村上海賊の娘(四) (新潮文庫)

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著者 : 和田竜
  • 新潮社 (2016年7月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101349817

村上海賊の娘(四) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • テンポよく話は進み、木津川合戦に至る。白熱した海上での戦いがクライマックスを迎え、そして終章となる。解説から、作者の史料への執着を知った。2017.4.19

  • うりゃぁぁぁ!合戦じゃー!!全員の武勇も見事に描き切ってて…いやぁ、興奮した!本の表紙から私の指紋くっきりとれるんちゃうかってくらいアドレナリン出た。ただあまりに人が死に過ぎて読み疲れた。でも勝ったよかっただけじゃないのがリアルで心に残った。和田さん脚本もやってらっしゃる?なるほどな劇的展開。でもちょっと泉州侍を盛り過ぎじゃない?(笑)流石にそれはぁ…と思う場面もありつつも見事完結!はふぅぅぅ、、、(深いため息)

  • う〜ん、おもろい!
    噂に違わぬ傑作でした。途中から読む手が止められない美味しさ!
    和田竜はのぼうや忍びの国など歴史に埋もれそうな物語を いい意味での漫画的手法で盛り上げるのが上手い!
    やっぱちょっと嘘くささは拭えないから?随所に史実を挿入(ちょっとしつこかったかも 笑)して全体のバランスとってるのがまたあざとくて好感が持てます。
    ちなみに僕自身はれっきとした「泉州・高石市」産まれ。
    せやから、おもろいかおもろないかが 唯一の価値観なんやなぁと再認識 (⌒-⌒; )

  • うう。。
    戦闘のシーンがおぞましい。
    でもこんなにに血みどろでも、1500人くらいの死。
    それでこの死闘。

    何かのガンダムでも言っていたけど、モビルドールみたいに殺す相手が見えないような戦いはしちゃいけない、と心底思った。

    なんにせよ、気分が重い終わりだなー。

  • 村上海賊の娘 読了
    俳味への憧れを抱きつつ、まぁこの結末は泣きますよね。前半は冗長としてますが、後半に行くほど引き込まれます。

    #book #読了 #歴史小説 #俳味

  • 当時の醜女、現在の美女である瀬戸内海の海賊の娘が主人公。腕っぷしが強く、身のこなしは軽く、カリスマ性もある娘が本当の戦というものを目の当たりにし、自分の考えの甘さにひどく落ち込むが最後には自分の信念を貫き、それに皆同調して大円団、という感じ。
    戦の話がメインなので人がすごく死ぬ。そしてこの作家の特長なのか、登場人物がくどい。途中では主役が泉州の海賊に乗っ取られている。なので文字だけなのにけっこううるさい。
    しかし、事実を非常によく調べていて、それにフィクションを重ねているのはとてもすごい。

  • 本屋大賞2014年1位。この作者ののぼうの城がとても面白かったし、この本は本屋大賞1位だし、めっちゃ期待しただけにちょっと残念。1巻の途中位までは、これまた大好きな傑作、町田康の告白を彷彿させるような、南河内テイストの突き抜け感満載で名作の予感がしたんだけど、海戦の場面で一気にリズムが悪くなって退屈になった。泉州海賊のおちゃらけたところや、史実に忠実なところも最初はすごく良かったけどとにかくくどくて冗長。飯嶋和一の歴史小説のしようなしんどさ。この人の文章はユーモアあるし感動させるし技術高いのだから、もう少し説明を押さえてリズム重視でやって欲しかった。あと、やっぱり、前提となる知識がないと海戦シーンの絵が浮かばなくってつらい。関船とか安宅の甲板の高さなんか知らんし。少しの間なら勢いだけ感じれば良いんだけど、同じような描写が延々繰り返されるので、とうなってるかサッパリ理解できないのを読み続けるのはとても苦痛。子供の本みたいに挿絵が欲しかった。あと、なんしか長すぎました。

  • 2017/03/13

    3巻から怒涛の面白さが押し寄せてくる。
    戦いものは勢いがあるうちに読んでしまいたいので
    3巻から続けて読了。
    1巻読んだときは出典ばっかりで
    悪い意味でこれどないなんの…と悪いましたが
    最後面白くなってよかった。

    七五三兵衛の口調がうつってしょんない

  • たった一度の海戦がこんなにも長く緻密に書かれていて、そして面白い。それぞれのキャラが立ち、生き生きと脳内を駆け巡る。
    全体を通して、景が嫁ぐことを決意するまでのシーンが最も印象的で、そこからこの物語に一層のめり込んだ。

  • 舟を飛び回る海賊たちに振り回されるような読み心地だった。勢いがつきすぎて細かいところは飛ばし読み。景やしめについていくので精一杯、みたいな。
    不死鳥のように何度も危機を乗り越え対峙する2人、繰り返されすぎて4巻にもなるとやや飽きてきた海賊たちの斬り合い弓の放ちあいを背景に、この2人だけが別次元にいるかのようだった。
    大男ぶりがこれでもかと強調されているしめを、景が討取るというのは非現実的だけど、でも頑張って欲しい、と手に汗握る思いで・・・そう、次郎のように・・・戦いの行く末を見守った。

    そうまで肩入れしたくなったのは、やはり戦乱の世の常識に染まっていない人間らしさを景に見たからだろう。
    史料には女、とだけあったということでびっくりした。名前をつけ、史実の中でここまで自由に飛び回る人間を生み出したとは・・・いやはやー。解説者もすごさを語っているがほんと、感服する。
    戦の細かい描写はなかなか頭に入ってこなかったとはいえ、各人の性格が豊かに描き出されていたこともあってとても面白く読めた。

