変見自在 ジョージ・ブッシュが日本を救った (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101345925

作品紹介・あらすじ

日本の悪い奴らは誰か。無能な議員たちが国益を毀損したかと思えば、役人は涜職と役得に日夜邁進し、大朝日新聞は売国的偏向記事を垂れ流す-。過去の歴史を歪め、大陸・半島に便宜をはかる権力亡者どもに、国家国民の安寧は維持できるのか?貪官汚吏と羽織ゴロが隠しておきたい不都合な真実を暴き、常にこの国の正しい価値を伝える『週刊新潮』連載中の大人気辛口コラム第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • 72 朝日新聞の馬鹿野郎!

  • ジョージ・ブッシュは大嫌いだ。米国人だけでなく、同盟国のイギリスや日本まで騙し、戦争に巻き込んだ。戦争裁判で有罪にすべきと思う。
    タイトルにまさか、とつられて購読。

    週刊新潮の連載コラムらしい。新潮はガセネタを掲載したあと、騙された被害者だと言い張ったので、以来、手に取ったことはない。
    新潮は昔から朝日新聞の悪口が多かったが、このコラムの本書も朝日新聞や中国、韓国への罵詈雑言ばかり。朝日なんてろくでもないけれど、そんなのどうでもいいよ。
    孫文などの中国の革命の志士達は日本に留学し、日本がアジアの独立のきっかけになったという。それはそうだろうけれど、日本が東南中アジアに侵攻したのは、イギリス、フランス、オランダを排除するためではなく、石油資源の為だったはず。都合の悪いことは口を拭うなら朝日と同じレベルだと思う。

    タイトルのコラム。ブッシュというより、クリントン時代の対日訴訟が酷かったということ。そんなこともあったね。アメリカもバカな大統領が続くなあ。
    少しは勉強にはなったことも。
    毛沢東が文化革命時に個人崇拝を進めた頃、金日成はそんなことはとっくに止めていたという。北朝鮮は五輪開催地の選定で北京でなくシドニーに投票していたり、朝鮮戦争時に亡くなった中国人の墓を更地にしてしまったという。マスコミには中国が説得してくれないだろうかという論調があるが、北が中国の言うこと聞くわけがない訳だ。それでも結局、中国は武器や食料を与え続けなければいけないんだろう。ウンザリ。

    花田紀凱の後書き解説。山本夏彦さんを継ぐコラムニストと気持ちの悪いヨイショの文章。山本さんに対する侮辱だと思う。文章の品格に雲泥の差があることが判らないのか。花田編集長の名は聞き知っていたが、この程度の人なのか。

  • 相変わらずですね。
    そんなに嫌いなら朝日新聞読まなければいいのにっていつも思う。

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著者プロフィール

1942年東京生まれ。ジャーナリスト。1965年、東京都立大学卒業後、産経新聞社入社。社会部デスクを経て、テヘラン、ロサンゼルス各支局長。1998年より3年間、産経新聞夕刊一面にて時事コラム「異見自在」を担当し、その辛口ぶりが評判となる。2001年から2007年まで帝京大学教授。『週刊新潮』「変見自在」など名コラムニストとして知られる。著書に『韓国はどこに消えた⁉』 (ビジネス社)、『変見自在 バイデンは赤い』(新潮社)など多数。

「2023年 『騙されないための中東入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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