- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101351834
感想・レビュー・書評
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爽やかで静かな話で、一気に読んでしまいました。主人公が悩んでいる所は自分を見ているようで面白かったです。僕は姫路でのラブホのくだりがお気に入りです。
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空色って……そーゆー事(笑)
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夏に読んでよかった。車で旅行したくなります。若いー!
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★★★☆☆
完璧なる青春の煌めき
【内容】
人生に一度だけの18歳の夏休み。受験勉強を放り出して、僕は旅に出る。兄貴の残した車に乗って、偽の免許証を携えて。川崎→唐津、七日間のドライブ。助手席に謎の女の子を乗せて、心にはもういない人との想い出を詰めて、僕は西へ向かう
【感想】
青春だなぁ青春。
ミニスカの可愛い子を乗っけて九州までドライブだなんて夢のようだな。(くっそ) -
『九つの、物語』が面白かったので購入した橋本紡さんの本。
自分の趣味には合わなかったかな。
また「お兄ちゃん」ものだったのは別に良いのだけれど、所々にでてくる彰二と杏子ちゃんの青春ぎみた絡みが読んでいて残念だった。そういう直接的な表現なく「青春」を描いてもらいたかった。
タイトルや装丁、人物設定や、場面設定、展開、ツールは嫌いではないけれど、どこか軽く、薄い感覚はぬぐいされなかった。よく言えば爽やかで軽快なのかもしれないが。高校生や大学生あたりには好感触なのかも。 -
物語の構成として素直さ、ありきたりさは否めないが、逆に言えば安心感を持って読むことができたかな。
全体的に雰囲気を楽しむ作品。面白いと思ってサクサク読めれる人は楽しいと思うし、自分はそんな感じだったかな。 -
18歳の受験生がひたすら車を運転し、ヒッチハイカーを乗せていく様を描く、一風変わった青春小説。
乗せるヒッチハイカーによって話が区切れる短編集のような印象。それらが全て伏線として有機的につながって・・・・・・いたら素晴らしかったのだけど
→今一歩。
一つ一つは面白いエピソードだが、どちらかというと個別の短編集、という印象が強い。 -
流れ星が消えないうちに、を昔読んで好きだったので読んだ。この人は人が死んじゃうものが好きだなあ、と思いながら読んだけど、読み進めるうちに少し違うことがわかった。この人の小説は実在のものがいい感じに出てくるのが好き。道に迷ってしまった時に、杏子ちゃんが言う「たいていの道はね、どこかに繋がってるんだから。それに、迷うことこそ、長距離ドライブの醍醐味じゃないの」ってセリフがいかす。
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18歳はやっぱり特別だ。人生最初の岐路。戻るなら18歳がいいな。それより前でも後でもなく。大人になったつもりな特別な齢。そんな18歳が詰まった作品。
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青春の一ページとして、ちょっと無茶してみましたって話。
橋本紡好きなひとは好きなんじゃないかな。
わたしはまあまあだから、まあまあ笑