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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
とても軽い。
一冊の本の中で『小説』を語るという自負が、軽薄で、そしてあまりに清々しい。
矮小な存在としての自分と、巨大な小説世界を強引に語り尽くした印象。
試みの浅はかさに、作者の野望が僅差で判定勝ち。
いい本だった。
勢いはすごいなと。ただそれに着いていけなかったのであんまり楽しめませんでした。何となく続きが気になって一気に読み終えたので自分の理解できない魅力のある本なのかもしれない。。
レビューを書いた後、小説に対する捉え方が少し変わっているように感じた。
依頼人一人のためにグループで分業して物語を創作する「片説(へんせつ)家」をクビになった木原は、失踪した妹を捜す配川ゆかりから小説の執筆を頼まれる。ミステリーを軸に「小説」と「小説家」について考察した小説。
***
「1000の小説」と「バックベアード」がこう繋がるとは!
完全に理解できたかどうかは怪しいが、佐藤氏のレクチャーを受けたかのよう(奇妙な節タイトルもしかり)。
「小説」の力を疑ったり信じたり、言葉の可能性に挑んだり、27歳の青年期の苦悩を描いたり、いろんな魅力に詰まった清々しい作品だった。
こういうとなんですが、村上春樹っぽかった。
1000の小説とバックベアードによって全ての小説家は救われる。
まぁ、きっと名作なんて気負って書けるもんじゃないんだろうから、そういう風に思ってもらうことに文句はない。
最初の方に出て来る片説家という職業は面白い設定だと思った。 物語に入る間口は広く取られていると思う。 最初の方からグイグイと物語に引き込まれていくが、いかんせん言葉がややこしい。 もっと簡単に書けるだろう、と思ってしまった。 そこで興醒めしてしまう人もいるんじゃないか、と思ってしまう。 言葉が軽いと思った。その為、言ってる事に重みが無く、戯れ言の様に見えてしまった。 また、古い歴代の著... 続きを読む »
片説家 27 誕生日ご愁傷様
バックベアードは、アメリカの妖怪。巨大な黒い円形に枝のような物が放射状に生えており、中心に目が付いた姿をしている。夕方、ビル街に出現する。その巨大な一つ目で睨まれると強烈な目眩を起こすため、ビルの屋上などにいると落されてしまう。光化学スモッグのようなものが正体だと指摘する書籍もある 御茶ノ水 明治大学 山の上ホテル 弥生人にマシンガンを渡すようなもの 探偵 こじつけ 一ノ瀬 川端康成 大江健三郎 配川ゆかり つたえ 日本文学 チビスケ 介護 ティエン•トゥ•バット 石川啄木27没 社長水口 アンチ オールデンの革靴 浄水場 京王プラザビル 玉川上水 太宰治 循環
とても爽やか。
終わりが爽やか。
とてもいい。
知らなかったけど三島由紀夫賞受賞作
行進と更新をかけるのが好きな佐藤さん。
子供たち怒る×3があまりにグロかったので(過去レビュー参照)
この人ムリかもと思ってたけど面白かった!!
