月の恋人: ―Moon Lovers (新潮文庫)

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  • 新潮社
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本棚登録 : 995
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101355542

感想・レビュー・書評

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  • キムタクでドラマ化もした作品

    故郷を離れ見知らぬ土地で生き抜く姿に心打たれた
    また、日々の暮らしから一歩踏み出す事って良いも悪いも自分の人生が大きく変わるんだって思った
    幸せの感じ方もかわるんだなと思った

  • 月9としては好きだけど道尾作品としては物足りなさがある。
    あとがきにもあるように、制約があるからこその作品になっている。

  • 月9のようなラブストーリ!
    って思ってたら、本当に月9でドラマになってました。
    それも主演はキムタク(笑)

    お互い意識しあっている者同士が微妙にすれ違ったりするんだよなぁ
    とか
    それを回りの人が知ってか知らずか絡んできて、また、さらに微妙な関係になったりするんだよなぁ
    とか
    さらにさらに、小さな嘘がそれをこじらせたりするんだよなぁ
    とか
    人物設定がいかにもだよなぁ(主人公は金持ち社長)
    とか
    その主人公が窮地に立たされるパターンだよなぁ
    とか
    それを別の女性が格好良く救ってくれたりするんだよなぁ
    とか
    結局はシンデレラストーリで収まるところに収まるんだよなぁ
    とかとか

    べたべたな恋愛ドラマのストーリ展開でした。
    なんで、こんなドラマ仕立てなのかと思っていたら、あとがきにコメントがあって、そもそもドラマのためにストーリを起こしたとのこと。そして、連ドラと同時期に原作を刊行する企画だったとのこと。
    なるほどなぁ...

    なので、べたべたな恋愛シンデレラストーリがお好きな人にはお勧め。
    月9のドラマが好きな人にはお勧め

    月9のHPにドラマのストーリが残っていましたが、この原作とはちょっと展開が違うようでした。

    んま、どうでもいいけど。

  • 暫くまた読書から遠ざかっていたところ、久々に読んだ一冊。ドラマと並行した作品というのは後書きで知ったが、読んでいて凄く映像を感じる作品だった。ほんわりと温かなストーリーだったが、道尾作品としては少し物足りず、何か驚きの要素があるとなお良かった。

  • 道尾秀介さんの作品ではないかのような内容です。特に盛り上がるわけではなく、淡々と流れるラブストーリー。TVと同時並行ということでしたが、TVドラマとしては、ちょっとやきもきするような感じだったのかなと思います。

  • 道尾さんのラブストーリーを初めて読んだ
    よくありがちな、仕事を退職して海外に何かを求めて飛んだ弥生、そこで出会ったレゴリス社長の葉月、これもよく登場する美女 シュウメイ
    ハッピーな結末にめでたし、めでたし かな

  • さくさく読めるね。ドラマになっていたことは後で気づく。そういえばそんなのもあったか…。キムタクだったよね。何にも覚えてないわ。

  • サラリと読める一冊。
    道尾さんの中では珍しい恋愛小説だと思う。
    そして展開としてはシンデレラストーリーになるのかな。


    ピンチの状態からスルッと抜け出したり、もう少し突っ込んでほしいなぁと思ったりするところがあるのは、ドラマ化が想定さらていたからかなぁ。

    若干の物足りなさがありつつも、余韻も残った。おじいちゃんが話すことばが好き。
    そして線香花火がしたくなった。

  • 素直にいいと思う。人間の機微を感じられました。おらもメロン育てたい

  •  おもしろいラブストーリーだった。
    豪華なパーティー会場に惨めな思いをさせられた弥生が、言いたいことをきっちり言って出ていくところとか、相手がだれであれ自分の気持ちをきちんと伝えようとするところが好きだなあ。線香花火で思い出す。

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著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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