なきむし姫 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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感想 : 113
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349336

感想・レビュー・書評

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  • 唯川恵さんの【手のひらの砂漠】を読んだ後だったので、少しほのぼのとしたものが読みたくて、この本を。

    かなり前ですが、昼ドラ(花王・愛の劇場)で七瀬なつみさん主演の『ぽっかぽか』というドラマがありました。
    母(七瀬なつみさん)、父(羽場裕一さん)、幼稚園児のあすかをとりまくホームコメディ。
    大好きなドラマでした。
    この【なきむし姫】を読みながら『ぽっかぽか』を思い出しました。

    幼馴染の哲也とアヤ、長男の文太(ブンちゃん)、長女の千秋(チッキ)。
    なきむし姫はチッキのことではなく、哲也の妻で、ブンちゃんとチッキの母であるアヤのこと。
    哲也が居なければ何もできないアヤ。
    なのに、哲也は1年間神戸に単身赴任することになる。
    大丈夫か?アヤ~!

    ほんわかした気持ちでさらさら~と読み切りました。

    • あいさん
      こんばんは(^-^)/

      ぽっかぽか大好きでした。
      ドラマも漫画も好きでした。
      あのような話ならきっとこの作品も心温まる物語なので...
      こんばんは(^-^)/

      ぽっかぽか大好きでした。
      ドラマも漫画も好きでした。
      あのような話ならきっとこの作品も心温まる物語なのでしょうね。

      懐かしくてついコメントをしてしまいました。
      突然すみませんでした。
      2015/09/29
    • azu-azumyさん
      けいたんさん
      こんばんは~♪

      コメントありがとうござます!
      と~っても嬉しいです♪

      けいたんさんもぽっかぽかがお好きなんです...
      けいたんさん
      こんばんは~♪

      コメントありがとうござます!
      と~っても嬉しいです♪

      けいたんさんもぽっかぽかがお好きなんですね!
      何だかとっても嬉しいです♪
      私はドラマを観ただけなのですが、どっぷりとハマってました。

      これからもどうぞよろしくお願いします(^O^)
      2015/09/30
    • azu-azumyさん
      けいたんさん
      こんばんは~♪

      コメントありがとうござます!
      と~っても嬉しいです♪

      けいたんさんもぽっかぽかがお好きなんです...
      けいたんさん
      こんばんは~♪

      コメントありがとうござます!
      と~っても嬉しいです♪

      けいたんさんもぽっかぽかがお好きなんですね!
      何だかとっても嬉しいです♪
      私はドラマを観ただけなのですが、どっぷりとハマってました。

      これからもどうぞよろしくお願いします(^O^)
      2015/09/30
  • 人は自分が気づかないうちに少しずつ変化していく。それは環境の変化や人との関わりが大きいのだろう。色々な家族があり、家族単位の人生があり、その家族の中でも一人一人に人生がある。その人生には沢山のことが起きるが、家族で支えあうと不思議と乗り越えられる。家族の中でなくても、ママ友や幼馴染や近所の人など沢山の人がいる。今はあまり関わる事が少なくて、頼りづらいかもしれないけれど、支え合うのが人間だから、頼ったり、頼られたりしながら生きていきたいと思う。そしてお世話になった人にはちゃんとお礼が言える人になりたい。

  • 子どもの成長と親の心配と単身赴任の不安と…少々大袈裟とはいえ思い当たる節のあることばかりで。

    この作者の小説は久しぶりに手に取ったが以前読んだ時と変わらない印象でハートフルな家族だったり友人だったりで嫌な気持ちになることなく読めます。

  • ホワホワした、とっても可愛らしい話でした。
    みんなちゃんとした大人なんだけど。
    絵本の中の世界みたい。
    団地に住んで、単身赴任もして、モンスターペアレントもあって、
    だけどなんか爽やかなお話だった。

  • 大人になっあなきむし姫、アヤ。 大人しいブンちゃんとおてんばなチキ、優しい夫の哲也の4人家族。 しかし、哲也は1年間の単身赴任でアヤ は期間限定のシングルマザーになった。 そこにガキ大将の幼馴染健ちゃんが帰ってきて、 アヤを引っ掻き回したり、支えたり、励ましたり。 1年を通して成長していくアヤとその周りを描いたホームコメディ。
    1つ1つの話が軽くて読みやすい。 ただ、(男の自分からすると)アヤに対する共感度は低く、あーなんでそうするかなー?と思ったり、都合いいなーとも思ったり。 ただ、新任の先生が保護者から批判を受け、追い込まれるのは共感できた。

  • アヤの泣くポイントが理解できない。悲しい、心が痛い、嬉しい、感動して私はしょっちゅう泣くけど、アヤは人を困らせるために泣いてる気がする。

    アヤよりもモンスター(名前忘れた)のほうがキャラが濃い。。

  • 面白かったです。
    欲を言えば、もう少し此処の家族の話しを詳しく書いて欲しいと思いました。

  • 感動は少ないが、ある家族の成長が書かれていて、ホンワカストーリーになっている。

  • 最後も想像通りのきれいな終わりで、
    全体的に物足りなさを感じる。
    もっと内容に広さや深さがあった方が好み。

    ただ、最後の方の健の子育て論は、
    大いに賛成できる。


  • 二児の母なのに泣き虫な三十三歳のアヤの、いつも守ってくれていた夫が単身赴任となったことではじまる、小学生になるアヤ似の文太と、親分肌な幼稚園児の千秋と、キツくて息子自慢も多いけれど悪気はないママ友や幼馴染み父娘との日々が色々ありつつも和やかでほっとする。アヤや文太の自然体な成長が逞しくて良かった。

著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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