1943年長野県生まれ。信州大学医学部卒業後、甲状腺疾患の専門医として活躍。1996年に信州大学を辞めて、チェルノブイリ原発事故の医療支援活動のため、べラルーシ共和国に渡る。首都ミンスクの国立甲状腺がんセンター、高度汚染地域のゴメリの州立がんセンター等で、小児甲状腺がんの外科治療を中心に、5年半の医療支援活動を行った。2004年から長野県松本市の市長に就任。チェルノブイリ原発事故の現状を踏まえながら、NPO法人「チェルノブイリ医療基金」の活動とともに、さまざまは提言を松本から発している。
著書に『子どもたちを放射能から守るために』(亜紀書房)、『チェルノブイリ診療記』(新潮文庫)、『チェルノブイリいのちの記録』(晶文社)、『ぼくとチェルノブイリのこどもたちの5年間』(ポプラ社)
「2012年 『これから100年放射能と付き合うために』 で使われていた紹介文から引用しています。」