プロットが巧い。三島由紀生賞受賞作です。
読後感は意外と地味なんだけど。
小説が好きな人はくらっちゃうテーマ。
佐藤氏自身たくさん本よんで自分でも書いてて感じた葛藤とか皮肉とかぶつけてるのかな。
SFメタよくわかんない系ってか
ありえない話をありえそうに書くみたいな。村上春樹でもないけど。
芸術の耐久度というものを考えます。
作者が自分自身を、あるいは小説家という職業を、慰めることを目的として書いたような小説だな、と思った。
そうであればそれでも別に良いのだが、それが僕の慰めにはまったくならなかった。
これはセンスの合う合わないの問題だが、文章が単純に「ダサい」と感じた。ドライブ感云々はわかるのだが、それ以前の問題のように感じる。
村上春樹的なメタファーとして出てくる様々な人物やアイテムも、なんだかよくわからない上にあまり興味をそそらないモチーフばかりで興ざめだった。
2011 9/1読了。Amazonで購入。
読み出したら止まらなくていっきに読み終えてしまった。とんでもなく勢いがある、小説と、小説家の小説。
なんだこれってくらい面白かった。
佐藤友哉は高校の頃に読んで大学に入って離れて最近『デンデラ』読んでまた読もうと思ったけど結局次の1冊に手を付けられずにいたんだけど、その次に手にとったのがこれだったのは良かったと思う。
ストーリーそのものも好きですが何より「言葉は残る」、その主題が素晴らしく好き。そして更に文体や言葉遊び、何気ない会話などでの言葉の使いこなし方がとても楽しい。文学が好き、本が好き、小説が好き、文章が好き、言葉が好き、文字が好き。そんな人には是非とも読んで頂きたい作品でした。
うーん、意味は不明w でもわけもわからないまま一気読みさせられてしまった。これもまた意味不明w
二十七歳の誕生日に仕事をクビになるのは悲劇だ。僕は四年間勤めた片説家集団を離れ、途方に暮れていた。(片説は特定の依頼人を恢復させるための文章で小説とは異なる。)おまけに解雇された途端、読み書きの能力を失う始末だ。謎めく配川姉妹、地下に広がる異界、全身黒ずくめの男・バックベアード。古今東西の物語をめぐるアドベンチャーがここに始まる。三島由紀夫賞受賞作。
村上春樹と高橋源一郎をリミックスしたポストモダン小説。
小説という表現方法に対する作者の想いが込められているのでしょうが、私には理解不能でした。スミマセン。
ストーリーとして面白いかと言われると別に普通なのだが、モノローグの中にすてきなフレーズが頻発するので★3つ。
この人はたぶん、話の中に1回は露骨な性的表現を入れないと作品がうまいこといかないとでも思っているのだね。
そこが若干うっとうしい。
小説は、ある個人のために書くのではなくて、世の中の人々に向かって書くものだと思う。ところが、この小説には個人のために物語を書く「片説家」という変わった職が登場する。読後、こんな職があったらいいのにと思った。佐藤友哉の構想に天晴れ。
佐藤友哉の小説の中で、比較的好きな作品。
フリッカー式や水没ピアノのような暗い感じは無く、むしろ爽やかな印象を受けますね。小説やエッセイを書いている人、または書こうとしている人には少なからず共感できる部分があると思います。
・・・うむむ、消化不良。設定に惹かれて買ってみたんだが・・・よくわからない。中盤〜終盤に向かうにつれて「???」って感じ。
三島由紀夫賞受賞作の肩書きと題名に惹かれて読んだ。 片説家(大衆に向けてではなく、依頼者であるたったひとりに向けて数人のチームで物語を書く職業)の主人公が、クビになる冒頭は引き込まれたのだけど。。 いかんせん、しゃべりすぎ。気持ちとか感情とか目に見えないものほど説明されすぎて欝陶しいものはないというか、ひたってしまう人間が私は好きになれない。酔いすぎな登場人物たちに何度かイーッ!と... 続きを読む »
ちょっと村上春樹を髣髴とさせる文体で最初苦手なタイプかと警戒してしまった。
小説好きによる小説好きのための小説だ。
小説に対する尊敬や愛や諦めが描かれている。
メタファーにせずに描いたことで独特の持ち味が生きたように思える。小説に関する小ネタ(エピソード的な部分も含めて)、もうちょっとマニアックでもよかったかもしれない。
ここまでまっすぐ小説について書いてある小説ってなかなかないと思うからもっともっとという気持が出てきてしまいました。
なんだか訳のわからないお話だったけど、
テンポが良くてぐいぐい読み進めてしまった。
作者の発想力に驚嘆。

展開が唐突、かつ面白味のない言い回しが多く、純粋に楽しめなかった。





