- Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101349138
感想・レビュー・書評
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これ以上読み進めないくらい辛くなってくるが、なぜか読後感はすがすがしかった。
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ワニ
岡崎京子先生のピンク以来、はじめてワニが出てくる話を読んだ。好き。
ナイフ
大人もつらい
キャッチボール
幼なじみのイジメを止められなかった主人公に明解な問題を解決出来る答えは出ないけど、世界みんながが優しくなればいいのにと思う終わり方はよかった
エビスくん
病気で死にそうな妹がいて、学校ではいじめられてる少年の話。つらい環境にいる少年が人に優しすぎて、そんな少年に周りの人が優しくて、非常に良い小説。号泣。
謎の転校生であり、いじめっ子であり、神様でもあるエビスくんの扱い方(演出)も上手い。 -
いじめの壮絶さ
短編5編 ワニとハブとひょうたん池で ナイフ キャッチボール日和 エビスくん ビタースィートホーム
ハブされた女の子 エビスくんが印象的 エビスくんはどこへ行ってしまったのか -
「エビスくん」には泣かされてしまった。
小学生でも互いを慮っている。
そんな幼いころの心の機微を交あわせた友人と会いたいよね。 -
・4/30 読了.子供のいじめの話だけにやるせない暗い気分になってしまうな.やっぱりいじめに立ち向かったり頑張って我慢したりという理不尽な話より、不治の病などの不幸話の方がまだ絶望的という意味で逆に諦めもついて心の健康にはいいかも.
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すごくいい話ばかりだった。特に「ワニとハブとひょうたん池で」が女子中学生の話で共感できて、気に入った。重松清さん。おぼえておこう。すごーくかんがえさせられて、本当に買ってよかったと思った。また読みたい。
2001.7.23 -
2018年1月24日読了。
2018年36冊目。 -
(古本を購入)
読み始めた(1月21日)〜読み終わった(2月10日)
『ワニとハブとひょうたん池で』
「ワニ」は動物のワニ。
「ひょうたん池」は池の名前。
でも「ハブ」は生き物のヘビではなく「仲間外れ」のハブ。
前に読んだ作品にエスカレート式の高校から公立高校に入った主人公の作品があったな。。。
「青い鳥」の「進路は北へ」だった。
『ナイフ』
重い内容になかなか前に読み進めなかった。
『キャッチボール日和』
これも「いじめ」の内容か。。。
食傷気味。。。
結局いじめられた本人は祖父母の住む街の学校に転校することになり、いじめたヤツらは何となく気まずい気分になったが、それもすぐに無くなり日常生活に戻っていく。
『エビスくん』
これも「いじめ」?
「エビスくん」は転校生してきた問題児?神さま?
読み進めるうちに速度が増してきた。
「エビスくん」の言った通り、妹のゆうこは助かった。
「いじめ」られているのに「親友」?
いつも付かず離れず。
昔はそうだったかもしれない。
『ビタースィートホーム』
頑固な先生。
対する子どもたちは見えない「おまじない」に従って行動。
先生と親との戦い?
人生は「ビタースィート」