、に投射しているのかも。

  • 初めて白石さんの本を読みました。どのキャラクターにも部分的に共感できたり、好感が持てました。何か含んだ感じで展開するので、興味を駆り立てられすぐに読めました!

  • いつも通り白石一文の文章に、
    彼の描く物語に魅了されてしまいました。

    彼の描く舞台ではよく
    一定の成功を収めた男、あるいは女たちが
    それぞれ生きていく上での
    本質に触れるような事態に直面し、
    自身の生き方を問うて、
    惑いながらも最善を選び取っていく。

    極端に見えることもしばしばだが、
    人生の半ばを過ぎた大人になった自分には、
    彼の言わんとしている事柄が
    絶妙に琴線を震わせる。

    彼の紡ぐ物語をもっと読みたい…

  • 巻末の解説にもありましたが『一瞬の光』のこじらせ女子版といったところ。
    ただ、『一瞬の光』の瑠衣さんと違い丈二はエリートで容姿に恵まれているけど、下衆な男でパーフェクトな男性とはとてもいえません。
    かえって、元ヤクザの優司の方がカッコイイ男として描かれているので、『一瞬の光』を読んだ時みたいな、どうしてこっちを選ぶかな?と納得できない訳じゃない。
    個人的には非のうちどころのないエリートの婚約者よりも元ヤクザを選ぶ話の方が面白くなりそうなのにと少し残念でした。
    後半にあるエピソードには「お前は金八先生における杉田かおるか」とツッコミを入れたくなった。
    もう35歳なんだから……そんな中学生みたいなことはやめようよ、と。
    ケンちゃんのエピソードからとんでもないバッドエンドがくるのかと身構えて読んでいたけど、バッドエンドにならなくて良かった。

  • 優司は、美帆といるときに事故で死んだのでは?      最後に出てくるサングラスをかけた浅黒い男は誰?優司だよねえ。

  • キャラクターが鮮明で、とてもリズミカルに読みやすかった

  • ある女性の
    母親の記憶との葛藤がメインテーマ。
    エリートと元やくざ(幼馴染)の二人の男は
    女性の心的象徴?

  • 事象が先にポンと描かれて、のちに「実はこういう流れだったのだ」と解説されるスタイルがあまり得意ではないのかもしれない。さらに、登場人物のバックグラウンドというか、ハイブランドが実際にストーリーにどれだけ意味があったのか・・・高学歴、“いわゆる”勝ち組vs元ヤクザ、ヤク中という極端な対比が果たして必要だったのかなという違和感を感じつつも、ストーリーがどこに落ち着くのか見届けたくて一気読み。2時間ドラマの原作を読んでいるような感覚。

  • 再読
    エリート女とヤクザから足を洗った幼馴染みの男

  • この本、白石さんの本で一番心摑まれた気がする。

  • どれくらいの愛情→私という運命について→不自由な心→一瞬の光→心に龍を散りばめて
    と読んできたが、個人的に一番面白くなかった。
    白石一文さんが言わんとすることはわかる。文体も読みやすい。だけど、なぜか一番つまらなかった。
    肩透かしをくらったといえばいいのだろうか。

    確かに心にぐっときた台詞はあったけれど、不自由な心を読んだときほどの余韻はなかった。
    わたしは男性視点の物語の方が好みなのかもしれない。

  • 読みながら、そうだろうな、そうなるだろうな、と思ってました。
    生い立ちに複雑な背景を抱えた人たちのお話です。
    優司は最初からブレない感じでしたが
    美帆は不安定な感がありました。

    でも、そんなふうに、私たちの日常だって不安定ですよね。
    数分先には主義主張がガラリと変わってしまうこともある・・・。

    でも、優司の愛は変わらない。強い想い。
    時に厳しく。激しく。

    だからこそのラストだったんでしょう。

    けれど、また生い立ちの複雑なこどもが生まれてしまうのだから・・・。
    運命は巡るんだよね・・・。

  • 表紙とタイトルに惹かれてジャケ買い?みたいな感じでかったんですけど、内容は表紙のイメージとはちょっと違って、恋愛?なのかな、一人の女性の恋愛というか人生というかを描いた作品でした。
    作家さんが男性って言うのが信じられないような女性の描き方。
    女性視点での物語がすごく自然でしたね。
    恋愛とかに対する姿勢?もすごく緩やかで、逆にひきこまれました。
    背中に龍を背負った男がすごいかっこよかった・・・。
    最後のクライマックスでドキドキしました。

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