忘れないと誓ったぼくがいた (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.40
  • (21)
  • (38)
  • (58)
  • (20)
  • (2)
本棚登録 : 462
感想 : 62
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101354811

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ストーリーは面白いのに、なかなか読み進められませんでした。そんなに文量はないので、著者さんの作品は初めてだったので、読み慣れていなかったからかなぁと思います。

    中盤から終盤が、同じような話の繰り返しのように感じられました。もう少し決定的なシーンとか台詞があって、2人の結びつきが感じられればよかったかな、と。

    違う表現で、このストーリーをもう一度読んでみたい


  • 思ってたよりもファンタジー要素が強かった。それにしては他の設定が普通で、なんだかちぐはぐな感じが…。
    いまひとつのめり込めなかった。

  • だから、まだ<消え>ないうちに、ほんとのことを言います。


    うーん・・パラレルすぎて飽きてくるし、半分も読まないうちに流れが読めてしまうのが残念。

  • 泣ける小説に分類される本だと思う。恋愛小説は苦手だけど、たまには挑戦してみようと思い手に取ったが、やっぱり苦手だった。この小説が悪いんじゃない。

  • 結局最後の最後まで、謎がないがしろにされてしまった印象。読みながらも、いつこの不思議な現象の説明がなされるのかと考えながら読んでいたのでかなり不満。これならむしろ、不治の病に犯された闘病もののほうがよっぽどいい。最後のほうなんかはまさにその恋人を失う主人公の哀切の展開。記憶を失っていく過程もかなり中途半端なため常に?を描きながら読まざる負えなかった。オーソドックスなお涙恋愛話に独創を加えたのはよかったけれども、もうひとつ成功していなかったような気がする。

  • <font color="blue">だから、まだ<消え>ないうちに、ほんとのことを言います。 </font>


    うーん・・パラレルすぎて飽きてくるし、半分も読まないうちに流れが読めてしまうのが残念。

著者プロフィール

平山瑞穂(ひらやま・みずほ)
小説家。1968年、東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。2004年に『ラス・マンチャス通信』(角川文庫)が第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。著作には、『忘れないと誓ったぼくがいた』(新潮文庫)、『あの日の僕らにさよなら』(新潮文庫)、『シュガーな俺』(世界文化社)、『プロトコル』(実業之日本社文庫)、『マザー』(小学館文庫)、『四月、不浄の塔の下で二人は』(中央公論新社)、『午前四時の殺意』(幻冬舎文庫)、『ドクダミと桜』(新潮文庫)、『さもなくば黙れ』(論創社)など多数。評論に『愛ゆえの反ハルキスト宣言』(皓星社)、エッセイに『エンタメ小説家の失敗学』(光文社新書)など。

「2023年 『近くて遠いままの国 極私的日韓関係史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平山瑞穂の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×