いとみち (新潮文庫)

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著者 : 越谷オサム
  • 新潮社 (2013年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101353623

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いとみち (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 相馬いと。青森の高校に通う16歳。人見知りを直すため、思い切ってはじめたアルバイトは、なんとメイドカフェ。津軽訛りのせいで挨拶も上手に言えず、ドジばかりのいとだったが、シングルマザーの幸子やお調子者の智美ら先輩に鍛えられ、少しずつ前進していく。なのに!メイドカフェに閉店の危機が~~~。初々しさ炸裂、誰もが応援したくなる最高にキュートなヒロインの登場です。

  • 以前、強烈な津軽弁が目に入った瞬間にそっと本を閉じてそれ以降、ずっと放置をしていた。三の糸が出たので順番に読む事にしたがやはり、訛りというか方言がきつい。しかし、健気でマジメな性格のいとの姿を見ていると可愛い。方言を話すメイド喫茶のメイドさんって良いなと思う。方言という日本語の文化を絶やしたくないとすら考えてしまう。私自身も方言がかなり出るのでいとの気持ちもわかる。会話で標準語を話すというのは難しい。

  • 青森弁がいい!

    へば!

  • あずまきよひこさんか、高橋しんさんが漫画化したらハマリそーな作品☆(^o^)/

  • メイド服が着てみたかったことと人見知りを治したいこと。
    それがきっかけで青森市のメイドカフェでバイトすることにした
    高校一年生の相馬いとが主人公。

    いとは、人見知り以外にもドジで泣き虫で、
    さらには極度の津軽弁という短所・コンプレックスが。
    おかげで、「おかえりなさいませ、ご主人様」も上手く言えない。
    唯一長所があるとすれば、三味線の腕前なんだけど、それも以前に
    賞を獲った時の自分の演奏時の表情と姿勢に幻滅しておざなりに。

    そんな彼女がしっかり者の先輩やお調子者の先輩、
    意外と頼りになる店長に助けられ、
    すぐにでも辞めようとしていたバイトを頑張ろうとするのだが、
    突然メンドカフェに閉店の危機が訪れて・・・といったお話。


    バイトを絡めた青春成長の物語ですね。
    パターンも王道と言っていいでしょう。
    ただ、越谷オサムさんの物語は読んでいる者をほっこりさせてくれる。
    (『陽だまりの彼女』のように切なくさせるものもあるけれど)
    だから、好きだなー。安心して読めるよ。
    ちょっと元気出したい時に、誰かに励まされたい時に、
    前向きになりたい時にぜひぜひ読んでもらいたい一冊だな。
    そして、続編も発売されているようです。
    そっちも必ず読みますよ!

  • 面白かった。
    いとちゃんがとても良い子で、メイドカフェで働く人達もお客さんもみな良い。
    登場人物がみな良い人だと、たまにご都合主義の残念な物になってしまう場合もあるのだけれど、この本はイヤらしさがまるでなく素直に楽しく気持ちよく読めて笑ったり泣きそうになったりして、楽しく読めた。

  • ライトノベルは普段全く読まないけど、三味線かぁと思って本屋で手に取ったら、津軽が舞台じゃないですか。津軽出身者としては読まない手はないと思って即購入。
    東京出身の作家さんのようだけど、この忠実な津軽弁はいったい…!?そして、岩木山に対する気持ちやじょっぱり精神が、津軽人を代弁している。
    軽い気持ちで購入したけど、不覚にもかなり泣いてしまいました。良かった。津軽三味線やりたい。

  • 舞台が2度訪れたことのある青森市内ということもあり、街の様子が思い浮かぶ。いとや他の登場人物の津軽弁を読むと『壬生義士伝』の主人公・吉村の哀愁を帯びた温かい台詞を思い出す。本書のストーリーもいとの純朴さが際立って良い。メイドカフェで働く津軽弁の女の子が奏でる津軽三味線、続編も読みたいぞ!

