絶頂美術館―名画に隠されたエロス (新潮文庫)

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著者 : 西岡文彦
  • 新潮社 (2011年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101355412

絶頂美術館―名画に隠されたエロス (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 『恋愛偏愛美術館』から遡って読んだ。美術系のウンチク本をあまり読んだことがないので比較の対象を持ち合わせていないが、この人の論評は好きだ。信頼できる評者であるという印象をますます強くした。しかしこの本は電車の中で読むのには適さない。あまりにも多くの裸婦像が収録されており、その裸婦の多くは本書タイトルどおりの様相を呈しているからだ(笑)

  • 裸婦はなぜ描かれたのか、という問いに答えた本。



    答えは「男は女の裸が見たいから」ということになるのだが、美術の素人の俺が相槌を打つと「やっぱりそうなんか」となる。裸婦の絵は芸術性云々よりその官能に引き寄せられる。俺は絵より裸婦像の尻を1時間ぐらいじーっと見てたことがある。あれはマジで触りたかった。



    ちなみに、裸婦の足の指を見ると官能の度合いが分かるらしい。ポーズだけ見るとリラックスしてそうなのに、足の指は妙に力が入っていたりすると、エクスタシー度が高いらしい。背景を知ってみると、本質にすんなりたどり着けていいな。

  • 太古から脳内Photoshopがあり、結局変わってないんだわ〜と納得した一冊

    美術と音楽と哲学と、文化は歴史の産物で、また文化は暇の産物

    学校で教わるゲージュツがいかに表層的か
    世の中知らないことがたくさんあるのですねぇ

  • 裸婦画の歴史として読んだけれど、裸婦画を軸とした美術史の正統派入門書という感じ。面白かった。ロセッティの項はラファエル前派展に行った後だったのでタイムリーだった。

  • エクスタシーをおぼえる人間の魅惑的な肢体、足指、ボディライン、くびれ、トルコ風呂、接吻、美少年ヌード他。

    指摘されて気づく。無意識のうちに、思考停止になってしまっていたことに。

  • 古代ギリシャ・ローマや宗教画は、ヌードを描くための口実!

  • (推薦者コメント)
    歴史的に有名な西洋絵画は、必ず高尚な芸術として語られる。しかし、数多く存在するヌードの絵画、ヌードの彫像は、本当に「高尚な芸術」であって決して「性的なものではない」、のだろうか?名画が伝えてきたエロスを考察する。

  • 凡庸な美術解説書をはるかに超えた,男の本心を揺さぶる軽妙な記述が最高です.そのヌード絵画の出現した時代背景を含めた論述は,楽しい歴史書を読んでいる感じです.

  • 12/06/30 ヌード彫刻・絵画を解説。絶妙!

  • ダヴィッドのバラについて知ることができたのが最大の収穫。

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絶頂美術館―名画に隠されたエロス (新潮文庫)の作品紹介

観るものの心をときめかせるエロティックな絵画。時を超え、文化を超えて人々を引き付けてやまない「性」の讃歌を湛えた名画の、細部に宿る謎を解き明かす。しどけなく横たわるヴィーナスの足指が反り返っているのはなぜか。実在の娼婦から型取りされた裸体彫刻の、ねじれたポーズの意味するところは?神話や時代背景を読み解き、読者を知的絶頂へと誘う、目からウロコの美術案内。

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