まんだら人生論〈下〉 (新潮文庫)

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著者 : ひろさちや
  • 新潮社 (1995年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101352138

まんだら人生論〈下〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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    笑顔を忘れるようになったら、忙しさの限界である。37
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    いつも判断の基準が隣なのだ。

    親たちは、稲のかわりに子どもの成績のくらべっこをしているらしい。41
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    競争社会においていちばん利益をうけるのは、じつは競争の勝者ではない。競争社会においては、競争の勝者も敗者も、ともに傷つく。いちばん得をするのは、競争をさせている人間である。85
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    じつをいえば、われわれに宗教心があれば明日のことを思い悩まないでいられるのではない。そうではなくて、明日のことを思い悩まない人間だけが宗教心を持てるのだ。141
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    「三等車だと座席の下に捨て、一等車だとポケットに入れるのか。なんてなさけないやつだ」187
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    奈良県の吉野山の蔵王堂で行われている、「福は内、鬼も内」になる。ここでは、積極的に鬼を呼び集めて、お経の力でもって鬼を改心させるのだそうだ。鬼を追い払ってしまえば、なるほど自分のところだけはよくなるが、鬼は他人のところに行く。219
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    「目の見えないわたしに、提灯がいるわけがない。悪い冗談はよしてくれ!」
    「でも、あなたにはいらなくても、先方がぶつかってくると危ない。だから、持って行きなさい」222
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    神さまにご利益を願う人は、ここのところをしっかりと覚えておいてほしい。いわれのないご利益を授けてくださる神さまは、またいわれのない不幸をも授ける神さまなのである。275
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