村上海賊の娘(一) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349787

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい。
    こういう歴史小説すきです。
    物語の展開が早いので、どんどん読みたくなる感じ。
    児玉就英が結構すき。

  • これまた職場の先輩にお借りした本。

    絶対に自分では購入しない分野だと思ったが、これだけ話題になっていることもあって読んでみることにした。

    思った通りの歴史もので、自分は全く歴史がダメな為、
    有名どころ以外の名前を1から覚えることになる。。。
    もうこれだけで結構拷問。

    ただ、歴史が嫌いな私にも主人公である景の振る舞いは実に爽快だと感じる。
    何といか、裏が無く、とても分かり易い。そして豪快。

    この彼女、今後どうなるのか・・・。
    うーん、歴史嫌いだけど先は気になる。。。
    やっぱり二巻も読むかぁ!

  • 購入して読み。
    買って読むか、借りて読むか、ずーっと迷ってた。ボリュームのある本だし、だけどじっくり読みたいし。
    迷った末に古本で購入。

    ・村上海賊と言えば、ゲーム「太閤立志伝」の海賊プレイ。
    来島とか、村上とか、九鬼嘉隆の鉄甲船とか、いろいろその辺を思い出す。

    ・大坂の描写を読んで、ああ、あのへんもこの辺も海だったんだな、と思う。天王寺のあたりの崖から先は海だったんだなー。

    ・村上武吉の「俺は男親ぞ。娘を甘やかす以外何ができる」はいいな、と思った。そうか、男親は娘にはそうなのか。うちの夫もそうだもんな、などと思ったり。太閤立志伝のビジュアルが思いだされる。

    ・武吉「元吉、生真面目は戦だけにせえ。家臣には平素は、緩やかに当たるが当主の心得ぞ」

    ・ラストで景が太田兵馬を討ち取ってしまってしまって唖然。

    ・景のビジュアル、どんな感じなのかなー。なんとなくラテンアメリカ系の姿を想像している。ナヤ・リヴェラとか。ペネロペ・クルスとかなんかそんな感じ。

    ・悍婦(かんぷ)とは…気の荒い女

  • 村上海賊の姫が戦国の歴史の中で自分の生き方を貫いている。男と互角に戦おうとする現代にもこんな女は中々居ない。醜女と言われるのは当時の日本の一般的な美女の基準に有ってないだけのようだ。泉州侍の気質はどこかに残っているのかな、面白そうなので会ってみたい。

  • いつの時代も逞しい女性はいるんですね。

  • 冒頭から景姫が登場するまで、当時の背景等を説明するためにあの長さが必要だったのかもしれないけど、長かったー。でも、姫様が登場してからは一気でした。醜女だなんて失礼な、景姫は現代に生まれていたらモデル体型の美女です(泉州の海賊は見る目があるね)。少し単細胞だけど、豪快な肉食系女子な姫様から目が離せませんので、このまま二巻へ突入します。

  • 文庫では全4巻のうち、まだ1巻
    面白いのだけど、この頃すぐに眠くなり、
    また、時代背景はわかるけど、
    登場人物の名前がなかなか覚えられなく
    なかなか読み進められなかった
    でも、景という娘の性格が少しずつわかると
    どんどん面白くなってきたので、これからが楽しみ

  • 文庫になるのを待っていた作品。
    面白くなる感じはでてるが、まだストーリーが序盤の為、本番はこれからでしょう。
    次巻以降にきたい。

    仕方ないけど、文章が少し読みづらいのが気になる。

  • 本屋大賞を受賞した作品で前から読みたかった作品。
    登場人物の個性が際立っていて、読むにつれひきこまれていく内容。
    今後の展開も楽しみ。

  • 初の和田竜作品。思ってた以上に漫画チック。いくら命の価値が低い時代とは言え、戦を好んで人を斬りまくり、粗暴なだけのヒロインには不快感しか覚えないが…次巻に期待。

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