舞姫通信 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349114

感想・レビュー・書評

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  • 060604 自殺者?を教祖的に見てしまってる?話?ちと偏りすぎてる気はあった。大きなテーマなんだけどね。私の中ではイマイチ

  • これを読んでいて、電車を何駅も乗り過ごしてしまいました。

    男性に、こんなにうまく女性心理が描けるとは思わなかった。

    息苦しいほどの苦痛の果てには、不思議な開放感が待っています。

  • 自殺を扱った作品。自殺に漠然とあこがれる人たち。うーん…

  • 重松清の中で一番好きかもしれない。

  • 死んじゃいたい人、1回読んでみてくらさい。

  • 人はいつでも死ねる。自殺について考えさせられる本です。

  • 重松氏の文章は、いつも重たい主題を背負ってる。だけどそれが、彼の文章を魅力的にしている。「自殺」と言う、日本で問題視される事柄を取り巻くお話。

    人って、簡単に死ねる存在なんだ。

  • この本でのテーマは自殺。自殺の是非ではなく、人はいつでも死ねる存在なんだということ。
    「舞姫通信」というものは面白いと思いました。

  • 自殺、について考えることがよくある。



    別に死にたいとか、そういう訳ではありませんが・・・。



    死にたくない。生きたい。



    だけど、「自分」が生きていることに意味はあるのだろうか。



    ある日突然、自分がこの世から消えたとしても



    当然のように世界は変わらない



    だとしたら、生きていようが死んでいようが



    「いる」と「いない」の境はあいまいだ・・・



    ・・・そんな風な考えに突き当たっていたところ、重松清の「舞姫通信」を大学の図書館で見つけた。



    重松さんの作品の中でも、タイトルを知らなかった本だった。



    ただ、作品解説の「自殺」というキーワードにひき付けられてしまった・・・。



    なんで、どうして人は自ら死を選んでしまうのだろう。



    この本は、生きるために死のうとする感情というものがあることを教えてくれた。



    「私はここに『いる』」



    舞姫は、それを伝えたかったのだろうか・・・。

  • 悲しかった。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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