エイジ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 629
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  • Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349169

感想・レビュー・書評

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  • 「キレる」
    そう言えば、この本が執筆された頃はこんな言葉が話題になっていたような気がした。エイジの心を多面的に表現されている。

  • 小学生の頃なんて人間関係も含め小さい世界が全て。だらかちょっとしたことでも大きな悩みになる。そしてそれを打ち明ける勇気も判断も持ち合わせていない。だから、いろんなことが行動として表に出てしまうんだろうな。と、その時の思いに浸りながら読みました。ただ、大人になった現在、いろんな判断や常識が詰め込まれているので、被害者の立場、特に流産をしてしまった被害者の方に気持ちが傾いしまい、少年犯罪という点で納得いかずに読み終わり、後味が悪かった。読むには歳を取りすぎたのか、時代が変わったのか、、、

  • 自分の中学生時代が時折重なり、読了までに時間がかかった。
    それも含めての「作品」なのかと思うと脱帽。
    エイジをはじめとする登場人物のぐらつく心情の描写がうまい。

  • 中学時代の少年の気持ちを書いている。小学時代に比べて考えなければならないことが増えて、自分は成長しているけど、子供扱いする親にキレそうになって。大人になって読むからか、あーあったなそんなこと、みたいに感じた。読みやすいけど、モヤモヤだね。

  • 二回目。
    ラスト辺りは嬉しくなる。

  • 中学時代 自分はどうだったろう。通り魔になる気持ちはさっぱりわからんが、色々考えることがあったな〜

  • 盛りば無し

  • 共感できなかった。

  • 重松清で初めて外れた。
    思春期のもやもやを描くのは良いんだけど、そのあとの爽快感がいまいち。主人公にもっと近しい年代だと面白いのかな。

  • 未成年事件が身近で起きる中、普通に生きていく少年

著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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