マークスの山〈上〉 (新潮文庫)

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著者 : 高村薫
  • 新潮社 (2011年7月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101347196

マークスの山〈上〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 少し前にWOWOWで再放送していたのを観て面白かったので、原作を購入。ドラマは見やすい作りになっていたけれど原作は、高村さんらしく硬派で骨太。レディジョーカー、リビエラ〜を読んだ時もそうだったけれど、硬派で骨太。それが高村作品の真骨頂だと感じる。

    個人的にはレディ〜より、マークスの方が好み。私は登山が好きで山と山岳会、そして過去の事件とが濃密に絡まりあって楽しく読めた。

    結末はドラマを観て知ってはいるけれど、ドラマでは描かれていない細かい部分を含めて、原作では下どう展開していって結末を迎えるのか楽しみ。

  • 南アルプスで起こった単純な殺人事件、それから数年後に見つかった白骨死体、それからさらに三年後に発生した連続殺人事件の捜査の様子を描いた小説。

    警察ものらしく最初に起こる殺人事件の捜査の描き方は証言や、証拠に基づいた地味なもの。
    舞台が東京に移り連続殺人の捜査が始まる段からも、捜査自体は地味なものが続くのですが、それを感じさせない文体のパワーがあります。

    中でもそのパワーを感じさせられるのは捜査会議の場面。さまざまな個性的な人物が入り乱れる捜査会議はとてもリアルで、その場の刑事たちの息遣いさえもが感じられそう。ものすごい文章力です……

    刑事たちの中に女性刑事はいなくて、男性刑事ばかりなのですが、彼らのエゴやプライドがぶつかり合う描写も非常に巧い!著者の高村さんが女性なのが信じられないくらい(笑)

    精神的に不安定な犯人の描写も、それに負けず劣らずパワーがあります。だからついつい読み入ってしまう。

    捜査の様子も非常にリアル。中でも週刊誌への圧力をかける場面は実際に著者の高村さんがそこにいたのではないか、と思わされるほど。

    事件のピースはところどころ見えているのですが、全容となるとさっぱり……これは下巻が楽しみです!

    第109回直木賞
    第12回日本冒険小説協会大賞
    1994年版このミステリーがすごい!1位

  • 名作です。

  • 通勤本。記憶力悪いので遅々として進まず。要は寝不足ゆえの寝落ちです。ゲイのお蘭はともかく合田の同級生で元義兄(妻の双子!の兄)である端整な顔の加納検事が気になって気になって気になって仕方なかった。そしてマークスの受け描写…不意打ちでした。

  • 「マークスさ。先生たちの大事なマ、ア、ク、ス! 」。あの日、彼の心に一粒の種が播かれた。それは運命の名を得、枝を茂らせてゆく。南アルプスで発見された白骨死体。三年後に東京で発生した、アウトローと検事の連続殺人。《殺せ、殺せ》。都会の片隅で恋人と暮らす青年の裡には、もうひとりの男が潜んでいた。警視庁捜査一課・合田雄一郎警部補の眼前に立ちふさがる、黒一色の山。

  • 2016年10月7日

  • 映画かドラマになってたなーと思い、手に取った本。
    予想より面白かった。

    なんか岩田さん災難やなぁ・・^^;
    マークスのしゃべりかた結構好き。
    そして、裕之のことを他の人より理解できる・受け入れることができてる真知子すごい
    すごいけど、危ない女性だなぁと感じた。

    山の名前とか、役職名・名前・あだ名が多くて人がごちゃごちゃになる・・・誰がどこのどの班だっけ
    なんかみんな感じが悪いんだか良い人なんだかわからん
    多分覚える気がないせいだ
    あと、時間軸も。
    まあでも、それでも面白く読めた。

    上下巻長ぇな・・・と思ったけど、
    続きが気になります。

  • 私が髙村さんの小説をむさぼり読むきっかけとなった「マークスの山」
    映画やドラマ化される人気作ですが
    どうぞ髙村さんの表現する
    「匂い」や「感覚」のある文章をご堪能ください

  • 高村薫の中では一番好き。
    映画版はなかったことにしよう。

  • 5/21読了

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マークスの山〈上〉 (新潮文庫)の作品紹介

「マークスさ。先生たちの大事なマ、ア、ク、ス!」。あの日、彼の心に一粒の種が播かれた。それは運命の名を得、枝を茂らせてゆく。南アルプスで発見された白骨死体。三年後に東京で発生した、アウトローと検事の連続殺人。"殺せ、殺せ"。都会の片隅で恋人と暮らす青年の裡には、もうひとりの男が潜んでいた。警視庁捜査一課・合田雄一郎警部補の眼前に立ちふさがる、黒一色の山。

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