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- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101354811
感想・レビュー・書評
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どんどんと周りの人から忘れられ
フェードアウトしていく女の子と
記憶に留めようと必死になるぼく。
映像に残っても存在してた事が
誰かの記憶に残らなければ最初からいなかったことと
同じになってしまう怖さと切なさ。
ただでさえ物忘れが激しいわたしも
もしかしたらものすごく大切なだったことを
忘れて普通に生活してるんじゃないか
って思うと複雑な気持ちになる。
大好きだった顔も声も仕草も
その時は絶対に忘れないって思っても
時間がたってしまえば
人の記憶がいかに脆弱かがわかっちゃうね。
人ひとりが消えていっても世の中は
なんてこともなしに動いていて。
それでも彼女が存在したことで
エピローグで書かれていた2年後のぼくに
小さな影響を与えてたりして。
内容はおもしろかったけど
恋愛小説としてはあんまり共感できなかった
・・・けどおもしろかったよ笑
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<font color="blue">だから、まだ<消え>ないうちに、ほんとのことを言います。 </font>
うーん・・パラレルすぎて飽きてくるし、半分も読まないうちに流れが読めてしまうのが残念。