  • いとみちシリーズの完結編である三の糸まで読んだ後で感想を書くのだけれど、一巻だけの時点では、あまり面白くなかった。

    半歩しか前進していないようなスローすぎる展開にちょっと退屈してしまう。越谷さんは2冊目なのだけれど、ラノベ派ではない私にはギリギリ読める範囲。だけど、このいとみちは、メイドカフェで津軽弁、三味線の天才的な腕前と少しわざとらしすぎて、好き嫌い分かれるかと思います。

    そして、なんといっても、不自然すぎるほどのきつい方言。もしかしてと見たら、やっぱり作者さん東京出身なんですね。東京出身の方は、たまに方言に憧れが強すぎる方がいますものね。

  • 初・越谷オサム。なかなか良かった。
    これまで、何度か手にはしたのですが、何と無く読むところまでは行かず。カタカナ名のためかな。
    解説にラノベにしては温順しく、一般にしては大袈裟などと書いてありますが、確かにそんな感じです。でも、今はもう主流になりつつあるかもしれません。
    お婆に育てられきつい津軽弁に悩む女子高生がメイド喫茶で奮闘する話。主人公は可愛いし、周りのキャラも良くて楽しめました。

  • 相馬いと。青森の高校に通う16歳。人見知りを直すため、思い切ってはじめたアルバイトは、なんとメイドカフェ。津軽訛りのせいで挨拶も上手に言えず、ドジばかりのいとだったが、シングルマザーの幸子やお調子者の智美ら先輩に鍛えられ、少しずつ前進していく。なのに!メイドカフェに閉店の危機が~。初々しさ炸裂、誰もが応援したくなる最高にキュートなヒロインの登場です。

  • ドジだけど一生懸命ないとがほんとにかわいい!
    出来ないことを1つずつ乗り越えていく姿や店の人、お客さん、家族、友達との絆にほろりとしたり。
    素敵な小説でした。

  • 津軽に住む女子高生の相馬いとが選んだバイト先は青森市内にあるメイドカフェ。彼女は祖母譲りのバリバリの津軽弁なので、「おかえりなさいませ。ご主人様」のあの決まり文句が言えず‥。
    津軽弁のメイド、と言う異色の設定で、カフェの同僚や客のオタク族も異彩を放ちコミカルにお話が展開します。彼女の祖母の方言は純粋な津軽弁とても翻訳できないので、話言葉が記号で記されているのもびっくりします。しかし、この祖母は津軽三味線の名手なのでした。この三味線がこの話に深く関係します。いとちゃんのファンが急増中とでもいうべき小説。この続きが気になります。

  • 相馬いと。
    青森の高校に通う16歳。
    人見知りを治すため、思い切って始めたアルバイトは、なんとメイドカフェ。
    津軽訛りのせいで挨拶も上手に言えず、ドジばかりのいとだったが、シングルマザーの幸子やお調子者の智美ら先輩に鍛えられ、少しずつ前進していく!
    なのに!メイドカフェに閉店の危機が、、、。
    初々しさ炸裂、だれもが応援したくなる最強にキュートなヒロインの登場です。

  • 津軽弁Groove 'n' Drive !

  • 越谷オサムのいとみちを読みました。

    相馬いとは小柄な高校一年生です。
    純粋で古典的な津軽弁の祖母ハツヱに育てられたことから、濃厚な津軽弁を話します。
    ハツヱの指導で津軽三味線を習っていて、ジュニア部門で審査員特別賞をもらったこともあります。

    いとは人見知りを克服するために青森駅近くのメイドカフェでアルバイトすることにします。
    しかし、「おかえりなさい、ご主人様」という言葉もちゃんと発音出来ず、「ごすズんさま」になってしまいます。
    また、革靴を履いたことがないのですぐに転んでしまう、あがり症ですぐに固まってしまう、メイドカフェ名物のオムライスにケチャップで描く絵もうまく描けない、何かあるとすぐに涙が出てしまう、ということでメイドカフェをアルバイトに選んだことを後悔するのでした。

    しかし、そんないとを気に入ってくれる客たちがいとを盛り上げてくれます。
    先輩メイドの指導や励ましもあり、いとはメイドカフェのアルバイトを続けていくのでした。
    最後には、いとがメイドカフェのお客様たちに津軽三味線の演奏を聴かせるイベントが開催されるのでした。

