リヴィエラを撃て(上) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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本棚登録 : 2340
感想 : 181
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  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101347141

感想・レビュー・書評

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  • 上下巻
    サスペンスでもないような気がするのだが...。
    大好きな高村作品の中でも、特に好きな作品。たまらん。
    ハードカバー版よりもさらに完成度が高い。
    小説としての完成度は、レディ・ジョーカーの方が上かもしれんが、勢いとほの暗い色気が秀逸。

  • 幸せになりきれないもどかしさみたいなのがなんかもうとにかく切なかったです。
    ヒーロー的な人物がいないのがまたなんとも渋い…

  • ちょっと古い作品だけど、ダヴィンチコードよりも面白いと思う。情景描写、人物背景と細部にまでこだわった描きが素晴らしいと思う。

  • 今まで読んだスパイ小説の中では最高に面白い。ノってくるまでちょっと時間がかかるけど、ノってきたらもう止まりません。すごくはまる一冊。

  • 一番始めに読んだ高村薫ワールド。
    人間の描写に引込まれて頭の中で世界を描き易かっただけに、引込まれていった。

  • 面白い。とこっとん面白い。心の底から面白いと思います。ドキュメンタリーかと思うほど綿密に組み立てられた小説。世界情勢に自信のない方は、少し勉強してから読むとなおさら楽しめるかも。(CIAだのIRAだの中国文化革命だの、わんさか出てきます)

  • 1番好きな話。
    スパイやらテロリストやら、何だか登場人物の多かった作品。この人間関係がまた涙するんですよ。ってかねー、死人が多いんだ(泣)。

  • 登場人物が多くて覚えるのに一苦労。…した後はもう、面白くて哀しくて切なかったです…。
    登場人物の描写や心情表現が上手すぎると思います。
    特にジャックの子供時代のシーンには物凄く感情移入してしまった…。

  • 人間関係、組織……頭がこんがらがってぐちゃぐちゃになってもやっぱりわからない。なのにむちゃくちゃ面白い。それが不思議。

  • 高村さんの本で一番好きv
    文庫、ボロボロになるまで読み込んであります。
    ハードカバーの方もスキ。

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著者プロフィール

●高村薫……1953年、大阪に生まれ。国際基督教大学を卒業。商社勤務をへて、1990年『黄金を抱いて翔べ』で第3回日本推理サスペンス大賞を受賞。93年『リヴィエラを撃て』(新潮文庫)で日本推理作家協会賞、『マークスの山』(講談社文庫)で直木賞を受賞。著書に『レディ・ジョーカー』『神の火』『照柿』(以上、新潮文庫)などがある。

「2014年 『日本人の度量 3・11で「生まれ直す」ための覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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