- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101351834
感想・レビュー・書評
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青春時代、色んなものを失って、そして得ていくんだろうなぁ。失う物の大きさで得る物の大きさがその時は見えないが、きっと後から見ると自分にとってかけがえのないものを得てると思います。
もう、40近いロートルですが、
20年後の自分が今を思い出して、
あの頃青春してたなぁなんて
思えるような生き方をしていきたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんとも軽い読み口の青春小説。兄を失った弟が兄の残したアメ車で九州まで旅をするが、道中を共にする勝気な美女を皮切りに、その道すがら色々な人たちを乗せて走る。けれどもなかなか話が大味でいまいち乗り切れないし、昔のエピソードも何を言いたいのか分からない。
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中盤そこそこ面白く読めていただけに、終盤が残念だった。『半分の月~』を描いた人の描写とは思えなかった。
終盤に限らず、何故こんな言葉やモノが?と首を傾げる箇所が多々あった。登場人物の個性と解釈してもいいけど、書き手の激しい自己主張を下手に見せられてるような気分だった。
雰囲気な小説でこれをやられるともう何も残らない。 -
この作者の小説、いつもは好きなんだけどな・・・。
杏子の存在は、確かに彰二くんにとって大事かもしれないけど、出会いが都合よすぎる気がする。 -
図書館で借りて読みました。青春ロード小説、というところかな?
個人的にヒロインの女の子はどうなの?と思うところが多かったのであまり好きなタイプではありませんでした。でもああいう感じの振りまわす系かわい子ちゃん、好きな男性が多いんだなあと改めて実感しました。まあ外見が可愛くなくては許されないんでしょうが。嫌だ、と言っている人間にバンジーを強要するのがどうかと。しかも携帯とかを使った脅迫が笑えない、というか可愛いの度を越してる気がするんですが。
個人的に昔のオールドカーということで彼らがみた映画はアメリカングラフィティかと思ってました。違ったんですね。 -
盛り上がりどころがあまりなく、私的にはそんなに引き込まれることはありませんでした。でも終わり方はよくて最終的には読んでよかったです。ただ一度読めば十分な気がしちゃってちょっと残念。
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一人一人の描写をあまり掘り下げずに話が進んでいるからか、杏子ちゃんがはひたすら自分勝手でわがままに感じられたし、さらには主人公彰二もぼんやりとしたヘタレイメージしか掴めなかったから、彼女がなぜ彰二を好きになったかがわからなかった。たくさん出てきた登場人物の誰にも魅力を感じなかったなあ。
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毒にも薬にもならないかんじ。こういうの読むと気楽に楽しめるけど、そして、そういう時間もほしいのだけど、なんか年とっちゃったなあと思う。
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爽やかさと時々混ざる古めかしさが良かった。それってどうなのよ……と思った部分もいくつかあったが、まあまあ面白かった。軽く読書する分にはちょうど。