- Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101349145
感想・レビュー・書評
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ぽっかぽかなお話が
いくつも詰まった短編集。
日々のいろんな当たり前なことが
実は、とってもシアワセで。
だけど、当たり前すぎて
簡単には気付けなくて。
言葉にできないポカポカが
誰の人生においてもたっくさんあって
それをうまく言葉に
おこしてもらえた感じ。
だから本ってだいすき。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集でした。一つ一つのお話に温かみがあり、とても心の和む一冊でした。
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巻末の北上氏の解説が秀逸。
なぜ重松清の小説が魅力的なのかが、腑に落ちた。
本文はいつもながらの重松清節が全開。
家族に対する心情を揺さぶられ続けた。 -
ほのぼのとした短編集。
ミステリーばかり読んでいた後で読むと、心が温まる話ばかり。 -
重松清の短編集。
日常の些細な出来事がお話になっています。
家族の話が多いかな?
なんだかすごくほっとします。
最後の「卒業ホームラン」は、中学校に実習に行ったときに3年生の国語でみんなと勉強したから、なんだか思い出深いのです。
2009年09月04日 -
心温まる短編集
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ちょっと情けないお父さん。
ちょっとだけ遠くなった家族。
そんないつもの日常に、
ちょっとだけ彩りが加わる瞬間を描いた短編集。
さかあがりの神様。
卒業ホームラン。
サマーキャンプへようこそ。
各短編のタイトルも良いんだ。
読後のほっこり感と軽い哀愁が、
日曜日の夕暮れ時思い起こさせます。 -
いかにも身近にいそうな人物設定で展開もありがちなんだけど、読後ちょっと心が温かくなるのは重松さんの持ち味かなぁ。
国文学専攻卒のせいか、うちには「桜桃忌の恋人」が一番面白かったです。
大宰好きとか三島好きには濃いファンが多いんよね。
純文学から離れてたけど、読み返してみようか、という気にさせられました。 -
いじめ・不登校・家庭崩壊など現代の社会的な事柄を題材に据えた短編集。どの作品もハッピーエンドを予感させる形で締めくくっているので後味が良い。ただ、何点かは「サビがない」という印象を与えてしまうものが混じっているように思われたので3点。