村上海賊の娘(二) (新潮文庫)

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著者 : 和田竜
  • 新潮社 (2016年6月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349794

村上海賊の娘(二) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 第2巻は、織田方軍勢と一向宗門徒たちとの攻防がメイン。我らが主人公景姫の活躍の場はあまりなく、彼らの戦いを見守るばかり。第3巻に期待しよう。

  • 第3章から合戦が始まり読むスピードがアップ。泉州海賊、眞鍋七五三兵衛たち織田軍の豪快な攻撃、極楽浄土を信じ、死を恐れない農民門徒たちに雑賀衆を加えた大阪本願寺との合戦が圧巻。

  • ・泉州には「半国の触頭(ふれがしら)」(p36)。
    「沼間(ぬま)家」「松浦(まつら)家」プラス躍進してきた眞鍋家。
    このへんの泉州侍の方言丸出しのガンの飛ばし合いみたいな描写が笑える。もう。その辺の大阪のおっさんやないか。

    ・景モテモテである。でももとが喪女だから、行動が怪しい

    ・武将自ら料理をするのはさほど珍しいことではない(p84)、とか、この時代の貞操観念とかの話が面白い。

    ・初登場時から好きだったけど、眞鍋家の七五三野兵衛(しめのひょうえ)が素敵すぎる。料理もそうだし、大阪のおっちゃんといった行動、人柄もそうだし、何といっても「わしは心肝をとりにきたさかい」(p117)「男がほんまに望んだら、絶対諦めたらあかん」「叶わんまま死ぬだけじょ。せやけど踏ん張った自分(わが)ちゅうもんだけは残る。へこたれたらあかん」(p118)とかね、もう素敵すぎる。

    ・七五三野兵衛のルックスが「ヴィンランド・サガ」のトルケルで固定されてしまった

  • ずっと読みたいと思っていて
    文庫になるのを待っていた本だったのだけど
    どうも、内容が自分の中に入っていかない
    何だかんなぁと思いながらも読み進めるも、進まない
    で、とうとう2巻で挫折です
    ん〜、本屋大賞よ

  • 大坂へ上陸し、泉州の海賊にちやほやされるという当初の目的を果たした景ですが、後半では影が薄く七五三兵衛が主役みたいな扱いでした。本願寺の門徒側、織田軍側、どちらの登場人物にも思い入れが出てきただけに、合戦の場面が辛い……。指揮官が馬鹿だと従う兵士が気の毒だというのはいつの時代の戦も変わらないですね。いよいよ信長登場、源爺と留吉の行方も気になるので、続けて3巻目に行きます。

  • 2017.11.5

  • 2016/9/14

  • 織田信長軍と一向宗の木津砦の戦いが話の中心。戦を見に大坂までくる景。戦の描写が事細やかに描かれていて、戦国時代の戦の情景が目に浮かぶよう。加えて、一向宗の教義を盾にして信長軍に立ち向かう姿は非常に不気味だなとも思う。信長が本願寺討伐に躍起になった理由も文章を読んで理解できた気もする。そんな歴史的背景の中で景はまだ蚊帳の外。活躍をする気配もなく、どうなんだろうと読んでいて疑問。合戦の様子は読んでいて興味をひかれるので、その部分に重きを置いて3巻目以降も読んでいきたいと思う。

  • 合戦、戦場が舞台となっている本巻。
    時折、解説が入りながらもスピード感がある展開に一気読みしてしまった。
    それにしても、戦場における将の重要さには改めて考えさせられる。その時々での状況判断、発言も含めた導き方には「リーダーとは」というものを考えざるを得なかった。
    それにしても景の物分かりの悪さには、少し苛立ちを覚えた。まだ自分が何者であって、立ち会っているところがどのような場所なのか、落ちていないように見える。自分の正義をもち、それを貫くのは並大抵のことではないが、それは立場による。
    曲がりなりにも姫という立場であって、慕う家臣がいるのであれば、己の判断は周囲の人達も巻き込むものだと考えが至らないのか。
    それを分かっているのであれば、尚更、餓鬼という印象だ。
    そんなことを書くと、かくも俳味のない大人になったなと自分を省みたくなる。
    次っ!

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村上海賊の娘(二) (新潮文庫)の作品紹介

天下統一に乗り出した織田信長が、大坂本願寺を攻め立てていた天正四年。一向宗の門徒たちは籠城を余儀なくされていた。海路からの支援を乞われた毛利家は、村上海賊に頼ろうとする。織田方では、泉州淡輪の海賊、眞鍋家の若き当主、七五三兵衛が初の軍議に臨む。武辺者揃いの泉州侍たち。大地を揺るがす「南無阿弥陀仏」の大合唱。難波海で、景が見たものは――。激突の第二巻。

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