あの日の僕らにさよなら (新潮文庫)

  • 1120人登録
  • 2.97評価
    • (23)
    • (77)
    • (170)
    • (85)
    • (25)
  • 128レビュー
著者 : 平山瑞穂
  • 新潮社 (2012年12月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101354835

あの日の僕らにさよなら (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • “昔の恋人に電話したくなる本No.1”


    との謳い文句に一目惚れして即購入。
    希望のある終わり方で安心。

    確かに昔の恋人が気になる話でした。
    電話はしてないけど。ラインはしてしまった。
    そんな一冊です。

  • 「昔の恋人に電話したくなる本№1」私もこの本の帯コピーに引き寄せられた一人(^_^;)
    じゃあ本を読んでどう思ったかというと、ちょっと違うんじゃないかな?という感じ。

    常軌を逸しているとも言える、やや歪んだ馴染みにくい設定もあって、桜川衛や都筑祥子の気持ちに寄り添うことは出来なかったけれど、二人が11年の時を経て再会し、それぞれが見失っていた自分の原点に立ち返る 結末は良かった。

    ~やり直しなんか、きかない。自分がつけてきた足跡を、消すことなんかできない。そのときどきに自分が取った選択すべてが重なり合って、今の場所に自分を立たせている。だから、そこからあらためて足を踏み出すよりほかにない。~

    ~どっちの道を取るのが良かったのかなんて、たぶん永遠にわからない。だから、私はこの道を歩き続けるしかない。~

    その通り!これには共感。
    あらためて「あの日の僕らにさよなら」というタイトルが、強い意志をもつことばとして、心に響いた。

  • 最初は短編かと思いきや、全てがつながってきて交差してまた分かれていく物語。
    高校の時に惹かれ合って一夜を共にしそうになった二人、その時に逃げずに一夜を共にしていたら・・・。
    誰にでもあるIfの物語。自分の選択を思い出すと、選ばなかった方に夢の妄想を抱いてしまいがちだけど、そんなことは今さらどうにもならないわけで、それであれば、今後の選択を間違えないように真剣に生きていく前向き姿勢を大切にしたいと思いました。エールを送られている気分になりました。

  • あの頃の自分に、さよならしたい気持ちがあって、さよならしつつある。。した。。と思っていても、本質は変わっていなかったり。

    それを認めて、前に踏み出す事が、「さよなら」に値するとも言えたり。人生はさよならの輪廻になってしまうのかなぁ・・・なんて思ってしまう。 主人公の変貌ぶりに気を惹かれ、軽快に面白く読めました。

  • 書店で取り上げらていたので、購入してみた。
    生きていると、節々に選択肢があって、その時どう行動するかで、人生は変わっていくと思う。過去の自分の行動に後悔したり、違うようにしていればどうなったのかと考えることもあるが、過去に戻ることはできないし、今、どうやって動いていくか考えていかなければと改めて思わされた。"本当の最後の瞬間に後悔しなければいいんだって思ってます。"という登場人物の台詞に、そうだよなと勇気のようなものをもらった。

  • 2017.8.21読了 102冊目

  • 人生をもう一度やり直せるなら,どこからやり直すだろうか。

    高校3年生のあの日,あの決定的な日から二人の道は離れていった。あれから11年,再会する二人の結論は。

    桜川衛,都築祥子。どちらも言ってみれば「バカ」である。でも,人間関係は間違いながら,愚かに振舞いながら,進んだり後退したりしていくものであって,それはどんな人でも身に覚えがあるだろう。後から,あの時あのようにしていたら,と思っても,それは当時の自分にはできない。それならば,どこかを目指して,何かを求めて,歩いて行くしかないのである。

    登場人物は,様々な点でダメな男だったり,ダメな女だったり,ダメな人の見本市みたいになっている。聖人君子なんていない,そこがまたこの小説の愛おしさかもしれない。

  • わたしはあまり「昔の恋人に電話したく」ならなかったかな。
    まあそれぞれ。

  • 青春小説。「昔の恋人に電話したくなる」という惹句で売られていたようだが、まあその通り昔の恋を巡る話。と言っても主人公二人は恋人同士だったわけではないのだが。
    高校時代の話については、主人公の男女のほろ苦いすれ違いに、胸の痛みは分かるがそういうことはままあるよなとどちらの気持ちにも共感しながら読み進められた。しかし二部の祥子の生活の部分が色々辛かった。何というか悪い意味で「男性の書く女性」だなと思ってしまったのもある。
    結末はまあ落ち着くべきところに落ち着いたなという印象。ただ、伏線がいくつか回収されないままな点に不満が残った。意図的に残したものというわけではなさそうだし。

  • 純粋に言えば、若い頃の苦い経験を克服して成長を遂げた話と言えるけど、せっかくの祥子の変な恋愛話が、いらなかった内容に思えてしまったのが勿体無かった。

全128件中 1 - 10件を表示

平山瑞穂の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
湊 かなえ
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

あの日の僕らにさよなら (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

あの日の僕らにさよなら (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

あの日の僕らにさよなら (新潮文庫)の作品紹介

桜川衛と都築祥子。共に17歳。互いに好意を抱きつつも、一歩踏み出せずにいた。ある夜、家族不在の桜川家を訪ねた祥子は偶然、衛の日記を目にする。綴られる愛情の重さにたじろいだ祥子。何も告げず逃げ帰り、その後一方的に衛を避け続け二人の関係は自然消滅に…。あれから11年。再会を果たした二人が出した答えとは-。

あの日の僕らにさよなら (新潮文庫)はこんな本です

あの日の僕らにさよなら (新潮文庫)のKindle版

ツイートする