片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 634
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101355528

感想・レビュー・書評

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  • 新規開拓を狙う。

    こちらを「楽しませる」熱意は感じたが
    必然性がない。後付感がひどい。おそらく年末サヨナラ組

  • マイノリティという重いテーマを、敢えて軽いタッチで描く。訳知り顔で格好付けるならそうかも知れないけど、筆者特有の捻りを期待して読み進めた側からすると、ちょっと拍子抜けしてしまう。マーベル?と思ってしまうようなキャラ設定、ご都合主義の展開、登場人物の発する一つ一つの言葉...全てが、「ベタ」に感じてしまいます。
    何か「止ん事無い理由」があって、そうせざるを得なかったのかな?意外でしたね。

  • 掏摸、スワロウテイル、そしてこの小説を読んで、こういうタイプの小説は自分には合わないんだとよく分かった。勉強になった。

  • んー… 友達から薦められて読んだが、これはー… なんだか幼稚で浅くて退屈

  • P342

  • 初の道尾作品。

    皆に勧められて読んでみる。

    結果。???何が描きたかったの?
    どこが面白いのか自分には分かりませんでした。
    ご都合主義は良いとしてどこに読者の目をそらせて
    最終的に意識をどこに持って行きたかったのか
    全く分からず残念でした。

    期待値が高すぎたというのもありますかね。

    カラスの親指というのも勧められているので
    見てみようかとは思います。

  • つまらなかった
    知らない人を突然雇って信用しすぎだし
    アパートの住人はキャラ作りが安っぽいし・・・・・。

  • 道尾秀介の作品ということで期待しながら読んだものの、あまりピンとこない作品でした。いつもの路線とは少し違っていて、且つ、それが成功していないような。読みやすく、多くの伏線を散らばめて回収しながら進むものの、腑に落ちない部分も多々あり。高評価は出来ないかなといったところでした。

  • この人の本、初めて読みました。
    幼稚な印象。

    全然おもしろくない。楽しくもない。

  • ライトなタッチだが、物語のいたるところに伏線がちりばめられており、最後にはしっかりと回収して終わっている。ミスリードもあって、なんだそうだったのか!と思わされる場面が後半に多数出てくる。

    ただ、全体的にライトであることは変わりなく、終わったあとの印象も薄かった。また、作者に作られた感とでも言うべきか、それぞれのキャラクターが自分から動いてない感じがした。

著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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