    そうそう、最後に出ていたハツヱ50音表にはウケました。

  • またもや越谷オサム。またもや面白かった。
    無理のない物語の中に、ほんわりと人間の優しさと強さが入っていて、気軽に読めて、読んだ後にホッとできる。楽しかった、可愛かった、いとちゃんの三味線、聞いてみたいねぇ(なんだか実在する人物のように思えてくるから不思議)。

  • 「陽だまりの彼女」から作者繋がりで購入。はじめは、いとちゃんの津軽訛りによる人見知りな性格に苦い思いをしながら読み始めた。津軽弁がコンプレックスで言葉につっかえるなら、津軽弁を標準語に直そうとせず、堂々と話せばいい。津軽弁を直したいのなら、テレビやラジオで標準語を学べばいい。できる環境にあるのにそれを行わないのは怠慢だ、なんて思っていた。読み進めていくうちに、いつの間にか津軽メイド喫茶が大事なものに感じられ、いとちゃんと一緒に泣きそうになっていた。智美の過去を知り、幸子の境遇を知り、みんなで旅行に行った頃から、愛しさみたいなものが溢れて堪らなくなった。うまく「お帰りなさいませ、ご主人様」が言えなくてもいい。緊張してドジばかりしてもいい。智美さんが、幸子さんが、店長が、常連のみんながいるこの場所を守りたい。

  • 軽快な青春小説 しりーずもたのしい

  •  青森に生まれ、祖母と父に育てられた引っ込み思案で方言の強い女子高生"いと"。親に内緒で、人見知りな弱点を克服すべくメイド喫茶でアルバイトを始める。標準語を使いこなせなかったりいろいろうまくいかないこともあるが、温かい人たちに囲まれながら成長してゆく、そんな物語。

     良くも悪くも同著者らしい安定感・安心感。今までより一回り広い世界に飛び込んだ時の不安が沸々と蘇ってくる。でも、そんな不安だらけの中での生活が今思えば一番充実していたのかも…?と、そんな気持ちになる話だった。
     主人公を見て、自分も頑張らなくちゃ、一番充実するのが「これから」になりますように。と思えるような小説。

  • とくに奇抜な設定も壮大な物語も見たことのないようなドラマも度肝を抜く展開もない、平凡な青春小説なんだけど、おもしろい。たぶんそれは著者の文章力や構成力が優れているからこそなせる技なのだろう。とにかく読みやすい。
    個人的にはいと=能年玲奈、智美=仲里依紗、幸子=竹内結子をイメージしながら読み進めた。『陽だまりの彼女』は興行収入も良かったから、そのうち映画化しそうなきがする。

  • 相馬いと、16歳。内気で人見知りな性格を直そうと、始めたアルバイト先はなんとメイドカフェ。真面目な店長、シングルマザーの幸子、お調子者で漫画家志望の智美、そして強烈な個性派のオーナーに囲まれて、成長する姿を描く青春小説。
    いとのキャラクターがなんともかわいい。智美曰く「萌え記号の詰め合わせ」。ラストシーンの彼女の単独三味線ライヴは応援せずにはいられない。

  • 内気な女の子いとがメイド喫茶でがんばるお話。
    分かりやすくて、優しい、気持ちのいい小説でした。

  • 越谷オサムの青春ストーリー。
    著者作品は、テイスト的にはあまり好みでないものの、だからこそたまには…と、つい手が出てしまう。
    明確なキャラクター小説であり、設定勝負ともいえる当作は、まさにその典型。
    抵抗はほぼなく、登場人物がウォーミング過ぎる点くらいか。
    読み易くわかり易い、時々読書する人に薦めるのにとてもよいエンタメ作品。
    続編も期待。
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相馬いと。青森の高校に通う十六歳。人見知りを直すため、思い切ってはじめたアルバイトは、なんとメイドカフェ。津軽訛りのせいで挨拶も上手に言えず、ドジばかりのいとだったが、シングルマザーの幸子やお調子者の智美ら先輩に鍛えられ、少しずつ前進していく。なのに! メイドカフェに閉店の危機が――。初々しさ炸裂、誰もが応援したくなる最高にキュートなヒロインの登場です。

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