  • 難波海での睨み合いが終わる時、夜陰に浮かび上がったわずか五十艘の船団。能島村上の姫、景の初陣である。ここに木津川合戦の幕が切って落とされた!煌めく白刃、上がる血飛沫。炸裂する村上海賊の秘術、焙烙玉。眞鍋家の船はたちまち炎に包まれる。門徒、海賊衆、泉州侍、そして景の運命は―。乱世を思うさまに生きる者たちの合戦描写が、読者の圧倒的な支持を得た完結編。

  • これほど痛快な小説は久々。
    景の潔い心持が全編に貫く。史実は知っていても、どう転ぶかわからない戦闘に、力が入る。
    印象的なシーンは映像で見たいが、残酷な描写もあるので、実現するかどうか。

  • 戦国時代に瀬戸内海で力があった村上水軍の話。最終巻では、村上水軍主体の毛利軍と信長側の泉州侍との壮絶な船戦が生き生きと描かれている。ダイ・ハードのような、どんでん返しに次ぐどんでん返しで、飽きることなく読み進んだ。口の減らない大阪武士の振る舞いを想像するのも楽しい。

  • 購入して読み。

    この巻は一気に読んでしまった。
    七五三兵衛との激闘、たくましく成長した景親、吉充や吉継も大活躍。なにより景。強くしぶとく意地をかけて戦う姿がもうかっこいいのだ。
    面白かったー。

  • おもしろかったー
    ドキドキしながら最後まで一気に読んだ。
    景は強くて優しくて、魅力的な人だなと思う。
    でも私は景親がすき。かっこよかった!

  • 知り合いに村上海賊の末裔がおり、折角なんで村上海賊に纏わる何か面白い小説はないのかと思っていたらコレ。しかも本屋大賞受賞作。納得。
    まだ2月ですが今年1番の小説。面白い、いやあ面白い。戦闘描写は残酷でまるで映像が浮かんでくるようで困る、よって映画化希望、もっとグロいやつお願いします。
    主人公の女海賊『景』はもちろんですが私的には弟の景親がいい。なぜか、それは読んで下さい。損はしませんから。知らんけど。
    実在する登場人物だけにその後の人生を読んでグッときた。良かった良かった。これだから歴史小説はやめられませんね。

  • 久しぶりに一気に読めた小説。真鍋七五三兵衛、雑賀孫一など脇役の姿が鮮明で「そんなあほな」と思いながらひきこまれてしまう。少年のころの冒険小説のように「面白い、面白い」と読める歴史小説として出色のできだと思う。読み終わって大蔵谷城、岩屋、能島に行ってみようと思う余得も残った。

  • 本屋大賞作品

    本屋大賞作品らしく
    映像が浮かんでくるような
    ワクワクするような作品

    織田信長と大阪本願寺の合戦の話

    しょっちゅう歴史書からの引用を挟むのが
    はじめ少し引っかかったが
    それがこの著者のこだわりなんだろうなと思い
    1巻読み終わった頃には慣れてくる

    そこから2巻でアクションシーンになり
    3巻で最後に向けての話があり
    4巻で最後の盛り上げ

    面白いし苦労して作りあげられた大作だな
    とは思うがやはり少し冗長に感じた
    それが史実にも忠実な
    作者のこだわりなのだろうけど
    もう少しコンパクトにまとめてあってもいいかな
    と感じたので
    オススメ度は3,4巻あたりから3

  • 面白かった!

    主人公の景(きょう)の魅力に、どんどん惹き付けられていった。豪快で、まっすぐで、泉州侍が言うところの「阿呆」で…。突っ走って行くのかと思いきや、現実に打ちのめされて折れかけたりする姿も、人間味があって、すてきだっだ。

    四国の村上海賊のたちと、大阪湾で戦いを繰り広げた泉州侍たち。大阪の地名もたくさんでてきて、現代の大阪と重ね合わせたりしながら読むのも楽しかった。住吉の辺とかが、海だったとは驚き。

    泉州侍たちも、豪快ですてきだった。なかでも七五三野兵衛の男っぷりは清々しかった。泉州の人たちは、なんとなく恐いイメージだったけど、口は荒いが「面白い(おもしゃい)」ことを好む気質なのだと思えば、愛嬌にも思えてくるから不思議。

    結構血だらけな場面も多かったけど、怖さはなかった。それは多分、現代とは違う当時の死生観が話の中て生きているからだろう。

  • 最後までスピード感あふれる展開が何より良かった。
    ぜひ、みなさんにもオススメしたい。
    また、ぜひ、映画化してほしい。
    のぼうの城以上に映画にしたら魅力的になりそう。

  • 『村上海賊の娘 四 』
    和田竜 著

    難波海における、村上海賊と眞鍋海賊の死闘に決着。
    織田方、毛利方、それぞれに仕える者達の生き様死に様が鮮明に。
    いよいよ、完結。

    史実に基づくなら本書、よりフィクションを楽しみたいなら、『秀吉と武吉』城山三郎著だな。

    #読了

  • 夢中になり過ぎて、降りるべき駅で降りるのを忘れてしまうほど、一気読み。
    新年早々良い一冊に出会えた。話はまさに泉州と村上海賊の木津川合戦に。景がしめと、宗勝が道夢斎となど、各々の大将同士の合戦を壮大に描いている。その描写の仕方や海賊ならではの戦法、武器、個性がまた面白い。
    軸を持って1つのことにこだわり続けること、諦めないことは戦においても有効かつ美しいと感じた。私も生麦の飯島だ!と胸を張れるような男になりたい。

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