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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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死なせるわけにはいかない。死んでほしくない。死ぬのは自由だ。け・れ・ど・も、生きるのもいい、よくなくても生きるのはいい、生きるから、いい、ような気がする、かもしれない、みたいな。
間に合うか。間に合う、絶対に。なにがあっても間に合わせてやる。
オレはいーかげんな奴だけど。ゆるい毎日をだらけた気分で過ごして、たぶん情けない人生しか送れないと思うけど。け・れ・ど・も、いまはただ、走れ、走れ、走れ・・・・・・。
オレ、いま、メロスだ。
― 114ページ -
がんばれば、いいことがある。努力は必ず報われる。そう信じていられる子供は幸せなんだと、いま気付いた。信じさせてやりたい。おとなになって「おとうさんの言ってたこと、嘘だったじゃない」と責められてもいい、十四歳やそこらで信じることを止めさせたくはない。だが、そのために何を語り、何を見せてやればいいのかが、わからない。
― 455ページ -
歩きながら、まわりの風景を見渡した。目に見えるものは本物の空や山や森や草原なのにそれをまとめて「大自然」と言われたら、ぜんぶつくりものみたいに思えてしまうのは、なんでだろう。
― 140ページ
みんなの感想・レビュー・書評
短編小説集。なかなか良作揃いの中、特に「桜桃忌の恋人」はツボはまりました。太宰治を狂信的に崇拝する女子大生と男子学生の話。電車で読むと笑いをこらえるのにキツイです。
重松さんの短編集。どれも心がほっこりするものばかり。
『卒業ホームラン』と『さかあがりの神様』が好きでした。
好きな人が好きだと言っていたから、思わず買ってしまった。 そんな紹介がなかったら、読んでいなかっただろう。 その人のおかげで、一番好きなのは『チマ男とガサ子』。 でも、自分だけの気持ちで言ったら、『桜桃忌の恋人』が一番心が震えた。 著者の文学好きなのが伝わってくる作品だった。 私は文学好きな人に憧れを抱いている。 ラスト3ページにかけてのクライマックスは秀逸だった。 思わず、声に出し... 続きを読む »
どうやったらこんなに多様な世界を書き分けることができるのだろう。
不思議なくらいリアルに感じる言葉づかいと、日常に対する感受性。
読んだのは小学校の6年生でしたが、「柑橘系パパ」のインパクトが強すぎて今でも覚えている。
半分泣いて半分悔しくて本を閉じた。
でもよく考えたらあの時の私は小学生なんだぞ…?
長時間の飛行機で読んだ。好きだったのは「さかあがりの神様」「カーネーション」。特に「さかあがり」は重松清の描く親の優しさが現れていてほっこりする。
読みながら、なんだか今一歩。。うーん。と思っていて、でもいつもの重松さんぽい感じもあるけど、なんかちょっと違う、、
なんて思いながら読み終わった後、本人のあとがきを見ると、「ささやかなおとぎ話」を書こうと思った、ということが書いてあった。
なるほど!腹落ち!
「ささやかなおとぎ話」ものすごく的確な表現。いや、本人が書いたんだからそうなんだろうけど(笑)
おとぎ話のような、どこかちょっと現実味がないところがありつつ、心を浮き彫りにする物語たち。
重松さんの本には★5以外はつけません。
それほどに毎度完成された作品になっている。
今回もそう、タイトルからして洒落てる。
ただノスタルジーを感じさせるだけではなく、モノゴトの感じ方を覚えさせてくれる。
でも重松さんは、なぜこんなにも各世代ごとの心理描写がうまいんだろう…
重松清さんの短編集。
当たり前のようで、それぞれちょっと特別な、
人生の一コマを描いています。
これを読んだあとは、日常を見る目が、
ちょっとだけ違ったものになるかもしれません。
一番最後の『卒業ホームラン』っていう話は、
高校の国語の教科書に載っていました。
現代文の担当だったS山先生を思い出す^^
授業進むのはすっごく遅かったけど、
大切なことをたくさん教えてくれた、
生徒みんな、大好きだった先生です。
キュンとすることを期待して読んだけど、キュンとはしませんでした。解説者も言ってるが、私も「後藤を~」が印象深かったです。
短編集。どの話もドラマチックな展開や手汗握るような場面が無く、とある日の、とある情景を描いたような作品。感動や何か考えさせられるようなことは特に無かった。
だが、「リアルな日常」「リアルな中学生」を描写しており、その中で登場人物のちょっとした意識の変化を見ることができ、感動とはまた違った、心が少し温まるような話ばかりであった。
傑作では無い。しかし、ふとした時に、一息入れる時に読みたい。
何処か手の届く場所に置いておきたい本である。
途中で休み休み読むことが多いので短編集とか大好きで、特に重松清は最高!
短編なのに全然端折っていないんだよ、むしろ濃い。
「日曜日の夕刊」はどれも秀作で、何気なく読んでると注意してください。最後の最後で絶対に涙が込み上げてきますから。
「小さな小さなおとぎ話」と銘打たれている文句に、心から賛同します。
人間や家庭を描かれるのが本当にうまいです。
ほんわかできる12のヒューマンドラマの詰め合わせ。
温かい気持ちになりたい方にはぜひ読んでいただきたいですねえ。
個人的には、「カーネーション」がイチオシ。
いつか実行したいとまで思っています。
良本。
感動ってほどの感動はないけど、ひとつ一つの短編小説は、心温まる話ばかり。
落ち込んだときや、ものごとがあまりうまく進行していないときに、読むと癒されと思います。
家族愛満載の一冊です。
短編集です。
時代を感じさせますが、文章は読みやすく、テーマ自体は古くなるものではないと思います。

重松清。早大教育卒。教育学部現代文の入試問題に出たこともあります。
それくらいは知っています。
聞くところによると、近年彼の文章は中学入試現代文のトレンドらしいです。
高校生の時、エイジを読...





